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   王子は、たまらなくなり腰をゆすっていた。

   桃色だった砲身も、赤みが強くなり、明らかに硬く立ち上がってきた。

   サンジが無意識に腰をせり上げるたび、ゾロの口へモノを深く押し入れるような形になる。

   「てめぇ、気持ち良いのかよ? 腰動かしやがって! 」

   「ああ? 」

   サンジの頭は朦朧としていたので、うまく返事はできなかった。

   「すげぇ〜汁がいっぱい出てきたぞ。すげぇ〜濃い」

   ゾロは先端から溢れてきたサンジの先走りを、チュルチュルと音を立てて吸い上げている。

   「やめろよ、やめろよ〜 」

   サンジは泣きそうな声をあげた。

   性交もした事は無かったが、このように口でされるのも初めてだったのだ。

    まだ、《 ゾロの王子への奉仕 》は始まったばかりだったが、すでにサンジのモノは

    爆発しそうに膨れ上がっていた。袋がせり上がってきたので、もうすぐ射精してしまう。

   「あ〜もう駄目だ。出る! 」

    サンジは腰を上下に動かしながら、金髪の頭を揺すってのけぞった。

   「いっぱい汁を飛ばせ! ほら、イってしまえ! 」

   ゾロが、サンジの腰の動きに合わせ、幹を上下に激しく摩った。

   汁が吹きあがる。

   ぴゅ、ぴゅっと、2度もサンジの腹へ飛び、他はタラタラと砲身を滴り落ち、サンジの

    金色の陰毛へ吹きかかった。

   「へ〜、王子の精子は勢いがあるなぁ。スゲェ〜溜まってやがったな」

    ゾロは、腹部にかかった液を指ですくうと、サンジの目の前にかざした。

    ゾロの指は濡れて、月明かりにキラキラと光っている。

   サンジは、驚いて顔を背けた。

   それを見てゾロは可笑しそうに笑うと、自分の口へその指を運び、サンジの吐き出した

    粘ついた汁を美味そうに嘗め取った。

   「汚い! 止めろよ! 」

   サンジが悲鳴をあげると、こんな事を真顔で言う。

   「森の中は、風呂もシャワーも無いだろ? 仕方無ぇじゃねーか 」

   そのまま、今度はサンジの白い腹にも口をつける。

   「ひゃあ〜 」

   サンジは身体を捩って逃げようとしたが、ゾロは馬乗りのまま足を封じていたので、

    サンジに対して好き放題にできた。

   白い精液が転々と散っている腹から、胸へと嘗め、桜色の突起へも刺激を与えた。

   そのプ二プ二とした感触をゾロは舌と唇で楽しみ、歯を立ててサンジに悲鳴を上げさせた。

   さらに、指で摘んでみたり、親指で押しつぶしているうちに、まるで女性のモノのように

    大きくふっくらと膨らんできた。

   サンジは乳首が弱い場所のようで、ゾロがそこを嬲ると涙を流しながら喘いでいた。

   それから、ゾロがまた、サンジの下腹部へ手を差し入れると、射精したばかりなのに、

    もう立ち上がってきている。

    それは、ほんの少し触れば、またすぐに発射してしまいそうな状況になっている。

   「あ〜ん? もう少し忍耐力が無いと、王になるのは無理じゃね〜のか? 旅の間に、

    それも鍛えね〜となぁ」

    そんな一人言を呟きながら、サンジの砲身を手の平で擦りまわすゾロだった。

   そして、サンジが射精しようと身構えるのを感じると、ゾロはいきなり砲身の根元を

    強く握りこんできた。

   「待てよ、もっと気持ち良くしてやるからな」

   王子のモノは射精をせき止められ、その辛さは全身に震えとなって襲ってきた。

   身体をピクピク痙攣させながら、サンジは泣き声をあげた。

   「うわ〜やめっ! 出る、出るぅ〜 」

   サンジは射精欲求と必死で戦っていたので、気がつかなかったが。

   ゾロはその間に、左手の人差し指と中指を自分の唾液で湿らせ、サンジの後ろの

   小さな穴へそっと近づけた。

   最初は人さし指でその硬い小さな入り口を数回さすって解してから、今度は中指も

   一緒に添えて、狭い腸内へゆっくりと指し入れていった。

   しばらく、指を出し入れしていると、サンジが息を飲む一点がわかった。

   「ひっ! 」

  「ふ〜ん、ここか? 」

  ゾロが、その少しザラついた壁を何度もなで上げると、それに合わせてサンジの腰が

   大きく跳ね上がった。ソコを嬲られるとサンジの頭は真っ白になる。

  愛撫を受けている砲身や尻の穴からだけでなく、身体中から何かが吹き上げてくるような

  感じがする。

  「あうっ、あっ、あんっ いやだ! 」

  思わず、サンジは甘ったるい鼻にかかるような声をあげていた。

  「よしよし、てめぇ〜はやっぱりそうか。こっちも大丈夫みてぇ〜だな」

  「??」

  ゾロはなぜか満足そうに、そう一人言を言うと、不思議そうなサンジを置き去りにして、

  握っていた砲身を開放した。

  そのまま、右手で砲身を激しく擦り上げ、左手の指で尻の中をグチャグチャにかき回した。

  「あうっ! あ〜〜〜〜! 」

  サンジは絶叫をあげると仰け反り、ゾロの口に咥えられたまま、白濁液を吹き上げた。

  ゾロはそのまま受け止め、喉を鳴らして全部飲んでしまった。

  サンジは驚いて身体を離そうとしたが、ゾロはサンジの精液で汚れた砲身まで、舌で

   しっかりと嘗めて清めた。

  「森の中に風呂はね〜からな」

  そんなふうに言われると、サンジも納得するしか無い。

  その後、サンジはまだ射精していないゾロの砲身への奉仕を再開した。

  いつもの倍はありそうなほど、ゾロのソレは大きく硬くなっていたので、

   とても苦労してて嘗めた。

  それから、なんとなくサンジもゾロの白濁液を飲む事になった。

  今晩は風呂に入れないからだ。

  それは、喉に絡むような粘ついた感じで、苦いし臭いので驚いた。

  良くゾロはこんな変なモノを飲むな〜と思ったけれど。

  ゾロに負けるのは絶対に嫌だったので、同じように全部飲みこんだ。

  この一日で、サンジはまた新しい経験をたくさんしてしまった。

  旅へ出てからというもの、毎日のように経験を積んでいる王子なのである。



  次の日、森を抜けると素晴らしい青空だった。

  昨晩のあの状況が嘘のように清々しい。

  今度こそ街を目指そうと、力を入れて歩く王子様を横目で見ながら、

   従者がこんな事を考えていたのは、秘密である。


  「今度はドコで迷子になると、面白いだろうなぁ」


  何も知らない可愛らしい王子と、そんな王子にちょっかいを出さずにいられない

   問題のある従者なのである。

  二人の旅はまだ続く。

  オールブルーへの道のりは険しく遠いのだ。

  そして、王子と従者の身分違いの恋(?)も同じくらい厳しい道のりなのだ。



                                  とりあえず、今は END


                             ワンピース小説マップへ戻る