*2010年7月のワタクシ。*
一昨年の6月だっけ?スポーツクラブを移籍して、今の所に入り、2年間通ってる間、一番楽しみだったのが、“バレエ”のクラス。
ちょっと恥ずかしくてあまりにもドスコイな私なんですが(笑)、今まで顔を出したスポーツクラブのバレエって、バーレッスンが中心で脚を曲げたり伸ばしたり。そりゃ基礎は大切なんでしょうけど、けっこう地味な印象だった。
それが、今度の所はやたら威勢のいいイントラさんで、跳ぶ、回る、片足で立つ!と、本当に踊ってるっぽいコトをいっぱいさせてくれて(できないけど)、それはそれは楽しかった。
葉山でウニ踏んで数ヶ月出られなかったけど、その後思い切ってまた顔出して、以来ずっと楽しくやっていた(私は)。
それが、いきなり「今月いっぱいで終了…」え?え?なに???
イントラさんが言うには、参加人数が少ない上に、クラブのアンケート用紙に彼女の悪口を書き連ねて出した奴がいるんだとか。
………出席人数が少ないのは、ここ2ヶ月ばかり、ちょっと気になってはいた。
しかし、
毎度驚くけど、終わる時は本当に急に終わる、と言うかぶった切られる。
そう言えば昔通っていた所でも、好きだったエアロのイントラさんが急にクビ切られて、やっぱりアンケートに悪口書いて出されたという話だった。
アンケート用紙がどこに置いてあるかも知らなかった私だけど、あれってそんなに影響力あるのか???
お気に入りのバレエのクラスの閉鎖のニュースに、すっかり気分が滅入ってしまってダラダラ過ごした土曜日、携帯にメール。
「葉山にドチザメが出てるけど見に来る?」と、Y氏からのお誘い。
行く行く!二つ返事でOKを返信して、途端にウキウキ支度を始めた。
梅雨時だから仕方ないけど、やっぱり雨模様の中、逗子駅前に8:30集合。それにしても、蒸し暑い!
風よけのパーカーを持って行こうか悩んだけど、全然必要無かった。
葉山は波が高く、遠くの岩では“東映映画”のオープニングみたいに波が砕けて散っている。だ、大丈夫か!?
1本目は権太郎岩の右脇を抜けてすぐ沖のサメ穴へ向かう。
波のせいか我々の他ダイバーはいなくて貸し切り状態、水も波のわりに悪くなくて、外から見るよりずっと穏やか、イヤなうねりも無い。気温が高くて身体が暖まっているせいで(って言うか暑くて…)水温18℃も全然苦にならない。
まずは権太郎岩の入り口、岩の窪みの暗がりで、ポヨポヨ漂ってるミナミハコフグの幼魚、って言うか、赤ちゃん。かわいい〜っ!!!
体長1cm、これだけ小さいとプロポーションは殆ど球形だ。黄色い丸い風船にヒレが付いているみたい
。
もんのすごくカワイイ、可愛いんだけど、暗いし小さいしチョロチョロ動くしで、ちっとも写真が撮れない!!!
何度も失敗して泣きそうに(マジ)なっていると、横からY氏が「動画撮ってみたら?」おお!そうでした。
動画に切り替えようとしたら、慌ててしまったのか液晶ファインダーが真っ暗になってしまって、目の前も真っ暗に(爆)。でもY氏がすぐに元に戻してくれた。
動画は…写真よりはずっといい、でも、今度ちゃんと陸上で練習しよう。
それから、小さくて綺麗な、白とピンクのセンヒメウミウシ。
私のカメラじゃ1cm以下は無理、と思ったけど、あまりに綺麗で可愛いんでしつこくしつこく撮ってみたら、数枚撮った一番最後の一枚だけ、何とか形になっていた!嬉しい。他のはみんな、「米?」って感じでボケボケだったけど。
そして、いよいよサメ穴へ!
狭い洞窟の横穴にサメが集まっているというので、一度に一人しか見られない。
Y氏が様子を見に行って、撮影用にライトを貸してくれて、洞窟へ入る。
最初良く分らなくて行き過ぎそうになり、Y氏にフィンを引っ張られて引き戻される。
でかいマツカサウオに気を取られて、見逃したサメのシッポが3本ばかり、暗がりの砂地に横たわっている。
岩に顔を突っ込んで背鰭と尾しか見えない状態で、全然動かない。流れで砂が舞って視界が悪い。
カメラのフラッシュが砂に反射するからと、わざわざ明るい手持ちライトを貸してもらったのに、やっぱり写るのは砂ばかり。
肉眼だとけっこう見えているんだけどな……何枚も撮ってみたけれど、写真は全滅。うーん、残念。シッポだけでも撮りたかったな。
ガッカリして戻ったら、Y氏が変な顔をしている。後で聞いたら、洞窟は狭いので後ろ向きに出て来ると思ったら中で回転して前向きで出て来たので驚いたんだと(笑)。
写真撮るのに夢中で、いつの間かそういう向きになっていたんであった。
サメの顔は拝めなかったが、気を取り直して、帰りはノンビリと来た道を戻る。
派手派手婚姻色のオハグロベラ♂や、オニカサゴ、イソギンポなんかに遭遇。ウミウシも色々いたけど、小さいのはなかなか撮れない。今日は流れもあって、波に揉まれながらピントを合わせるのは至難の技。撮影に根を詰めると波酔いしてしまうので危険だし。
ウミウシを狙ってたら、目の隅をピョッと過った黒い影!
ウミウシそっちのけで見ると、ヘビギンポの婚姻色!黒いのは雄だけど、良く見るとすぐ傍に地味な色の雌もいて、デート中のカップルだった。
陸は梅雨だけど、海の中は春のようです(笑)。
約1時間、それでもいつもより少し早めに切り上げたのは、波が高いので用心したため。
水中ではちょっと冷えて来たな、と思ったけれど、岩場を歩いて道路に戻るまでにすっかり暑くなっている。
ウェットの上半身を脱いで、しごく快適。今日は風も無く陸上は夏だ。
他のチームの人が沖の砂地でエイに会った、と言うので、2本目は迷わずエイを探しに行く事に決める。
トイレットペーパーを持って歩き出したら(葉山の公衆トイレはちょっと遠い…)、いきなり名前を呼ばれた。
振り返ると、『葉山限定師匠』ことS氏が、日活青春映画みたいに防波堤に座っている。
…まあ、会っても不思議は無いんだけど、来てると知らなかったんでビックリ。今日は潜りじゃなくて他の用があったそうで、そう言えば服を来ている(笑)。
もらったBCの具合どう?海の様子は?なんて話をちょっとして、トイレへ向かう。戻ったらもういなかった。
2本目、同じ権太郎岩へ向かって入り、西へ回って砂地に入り、エイを探す……はずが、砂地は波で砂が巻き上がってドロドロ状態。
結局エイには会えなかったが、会ってても分からなかったかも(笑)。視界1〜2mになってしまった。
行きの権太郎岩周辺は水もそんなに悪くなく、相変わらず可愛らしいチャガラの群れや、アオヤガラのチビ、ウミウシ色々を見て行く。
やっぱり海中は春らしく、シロウミウシが波に揉まれつつ交接中。それをまた波に揉まれつつ執拗に撮影する私(笑)。
権太郎岩を回ってサメ穴へ行くあたりから西へ回り込んで、沖の砂地へ出る。
砂が舞って、どんどん視界が悪くなる。
それに、水が冷たい。気分的なモノもあるのかもしれない。
チラチラと日が射しているのが分かる
が、砂に阻まれて薄暗く、どこまで続く…といった気分になる。
葉山は(意外にも)砂が白くて、波紋が美しいけれど、今日はそれも良く見えない。
そんな中でも所々に、トビヌメリやトラギス、イネゴチなんていう私好みの面々がいて嬉しかったけど、撮影は難しい。砂は舞うし、流れはきつくなって来て、砂地は身体を固定する物も無く…砂の上を転がりながら撮影(笑)。
後でY氏が「何の修業だ」と言ってたけど、まさにそんな感じだ。
イネゴチはかなり大きくて、良い面構えをしていたのに、本当に砂が多くて肉眼でも霞んで見える程だったから、全然写らないかな…と思ったが、かすかに目が確認できる写真が残っていた。
こ、こわい(見えるかな?笑)。
帰りは
権太郎岩に戻って反対側を回って戻る予定だったらしいが、波が高そうなので(“東映映画”のあたりだな)170度の根の方へ回って砂地をエンエンと泳いで戻り、170度のエントリー口から上がる。最後はちょっと引き潮に連れ去られそうになった(笑)が、ガイドロープにしがみ付いて無事帰還。
ロープにしがみ付きながら、ギンポか何かの可愛いのが傍にずっといて、やっぱり波にあおられて行ったり来たりしていた。写真撮りたかったけど、両手は離せないし身体も被写体も動くしで、結局ダメだったけど、なんだか長い間、波に揉まれながら見つめ合ってしまった(笑)。
でも、そろそろ海藻も少なくなって来て、葉山の海はいい感じ。
予報では雨だったのに、上がって来たら空は快晴!
もう、すっかり夏の空の下、シュノーケリングの子供やら岩場にテントを張る家族連れやら、夏らしい光景が広がる。
…ウェットとはいえフル装備で岩場を歩くのは、何とも野暮と言うか、だいたい暑い、暑いってば!
日焼けは怖いし暑いけど、やっぱりいいなぁ、夏の海。
編集様からメールで、先日のタイアップの仕事の依頼がまた入ったとのお知らせ。
続けてもらえると思ってなかったので、正直嬉しい。
本当はオリジナルの仕事をしなくちゃいけないんだけど、何か描いていると少し安心する。
前回は本当にバタバタで、どうなる事かと思ったけれど、今回は2度目で主人公のキャラはできているし、日数的にも無理は無いのでありがたい。
速攻でお受けする旨メールを出した。
もう少し待たされるかな?と思ったけれど、すぐに原作絵コンテが届き、まずはキャラの顔を描いて送る。
…しかし、前回と同様に、結婚してる男性との恋愛相談…………。
多いんでしょうか、そういうご相談。
締切りは25日頃。ありがたく、余裕を持ってお仕事させていただきます。
四谷荒木町の魚の美味しい居酒屋で、ダイビング関係の飲み会。
たまたま荒木町と言えば、和裁教室のある場所で、地図検索したら本当に徒歩2分ばかりのご近所だった。これなら迷う事もない♪
休みたくないクラスがあったのでスポーツクラブに行って、速攻でシャワーを浴びて四ッ谷へ向かう。
集合時間から1時間遅れの8時過ぎに、予想通り迷う事無く店に到着、「本日貸し切り」の札を見ながら引き戸を開けると、カウンター席がドッと沸いた。
ビックリした…ちょうど、最後まで現れない『みかわん』というのはどんな奴かという話題なったところだったんで、あまりのタイミングに皆驚いたんだとか…。
総勢8人、知り合いは3人ばかり。暑いので思わずビールを注文してしまったけど、ここは日本酒が売りの店だったみたいで、ちょっと失敗?
各地の日本酒が取り揃えられていて、それに美味しい魚が何品も出る。
生甘エビ、生牡蠣、鮭、ノドグロ、スズキの塩焼き、自家製豆腐の冷や奴、メバル煮付け、生シラス、岩海苔………そして美味しい白いご飯に、自家製ラッキョウ漬け!
日本酒は各銘柄飲み放題、冷やでいただきました♪
もう、美味しいのなんの。
特に“ノドグロ”は、口の中でホロリと溶ける、皮はパリパリ香ばしく、もう絶品!!!
実はこの店、大人気で、今日の時点で来年の7月まで予約がいっぱいなんだって!!!すごい。
確かにこのメニューに銘酒飲み放題で5800円は良心的。予約時間も4時間タップリ。店長は人の良さそうな、でもこだわりはシッカリありそうな、笑顔の可愛いお兄さん。
ところで、和裁教室のご近所なので、ひょっとしたら行き帰りの道端で、教室のビルの大家さんにバッタリなんて事もあるかな?と思いながら行ったんだけど。
席に着いてしばらくした所で、貸し切りでメンバーは揃ってるはずなのに入り口の引き戸がガラリ。見ると、その大家さんが入って来る!
驚きながらも立ち上がってご挨拶をしたら、キョトンとしてる。和裁の時はいつも着物だから、分からなくても無理はない、説明しようとしたら、大家さんの後ろから、和裁の先生が続けて入って来た!…あちらも滅多に見られない洋装で。
私も驚いたけど、先生はもっとビックリした事でしょう。
聞けば、今和裁教室をやってる部屋に、店長さんが以前住んでいたんだとか。
去年、結婚を機に引っ越して、その部屋が空き、そこへ和裁教室が引っ越して来た、と。
「何かヘンな物残ってませんでした?」なんて言ってる店長に、皆で結婚おめでとうの乾杯をして、もうすっかりヨッパライ集団(笑)。
世の中は狭いと言うけれど、荒木町は確かに狭そうだけど、まあタイミングにビックリ。
そして、滅多に口にできない美味しいモノを、いっぱいいただけた事に感謝。
…でも、とってもいい店だけれど、一年以上先の予約とは……次に行けるのは、いつになりますやら。
7/11(日)
参議院選挙。
前日から実家へ行って、母と一緒に近所の小学校へ投票に行った。
結果は…………ハハハハハ。
やっぱ日本人、アホやわ。
…まあ、他にどうしろと言うの?と聞かれたら、返事につまるけれど。
でも、好みはともかくとして、就任したばかりの管さんに責任取れと言うのはどうでしょう。
なんかもう、ナニからナニまで、アホ丸出しな感じの今回の選挙戦でしたが。
毎回無力感を感じるものの、それでも国民の義務と権利は行使してみる。あまり有効利用できてる気はしないけど……。
7/18 (日)
梅雨も明けて連日の猛暑だが、今日は特にやたらめったら眩しい日で、午前中スポーツクラブに行ったら道端でクラクラしてしまった。
家に戻って仕事をしながら、「あ〜労働に向かない気候だな〜いい天気だしこういう環境はリゾートが一番」とか何とか思いつつベランダに出て青い碧い空を見上げると、雲が虹色に染まっている。
まあ、雲は水滴の集まりだし、光の加減で虹を作っても不思議は無いよな、と思いながらも、取りあえずまず携帯カメラで撮影、しばらく仕事して、まだ色が見えるので、今度はデジカメを引っ張り出してまた撮影。
そんなに大事とも思わなかったんだけど、ネットニュースに載ったりして、ソコソコ話題になったようだ。
ニュース記事に載ってる写真は、さすがに色もクッキリ虹色でキレイだったけど、まあ、せっかく撮ったんで、自分のデジカメ写真をUPしときます(笑)
それにしても、狭い空、電線、邪魔です。
“彩雲”と言うんだそうな。
そうかなと思ったけど、やっぱり瑞兆だそうで、何かいい事るかしら???
期待しよう。
彩雲ギャラリーはこちら。
7/26(月)
連日の猛暑の中、慣れない仕事(笑)に取り組んで、やっと完成させた。
たったの12ページ。
原作どころか、人様が絵コンテまでキッチリ書いてくれてるのに絵を入れるだけ、の仕事。
…本当に仕事が遅くなっていて、参ってしまう。
和裁教室も、月2回で行っているのに、今月は1回しか行けなかった。
スポーツクラブのバレエのクラスも、今月いっぱいで終わってしまうので、休みたくなかったんだけど、今朝時間ギリギリに目覚めて、慌てて起き上がろうとしたらふくらはぎがツッたので、気力を無くしてしまった…残念。だけど、行ってたら怪我したかも。
せっかく始めた骨盤体操も、サボらざるを得ず。ジョギングも中断。
全く、歳は取りたくないもんだ。
しかしとにかく、終わった。
今年は本当に暑くて、麦茶とスイカの消費量が尋常ではない。
アイスも冷凍庫に常備するようになってしまった。
体重は……暑いのに……またしても、タイ記録。
汗だくで頭もボーッとするし、仕事がちっとも進まないので、観念してクーラーを使うようになった。
着物を着るようになって、以前のようにはクーラーに抵抗感が無くなっているけれど(着付け中に熱中症で死ぬかも、クーラー無しだと)、こんなに長時間使う事は無かった。
身体はだるくなるし、呼吸器系はヒリヒリするし、苦手なんだけど。
しかしクーラー無しだと、汗で原稿は汚れるし、臭いし(自分が)、扇風機も当たり過ぎると肌がチリチリ痛くなって来るし。
建て込んだ家の屋根の隙間に青々と広がる夏空を、毎日恨めしく見上げながら、机にかじりついて描くしかなかった。
仕事があると嬉しいけれど、本当に手が遅くなってしまって、他に何もできなくなってしまう。
ああ、とりあえず、海行きたい〜〜〜〜〜予定ナシ。
7/27(火)
実家の母が、「使いもしないネット料金がもったいないから解約しようかな」と言うので詳しく聞いてみたら、フ○ッツ光なんぞで契約していてべらぼうな(当社比)値段。
話してみると、まんざら全然やる気が無いワケでもなさそうなので、ADSLの安いのに替えちゃえば、と料金プランをいくつか見せたら、一人で光を解約してADSLに申し込んでいた。
「なんか今回は設定も自分でやれって言うからやって」と電話で言われて、キャンセル期限ギリギリに実家へ行った。
うちはMacだからWinは全然分からないんだよと何度言っても私がパソコンを使えると思っているので(Macの事も分からないのは秘密だ)、とにかく説明書を読んでやってみる。
メール設定はしばらくしないでいいから、ネットに繋ぐだけ、と言うので、説明書によるとビックリする程簡単だ。
…でも、解説通りに終わる事なんて滅多に無いのは経験済み。油断は禁物。
取説によると、電話用のモジュラージャックからモデムに繋いで、モデムから電話機とPCに繋ぐ、とある。
以前使っていたモジュラージャックに付いてる二股ソケットを取り外し、とりあえず説明書通りにやってみたら、ちゃんと繋がった。
な〜んだ♪カンタン!
ここでやめておけば良かったんだが、ついつい余計なコトを考えてしまった。
モデムの電源切ったら電話使えないの?(不正解・実際には電源入ってなくてもラインが繋がってれば電話は使えたんだけど、何か思い込んでしまったのね)
それはイヤだと母も言うので、先ほど外した二股ソケットを使って、モジュラージャックから電話機とモデムを分けて繋げてみた(なんでこんなコトするんだか…トホホ)。
しばらく待つがモデムの点灯が進まない。そして、何やらカチカチ妙な音が。
良く見ると、電話機のコードの途中に何やらマッチ箱みたいな物が繋いであって、そいつがカチカチいってるみたい。
やばい、と思ってソケットを外し、もう一度最初にやった説明書通りの繋ぎ方に繋ぎ直したら…………繋がらなくなっていた。
ぎゃ〜。
何度もやり直してみたけどダメ。カチカチは言わなくなってるが、モデムがちゃんと反応しない。
仕方無いので、サービスセンターに電話した(泣)。
平日の昼のせいか、意外に速く繋がって、センターのお姉さんは根気強く指導してくれた。が、繋がらない。
マッチ箱の説明をしてみたら、一旦外してみろと言われて、外したら見事(?)開通!
えーと、じゃあこのアダプタは何なんだ?見るとモバイル節約アダプタと書いてある。自動的に0033を通して料金を節約してくれる装置らしい。
お姉さんがアダプタについて調べてる間、暇なので良く見たら、旧iMacみたいなリセット装置がポチっとあった。針で突いてみる。
繋ぎ直したら、無事繋がった。やれやれ…。
サービスセンターの電話を切る段になって、「アンケートにご協力ください」と言われたので承諾したら、相談員の態度や能力に対する評価のアンケートだった(汗)厳しいなぁ〜。
電話を切ってから、繋いだコードの長さが収納上良くない事に気付き、モジュラー→モデムのコードとモデム→電話機のコードを交換して、おっかなびっくり確かめて、ネットに繋がってるのを確認、は〜やれやれ。
と、安心して仕事場に引き上げたら、翌日母が携帯から電話して来た。
「電話は掛かって来るけど、こちらから掛けられない」ええ!?確かめたはずなのに。
ちょっとすぐには行けない、と言って電話を切ったら、すぐサービスセンターに電話したらしい(うちのお母さんはシッカリ者です)。
なんかモデムのip電話使用の切り替えスイッチが間違って入っていたんだそうだ…多分、PCを設置してる間に動かしてしまったみたい。
はぁ〜〜〜やれやれ。
7/28(水)
館山沖でジンベイザメが網に掛かった、というニュースは聞いていたし、その後千葉の方で生け簀に囲われているとも聞いたけど、「ふーん、すごいなぁ」程度に思っていた。
行った事も無い場所だし、行ける算段が全く無いと思っていたから。
ところが26日、逗子の馴染みのイントラR氏から携帯にメールが入った。「波左間にジンベイがいるので31日(土)行きませんか」えっ!行きたいけど週末はダメ。すると「いつまでいるか分からないと言うからもっと早めに」R氏、通常平日は本業があるので潜らないのに、「28?29?参加人数の集まる方で」29日はダメ。「今回はガイド料取りません」…も、燃えている、R氏。
二転三転、結局27日の夕方に翌28日決行と決まり、実家で母のPC設定をした後すぐ仕事場に戻って大慌てて支度、夜中になってしまった。
集合は逗子駅に6:15。遠いので早出だ。4時起きだから3時間くらいしか寝られなかった上、ワクワクしてて眠ったんだかも不明。
ジンベイザメと泳ぐのはモチロン、千葉で潜るのも初めてだ。
ゲスト一人かもと聞いていたが、私の他に年配の男性S氏と若いお嬢さんMさんが来てニギヤカなツアーになった。
久里浜からカーフェリーに乗る(私カーフェリー初めてかも…と思ったら、ベトナムで一度乗ってた。メコン河を下ったの)。天気は上々!夏空が眩しい。
少し寝られるかなと思ったけど、電車の中でも車でも船でも、興奮してるのか全然眠くならない(笑)。
千葉側に降りると、何とものどかな景色。緑がとてもキレイで、海も青い!すっかりドライヴ気分になりつつ、波左間海洋公園に到着。
ジンベイザメは後のお楽しみという事で、初・波左間1本目は『高根』。
入るとすぐに、砂地の水底が見える。ヤッタ!水いいぞ。
水底集合と聞いていたので砂地に降りると、すぐ傍にデカいミノカサゴがじい〜っといる。見上げると上でMさんが潜行に手こずっているようなので、その隙に激写。なんかとても人なつこくて、鼻先まで近付いても全然逃げない。嬉しくていっぱい撮る。
メンバーが揃い、すぐ先にある鳥居(そう、ここは海中に神社があるのよ!)へ向かい、ちゃんと鳥居を潜って行く。
最初からコブダイが群れていたが、ショップの人が貝を砕いて呼ぶと、最古参と噂の人気者『頼子』が登場。…なるほど、頼子は他の魚と違う、デカいだけじゃなく、すごい風格。
そして人なつこい。貝を食べに来た所を触らせてくれるどころか、向こうからすり寄って来る。
コブダイって何年くらい生きるんだろう、とても賢そう。なんだか目が人のようでドキリとした。(ちょっとアンジェリーナ・ジョリー似てるね…笑)
さんざん遊んでもらってから、頼子と鳥居を後にして、奥へ向かう。
岩の上に小さな社がある。れっきとした洲崎神社の分社なんだそうで、モチロン一人ずつ二礼二拍手一礼でお参りをする。小魚が群れ集って、不思議な光景だ。
水は澄んで、陽が差し込んで明るいし、魚はとてもノンビリしていて全然逃げない。
奥の砂地には珍しいウミエラの群生。普通は夜行性で、こんな明るい場所に出て来ないんだそうだ。
…植物かと思ったら、動物なんだ…。
ハナハゼもいっぱい。サスガに用心深く、近寄るとササッと砂に潜ってしまうけど、透明度が高いのでかなりシッカリ見る事ができた。コロダイも数匹。カリフラワーみたいなウミトサカにソラスズメダイがいっぱい集っていて、絵に生る光景。岩陰のトラウツボをカメラで狙ってたらS氏がライトを当ててくれた。ぐるりと回って鳥居に戻ると、色鮮やかなレンテンヤッコ。
来た時同様鳥居をくぐって、
頼子に別れを告げる。
はあ〜、癒されたぁ。
帰りのボートの上でR氏が、「あそこにジンベイが」と指差した。ブイが和になって浮いている、あれが生け簀だ。
休憩時間、二本目の準備をしていると、某TV局が取材に来ていて、「撮っていいですか?」と聞いてきた。
ダイビングの装備だと、かえって開き直れると言うか、「あ〜どーぞどーぞ」と気軽に答えて準備に専念。でも、隣で地元の人にインタビューが始まると、耳はシッカリそちらに集中、と、後からMさんと笑い合った。ボートが出る時は皆で船着き場のカメラに手を振ったし(笑)。
明朝のワイドショーで流すと聞いてチェックしたけど、かの大物歌手のガン発覚でカットになったか、それらしき録画映像は出なかった…ちょっと残念!?
そしてワクワクドキドキの2本目、いよいよジンベイザメに会いに!!!
ボートに乗るとアイスキャンデーの差し入れがあり、暑い日なので最高に美味しかった。
生け簀に着き、いつもはトロい私が張り切って、一番乗りで飛び込んだら、真正面切って巨大なマンボウが突進して来た!
…ただ人なつこいだけなんだけど、あんなデカいモノと一緒に泳ぐのは初めてだ。一瞬ビビり、そちらに目を奪われながら潜行していたら、左足がガツンと何かに乗り上げた。
うん?こんなに浅い?と下を見ると、ジンベイザメを踏んでいた!!ごめんなさーい。
軽いパニック(笑)。派手に泡を吹く私を尻目に、黒々と長いジンベイの背が、ゆっくりと足下を通り抜ける。コバンザメもちゃんといるのが見えた。
思ったよりは生け簀は広く、ジンベイザメは思ったよりは小さくて(でも5m)、ただちょっと深度が足りなくて(6m程度)窮屈そうかな?
デカイだけに泳ぐのも速い。水は透明度が高く明るいのに、すぐ視界から消えてしまう。
戻って来るのをひたすら待つ、合間にマンボウと遊ぶ、気を取られていると頭上にジンベイザメ…と、そんなこんな繰り返し、マイペースに泳ぐイトマキエイにも見とれつつ、でも正直、30分で充分でした、生け簀だし(笑)。
ジンベイはデカ過ぎて画角に納まり切らないので、動画を撮ってみたんだけど、保存時間が長くて次のチャンスを逃してしまうし、全身入れようとすると遠くの方はぼやけてしまうし。デカいんだなぁ〜と改めて実感。
その点マンボウは、泳ぎもノンビリしているし、人なつこくて人の回りを廻ったり、すれ違ったら戻って来たりしてくれて、けっこう撮れた。
ジンベイが上の方から来るので、水面ギリギリあたりで張っていて、ふと下を見たら、S氏にマンボウがまとわりついている。良く見ると、S氏のシュノーケルを背後からパクパクかじっている!
水中で爆笑してしまった。
この日、生け簀の中にはジンベイザメの他にマンボウが4匹、イトマキエイが1匹。
ちょっと窮屈そうだなとは思ったが、海洋公園のHPをチェックしたら、なんと翌日にはマンボウが1匹に、翌々日にはマンボウはいなくなっていた!(ドコへやられたの!?)
当初ニュースでは、ジンベイザメはすぐにも海へ返すか水族館の引き取り手を探すような事を言っていた(だからR氏は大急ぎで出かけたのだ)ようだけど、生け簀には来月末までジンベイ狙いのダイバーの予約が殺到してるんだそうで、しばらく続けるつもりかな?
まだまだジンベイは育つと思うので、あの生け簀で飼うのは厳しくなる思うんだけど、どうするんでしょう。
ちょっと心配になってきた…。
大興奮で戻って来て、さあ帰りが混むから急いで撤収、と思ったら、R氏のバンに置いたはずの私の私物が、無い。
なぜか履いて来たジーパンだけがシートに乗っている。
????
確かに座席に置いたはず。着替えも貴重品も…。
青くなって脱衣場へ見に行ったり人に聞いて回ったが、R氏はそもそもそんな荷物は乗ってなかったと言うし、おろおろしている所へMさんがシャワーを浴び終わって戻って来た。
半分泣きそうになって訴えると、「車間違えてませんか?」
………少し離れた他の車を覗き込むと、果たして、私のオレンジ色のバッグが座席の上に置いてあるのが見えている…………。
がぴょーん。
一緒にボートに乗った、元カメラマンだかのおじさんの車だった。
理由を話してドアを開けてもらい、「なんで間違えたの?」と大笑いされる(当たり前だ)が、私にとっては車は色くらいしか判別する手段が無い。両方とも紺のバンだったんだもの〜「全然違うじゃない」と言われたけど……どこが?って言うか、駐車してる場所がそもそも違うんだけど(泣)。
Mさんは私がその車のドアを開けようとした所を見ていたと言う。言われてみれば、「あ、間違えちゃった〜」という時があった。
同世代のR氏は真剣な表情で、「そろそろ物忘れが来てるよね…」いえ、私の場合、生まれつきのようです。
本当に、何もドジをやらかさないで終わった日が無いんじゃないだろうか?
今のところ無事済んでいるけど、命の危険に直結する事をやっているのだから、もっとシッカリしなくては。
海洋公園を出て、近くの漁協がやってる食堂で昼食を食べる。安くて美味しい、ダイビングを始めて、美味しい魚にありつける機会が増えた。
それに、色んな年齢・職業の人と会えるのも面白い。今回は若いMさん(23歳!)がいたので、恋愛話まで飛び出して楽しかった。
行く前はちょっと、生け簀のジンベイザメ?とも思ったけど、上がって来てからの皆のはしゃぎっぷりを見たら、こういうのもいいさ、と納得した。私自身も負けずにはしゃいでいたけれど。
深度も浅いし、特に2本目は殆ど移動らしい動きもしなかったのに、上がってみたらとても疲れてた。
ジンベイに興奮し過ぎたか?
帰りの船も車も電車も、爆睡でした。
バレエのクラス、とうとう、と言うか、もう最終日。
今月始めに突然終了が言い渡されて、一応苦情も出してみたが効果は無く、ここのクラブではバレエのクラス自体が(イントラ交代ではなく)無くなってしまう。
最後も人数は数人と少なかったが、一人がカメラと花束を用意してくれて、スタジオで記念撮影をした。
実は以前から、スクールに来てみない?と言われていたんだが、ちょっと覗いてみる事にした。
バ
、バレエスクールですよ!!!(笑)
相変わらず暇はあるけどお金が無いのに、どうするんでしょ、ワタシ。
でも、「ポワント履かせてあげるから!」ってマジですか!?殺し文句だなぁ。
いつもは泳いで帰るんだけど、クラスが終わった後「打ち上げ行かない?」とお声が掛かった。
先生は他のレッスンがあるので、生徒だけ数名、近所の蕎麦屋へ。
今までこういったお付き合いは全く無かったメンバーだけど、ビールと美味しいつまみ、ざるそばのセットで盛り上がった。
奥の席にいたお婆さんが、帰りがけに「皆さん本当に楽しそうね」と声を掛けて行ったくらい(ちょっと騒がしかった?)。
メンバーの殆どは、スクールにも行ってる人達なので、これからもお付き合いする事になりそう。
少し生活が変わりそうで楽しみになって来た。
…でも、稼がないと続かないなぁ………。
給湯器が壊れた。
29日、朝の洗顔は問題無くできたのに(真夏でも洗顔にはお湯を使ってしまいます…水だと落ちない気がする私は脂性!?)バレエのクラスの打ち上げ会が終わって酒&煙草臭くなって帰ったらお湯が出ない。
給湯器の操作パネルを見たら、温度表示の液晶にエラーマークが点滅している。
ベランダにある本体の電源を何度も抜き差ししてみてもダメ。
思い切って(意味不明だけど)部屋全体のブレーカーを落としてみたけど変わりナシ。
仕方無いのでその晩は水シャワーで済ませて(暑くてヨカッタ〜)翌朝不動産屋に電話をしたら、その日の午後には来てくれるという。
もう少し待たされるかと思ったのでビックリ、でもありがたい。
…でも実は、今月中(って今日中ね)締切りの小さな仕事があって、忙しいわ部屋は汚いわ(それはいつもの事だ)。昨夜予定外に飲んで帰ってしまったし、けっこう焦っている。
仕方ないのでザザッと片付けて、とにかく働く。
時刻通りに来てくれたガス屋さん(何と呼んでいいのか?)の若いお兄ちゃんは元気にベランダへ行って給湯器のパネルを開けている。
見てた方がいいのかなと思いつつ、Macの前で仕事を続ける。マンガの仕事だと恥ずかしいけど、今回は文章なので大丈夫。
と、拍子抜けする程早く、お兄ちゃんが「終わりましたぁ〜♪」と言って来た。
「え、もう直ったんですか!?」驚いて聞くと、「今僕がやった事はですね…」と、ベランダに導かれ、「このプラグを抜いて挿し直したんです」。
え〜それなら何度もやってみたんですけど〜???「あ、じゃあパネルもちょっと開けたから、それでかな?」
お兄ちゃんは逆らっちゃ面倒と言いた気にゴニョゴニョ言っていて、私は釈然としなかったが、げんに着火してるんだから文句も付けようが無く、そのまま帰ってもらった。
仕事も無事終わり、さてシャワー、と思ったら、あれ!?やっぱりお湯が出ない。表示は変わらずエラー。
一応もう一度プラグを抜いてみるが、ダメ。
翌朝、もう一度お願いして、すぐ来てもらった。
昨日と同じお兄ちゃんは、ちょっと恐縮した風情で、顔を会わせるなり「部品持って来ました」。
今度はちゃんと修理して行ってくれた。
この部屋、もうかなり長い事居座っているんで、あちこちガタが来始める頃かも。
冬じゃなくて良かったわ。
もし今エアコンが壊れたら………うげげ。