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心理学の専門教育や臨床実践の理念を踏まえた「質的研究・量的研究」の研究法に関する書籍を紹介します。心理系大学院の受験や臨床心理士試験の勉強に役立つ参考書などもセレクトしています。

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臨床心理学の研究法に関する書籍

臨床心理学研究の技法
下山 晴彦
福村出版 (2000/04)
売り上げランキング: 64,663

臨床心理学研究の技法
著者:下山 晴彦 出版:福村出版

臨床心理学の科学的な研究法として、「数量化できるデータ」を収集して統計学的処理を行う「実験法・調査法」があります。この「臨床心理学研究の技法」では、心理臨床活動の実践を軸として「臨床事例の記述・実践活動の統合・面接技法の評価」といった研究技法を説明していきます。臨床実践を通して「客観的な量的研究」「個別的な質的研究」の統合を模索します。心理臨床家には、“scientist(研究者)”としての顔と“practitioner(臨床家)”としての顔があり、実証的な研究活動と実践的な臨床活動を両立できるevidence-basedな専門家の需要が高まっています。

臨床心理学研究法
臨床心理学研究法
posted with amazlet on 06.06.10
丹野 義彦
誠信書房 (2004/02)
売り上げランキング: 62,707

臨床心理学研究法
著者:丹野 義彦 出版:誠信書房

広範多岐な心理事象を取り扱う臨床心理学の研究方法を大きく「臨床的記述研究・心理臨床活動の評価研究・因果関係を探る科学的研究」の3つのカテゴリーに分けて、臨床心理学の信頼性・妥当性の根拠となる科学的研究法を包括的に展望しようとする著作です。丹野義彦は、認知行動療法やエビデンス臨床心理学関連の著作を複数書いていて、科学的な実証性や客観性を重視する立場を示している心理学者です。本書の第6章では科学的検証性の高い神経心理学研究と心理臨床の関係を説明し、第7章では認知心理学研究の心理臨床への活用について触れられています。

心理臨床家のための「事例研究」の進め方
山本 力 鶴田 和美
北大路書房 (2001/09)
売り上げランキング: 79,639

心理臨床家のための「事例研究」の進め方
著者:山本 力, 鶴田 和美 出版:北大路書房

数値化されたデータを収集して統計学的な処理を施して仮説を一般化しようとする「量的研究(実験法・調査法)」と比較した場合の「質的研究(臨床法・事例研究)」の独自の意義と役割とは何なのか?個別の臨床事例を主観的に解釈したり恣意的に検討したりする事例研究に留まることなく、臨床実践の有効性や心理学の発展につながる事例研究(質的研究)を考える人に薦められる一冊です。「事例研究の基礎と倫理・事例研究の報告と研究のしかた・事例研究の応用と発展」という事例研究の理解と実際を網羅する3部構成となっていて、「本格的な事例研究の進め方」を一から丁寧に説明している書籍です。

心理学研究法入門―調査・実験から実践まで
南風原 朝和 下山 晴彦 市川 伸一
東京大学出版会 (2001/03)
売り上げランキング: 11,581

心理学研究法入門―調査・実験から実践まで
著者:南風原 朝和, 下山 晴彦 出版:東京大学出版会

卒業研究論文の執筆を計画しようとしている心理学部の学生に最適な「心理学研究法の全体」を分かりやすくまとめた入門書です。心理学の研究とは何なのか?という基礎から始めて、「観察法・面接法・実地調査(フィールドワーク)」の質的研究と「実験法・調査法」の量的研究の方法をバランスよく解説していきます。量的研究では、尺度の作成法から尺度の信頼性・妥当性の相関分析まで詳細に説明していくので、実験による検証や統計学的処理を用いる心理学研究を具体的にどのように進めていけばよいのかが分かります。最終章では、研究計画から論文作成・学会発表までのプロセスを丁寧に示しています。

初心者のための臨床心理学研究実践マニュアル
津川 律子 遠藤 裕乃
金剛出版 (2004/07)
売り上げランキング: 33,960

初心者のための臨床心理学研究実践マニュアル
著者:津川 律子, 遠藤 裕乃  出版:金剛出版

これから臨床心理学分野の本格的な研究活動や論文作成を行いたいという人の、ベーシックな研究法解説のテキストとして役立つ書籍が「初心者のための臨床心理学研究実践マニュアル」です。「初心者のため」と銘打ってありますが、内容のレベルは決して低いものではなく、臨床心理学の具体的な研究手順の進め方、研究論文の基本的な書き方を読みやすく分かりやすい構成でまとめています。統計データのまとめ方から参考文献の集め方,調査法や観察法を実施した際のクライエントから取る許可と研究活動の倫理,読みやすい論文の仕上げ方など詳細な論点が取り上げられており、良質な科学性のある論文を書くためのエッセンスを上手くパッケージングしています。

本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本
吉田 寿夫
北大路書房 (1998/11)
売り上げランキング: 12,882

本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本
著者:吉田 寿夫  出版:北大路書房

臨床心理学に限らず、フィールドワークを行う社会学や文化人類学、学校教育で統計データを扱う機会の多い教育学など、従来、文系領域に属していた学問分野でも統計学の基本的な理解が必要となっています。心理学にも研究データを統計学的に処理する手順や技法を定めた心理統計学の分野があります。これからの研究や仕事で統計データを分析しなければならないのに統計学についてまだ何も知らないという初学者の方に、「本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本」はお薦めの一冊です。独立変数や従属変数といった変数概念の基礎から始めて、ビジュアルな図表を多く用いながら「統計学とは何をする学問なのか?」という基本的な考え方と技法を直感的に理解させる仕組みになっています。

よくわかる心理統計
よくわかる心理統計
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山田 剛史 村井 潤一郎
ミネルヴァ書房 (2004/09)
売り上げランキング: 31,507

よくわかる心理統計やわらかアカデミズム
著者:山田 剛史, 村井 潤一郎  出版:ミネルヴァ書房

心理統計を初歩から学ばなければならない人にお薦めなのが「よくわかる心理統計」であり、他の入門書と比較すると“数学嫌い”な人にも分かりやすいように統計の基礎概念を掘り下げる丁寧な解説が為されています。この書籍の内容を完全に理解できるレベルになれば、記述統計と推測統計など心理統計の基礎を一通り理解できていることになります。心理統計の本質を理解する為には、「変数・母集団・分散・標準偏差・危険率(有意水準)」など基礎概念の学習をしっかりとしておかなければなりません。「よくわかる心理統計」では、統計学的な仮説検定として実験法(調査法)の検証で使われるt検定・分散分析(ANOVA)・Χ2乗検定(カイ2乗検定)などの具体的な方法が説明されていますが、もう少し高度な多変量解析や因子分析を学ぶ場合には他の参考文献を当たる必要があるでしょう。

臨床心理・精神医学のためのSPSSによる統計処理
加藤 千恵子 石村 貞夫
東京図書 (2005/04)
売り上げランキング: 9,704

臨床心理・精神医学のためのSPSSによる統計処理
著者:加藤 千恵子, 石村 貞夫 出版:東京図書

SPSSとは、膨大な研究データを取り扱う心理統計などで利用される「高性能の統計解析ソフト」のことです。人間の計算能力では処理が困難な多数の統計データの多変量解析で、SPSSは高いパフォーマンスを発揮します。また、その解析結果を感覚的に理解できる「美しいビジュアルの表やグラフ」を簡単に作成することが出来ます。本書「臨床心理・精神医学のためのSPSSによる統計処理」は、SPSSの作業画面を追いながら、アンケート調査票の作成・基礎統計量の算出・グラフの書き方などの基本操作を順番に学ぶことが出来ます。因子分析に主成分分析、一般線型モデルの理解までを効率よく学ぶことが出来ます。臨床心理や精神医学分野で、綺麗なビジュアルの図表を添付した論文を作成したい人は、SPSSのソフト利用を検討してみるといいかもしれません。本書で、SPSSの基本操作が一通り解説されているので、統計結果を精緻にビジュアル化した「プレゼン能力の高い論文・資料」を制作したい方にお薦めです。

よくわかる臨床心理学
下山 晴彦
ミネルヴァ書房 (2003/04)
売り上げランキング: 11,697

よくわかる臨床心理学 やわらかアカデミズム
著者:下山 晴彦  出版:ミネルヴァ書房

平易な文章と丁寧な解説で分かりやすくアカデミックな学問分野の概略を説明する「やわらかアカデミズム わかるシリーズ」の臨床心理学篇が本書です。臨床心理学に包摂される「心理アセスメント・異常心理学・心理学的介入(心理療法)・発達心理学的観点からの心理臨床」の各分野の基礎知識や基本的な考え方を詳細に説明していきます。臨床心理学の全体像と各構成を把握する為のスタンダードな教科書(テキスト)の体裁をとっていますので、臨床心理学の初学者がとりあえず学問領域の全体を俯瞰したい場合には役立つ。心理アセスメントの具体的な方法論の説明や異常心理学の精神疾患の発症機序や技法選択についての説明は十分ではないので、個別に専門書や参考文献に当たると良いと思います。

臨床心理学
臨床心理学
posted with amazlet on 06.06.10
坂野 雄二 佐藤 正二 菅野 純 佐藤 容子
有斐閣 (1996/09)
売り上げランキング: 29,164

臨床心理学ベーシック現代心理学

従来の臨床心理学(心理療法・異常心理学・カウンセリング)の解説書には、執筆者が傾倒する学派学閥の影響を受けたものが多かったのですが、本書は中立的で客観的な臨床心理学を志向して書かれたテキストとなっています。この書籍の特徴は、基礎知識を網羅的に説明したというよりも、臨床実践に関係する心理アセスメントや面接技法の解説に力を入れているところにあります。現代の心理臨床活動の最新動向を踏まえたベーシックなテキスト(教科書)として編集されていて、学校臨床やSST(社会技能訓練)についての概説も書かれています。ただ、各種精神障害の病態(発症・経過・予後・治療選択)や個別の心理療法の技法・理論についてはあまり詳しく記されていないので、別途、専門文献を参照する必要があると思います。

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