*200年10月のワタクシ。*

10/3

だいぶ遅くなったけど、夏季のドラマの感想なんぞを少々。
今回は正直、最初から「これだ!」と思ったのが無くて、なんとな〜く見てたけど、案外アタリがありました。

サプリ』無理ありませんか?せっかくの伊藤美咲ちゃんの美貌が全然引き立たない役。
いくら年下男が流行りのなんのと言っても、あれは落差あり過ぎでは……と、後半ドン引きで見なくなってしまったんだけど。(いや亀梨君はわりと好きだけどさ)
先日の芝居で、二十歳ソコソコの若い子に夢中の30女を山程目撃してしまった。意外とリアル?伊東美咲じゃないけど、みんな。

結婚できない男』これは、予想以上に面白かった。アベちゃんて凄い。
犬のケン&国仲涼子も、部下の塚本なんたら(泣かされたよ!)も、熱演。’金田’の存在も良かった。
早坂先生の言動(失恋した看護士をなぐさめたつもりで泣かせたり)は、なんだか他人事とは思えないフシが多々あり。しかし医者という揺るぎないキャリアに、可愛らしいエクボ。全然違うぞ。

下北サンデーズ』下北沢、しかも貧乏劇団を扱う、という事でちょっと気になったんだけど、ごめん、ひどい。
せっかく古田新太さん出てるのにー。楽屋オチ的ギャグ。劇団員達のオーバーアクト。えーかげんな設定。打ち切りも納得。
実名で‘伝説の人’をやってる芸能人達が、私から見ると尊敬や憧れの対象にはほど遠い‘ちんぴら’だったのもノレなかった一因かな。
あと、これは言わないとフェアじゃないか。上戸彩って、私どー見ても可愛く見えないの。

マイボス/マイヒーロー』設定を聞いてバカにしてたんだけど、途中から見てすっかりハマってしまった。
長瀬は元から顔がいいので好きだったけど、いつの間にこんなちゃんとした人になってたんだろう?泣きも笑いも全然危なげ無い。おまけにヘンな顔するし。身体でかいし。存在感!
鉄仮面も良かったな。実は19歳とは驚愕。今までのドラマだと、あの硬質さが浮いてたけど、今回の役はビシッとキマッてた。ああいうマッスグな人って好き。

誰よりもママを愛す』なんか……、凄いドラマだったなぁ。みんな凄く頑張ってたのは分かるんだけど。
ピン子さんが健気で良かったな。幸せを願ったよ。確かに。でも、ビックリした。マサカズ様のドラマってとこがまた。内田有紀ちゃんお帰りなさい、ウエルカム!パパのキャラクターは、とても良かったんだけどな。「いやしねーよ、こんな男!」って言われちゃう?
ウケなかったのは分かる気がするし、所々見るに堪えない部分もあったんだけど、なんか熱意は伝わったような………。
懲りずにまた、頑張って欲しい(誰に言っていいのか良く分からないけど…)。

あ、意外と少なかったのね。
次回は、今のところ『のだめカンタービレ』くらいかな……、つい最近原作読んで、すごく面白かったんで気になる。
でも、上野樹里に玉木宏…瑛太のパツキン……微妙……マンガと違って音も動きもあるし。
あと気になるのは『だめんず・うぉ〜か〜』『嫌われ松子の一生』『セーラー服と機関銃』(映画が好きだったから、本当はやめて欲しい…)あたりかな……一応。
どれもあまり気が進まないかも…。

ところで私、綾瀬はるかと長澤まさみの区別が付いてない事に今気が付いた………。

 

 

10/6

渋谷Bunkamuraミュージアムへ『ピカソとモディリアーニの時代』展を見に行った。

朝から大雨で、よほど中止にしようかと直前まで考えたが、一緒に行く友人が他に日が無いと言っていたので決行した。
家を出た頃は 豪雨と暴風で、5分も歩くとびしょ濡れ状態。ああ、レインコートを着て来るべきだった(持ってない…)。出て来たのを後悔するような天候だったが、渋谷に着く頃には少し治まり、それでもいつもの倍近い時間をかけてBunkamuraにたどり着いた。
そんな悪天候で、しかも 平日だというのに、結構な入り。おばさま中心に人気のようだ。

タイトルのピカソ、モディリアーニの他にも、ブラック、レジェ、ユトリロ、クレー、ミロ、カンディンスキー、キスリングまで、エコール・ド・パリの画家が勢揃い。
展示内容も、キュビズムからシュールレアリズム、素朴派と、作家同士の影響(や反発)を追う形で分かりやすかった。
展覧会の規模が小さいし、画家の数が多い分それぞれの作品数は少ないので、ダイジェスト版的な印象で、ちょっともの足りなかったかな。
でも、お互いの肖像画を描き合ったり、同じ場所を絵にしたりと、画家たちの親交の深さが感じられて楽しい展示だった。
創作は孤独な作業だけれど、仲間はエネルギー源に必需品。
このところ、そういう友達が少なくなってしまっているので、ちょっと羨ましく思ってしまった。

当日一般1300円、10/22まで。

 

 

10/13

夏に博多でお世話になった、掲示板の常連さんでもある“九州美人支部長"こと“福岡ひろみ"または“セサミのおかん"、Tさんが東京来襲(笑)。
Tさんは元々梨影子姐さんことR子さんのお友達なので、今回3人で会えるといいね、と話し合っていたんだが、もう一人、Cさんが加わって4人で会う事になった。
場所は浅草橋の問屋街
Tさんは仕事でビーズを大量に仕入れるそうで、ビーズと言えば私も大好き。き、危険地帯だ

お昼に駅前集合で、まずはランチでも、と思ったが、どこも混んでいるので先にざっとビーズ屋を見て廻った。
うをおぉ〜〜〜!!!
すごい!安い!品揃え!!ビーズだらけ、特に天然石。
ダメダメ、舞い上がっては。もうすでに、家には未使用ビーズがいっぱいなんだから。ハギレ程が場所を取らないけど、無駄使いには違いない。落ち着いて、まず数件は買わずにスルー、様子を見る。
一時間ばかり歩き回って、店も空いて来たのでランチをはさみ、Tさんの美しいカラーイラスト原画など見せていただく。おお。
昼食後、軽くスイッチを入れて、安い天然石をいくつか購入。
Tさんはお仕事がらみという事で、傍目にも気持ちいい程大量買いを続けている。
ビーズもだけど、金具の類が安い!家の在庫をちゃんとチェックして来れば良かった。今思えば金具類こそ買い置きしても良かったんであった。腐らないし、あればいずれは使うもの。やはり冷静さを欠いていたな。

我慢我慢、と思った割に、やっぱり後半は勢いが付いてしまって、なにしろ大量のビーズを見られて大興奮。
(写真左が私、右はTさん。頭はうちの亡愛猫と、Tさん家のセサミ。撮影はR子さん、撮られてるのに全く気付かなかった!夢中。)

問屋街は、ビーズだけでなく、手芸用品、ラッピング用品、文具類等も大量にある。
私も入浴剤をいくつか買った。これも安い!
Tさんは、やはりお仕事でラッピング用品も大量買い。R子さんと私は「リボンや包装紙欲しいけど使い道が無い」と悔しがる。でも、見てるだけでも楽しい、色の洪水。
ふと見ると、R子さんはトイレットペーパーの前で考え込んでいる。それは、やめようよ、確かに安いけど…(笑)。

陽も傾いた頃、喫茶店に入って一休み。
座った途端、ドッと疲れが出てしまって(笑)眠気が襲って来た。大興奮状態で、そうとう歩いたのも苦にならなかったみたい。
でも、いきなりあんなに見せられても、その場で判断ができない。
今度はちゃんとリストを作って、買いに来よう。

それにしても、興奮し過ぎ、はしゃぎ過ぎて、ヘトヘトになってしまった。
浅草橋は、身体に悪いわ(笑)。


10/14

中学の同級生に、おごってもらった。

先日の芝居、一緒に行く予定でチケットを取ったら急に行けなくなってしまったYさん。
それを気にしてくれたのか、横浜は野毛のご自宅近くのお店を予約してくれた。
物凄く手の混んだ、和食のコースをいただいた。
カウンターと座席二組、奥に小さな座敷というこぢんまりしたお店だが、品数も多く秋の味覚が盛り沢山。店主もとても愛想の良いおじさん。松茸の土瓶蒸しなんて、マジ何年ぶりで食べたか…感激!
ごちそうさまでした。

お腹は一杯だけど、まだ時間が早いので、もう一軒、と言って、やはり近所のバーに連れて行ってもらった。
おお。なんというか、昔風、というか、怪しい、と言うか、横浜らしい、と言うか。
絵に描いたような遊び人風の爺さんがマスターで、煉瓦貼りの壁には常連客の手らしき落書きがビッシリ。
カクテルのつまみにお新香を頼もうとしたら、眉間にシワを立てられた(笑)ので、マスターお勧めの枝付きレーズンにした。
Yさんが電話でダンナ様を呼んでくれた。初対面。でも、気さくな人で話しやすかった。
野毛の商店街でお店を出してしるので、お祭りやらイベントも色々やるらしい。大変そうだけど、楽しそうでもある。
地域に根差した生活。した事無いなぁ、私。
夫婦仲は良さそうだし、ちょっと羨ましく感じてしまいました。

 

 

10/15

いつものように週末を実家で過ごし、夕方からプール→買い物、というお決まりコースの後、外食して帰ろうか、等と話し合って母と出かけた。
一時間程泳いで、一緒にプールを上がり、何事にも私よりせっかちな母が先にプールサイドを後にした。
身体を拭いてロッカールームへ入ったら、入り口前のトイレのドアの所で、水着姿の母が座り込んでいる。しゃがんでいるのではなくて、ぺったりと長座の姿勢で、じっとこちらを見上げている。
咄嗟に何が起こったのか分からず、「何してるの?」と言いそうになったが、口には出さずにポカンと見下ろした。
無言で見つめ合う母と娘。
茫然自失から冷めたか、母がにわかに「転んだ」と言った。
えっ…。やっと事態を把握して、「大丈夫!?」と、手を貸そうとしたが、狭いドアの間なので手が出せずにしるうちに、母は自力で起きあがって来た。
後頭部を押さえて「打った」と言う。腰も、腕も打った。
腰と腕は痛いが、頭はどうやらドアの前のマットに当たったらしく、痛みは無いと言う。
しばらく休んで、予定通り家と反対方向のスーパーへ買い出しに行った。

途中、たいした事はない、と言っていたが、スーパーを廻るうちに「肘が痛くなって来た」と言い出し、さかんにさすっている。「外食はやめて早く帰ろう」と夕食分を買うと、そのうち「もう買う気がなくなったからいい」と言って、いつもの半分位で買い物を切り上げてしまった。
家に帰って見ると、肘は物凄い腫れ具合。こんなに膨れるんだー、と驚いてしまった。腰からお尻にかけてもかなりの打ち身。
自分が歳を取ったから転んだのだと落ち込んでいる。若くてもプールのトイレは滑って危ないんだけど。

私もそうだが母は輪を掛けて医者嫌い、と言うか面倒がるので、ちょっと心配だ。
「おかしかったらすぐ病院へ行ってよ」と言い置いて仕事場へ戻ったが、よほどの事が無ければ行かないだろう。
しばらく、こまめに電話しよう。

と、思っていたら、翌朝電話があって、さすがに不安だったのか「MRI撮ってもらって、異常は見つからなかった」そうな。
ああ、一安心。

 

10/17

友人Lさんの家に、犬と猫に会いに行った。
一年程前に、一度会ったきりの、犬の“あづき"ちゃんと猫の“もなか"ちゃん。
「私を覚えているかしら?」と、ドキドキして行ったが、会ってみると覚えているのか何なんだか分からなかった(笑)。

前回同様、犬のお散歩の途中でお昼を食べよう、という話なので、駅前でサンドイッチを買って、私鉄と地下鉄を乗り継いで一時間ちょっと。
地下鉄の出口のエレベーター前で待っていると、Lさんとあづきちゃんがやって来た。
「わ〜、あづきちゃ〜ん、ひさしぶり!」と、駆け寄る私に、軽く愛想笑いをしたあづきちゃんは、そのまま私の前を通り過ぎて隣でエレベーターを待つ若い女性の二人組の側へ行き、シッポを振っている。Lさんが「なにやってんの?」とリードを引くが、未練気に振り返っている。
犬と言えども若いお姉さんが好きなようだ。(ちなみにあづきちゃんは♀)

駅のすぐ側の公園へ向かう。「物凄くお腹が空いている」とLさんが訴えるので、公園の売店でカレーパンを買ってもらい、持って来たサンドイッチと分け合って食べた。
ソコソコの上天気で、風が心地良い。上着を脱いで半袖のTシャツになっても、軽く汗ばむ陽気だが、この辺は紅葉が早く、イチョウの並木が見事に色付いていた。(ギンナンが臭い!)
広い草の上にシートを敷いてのんびりランチを取り終わった頃、側で遊んでいたヨチヨチ歩きの子供があづきちゃんにラブコールを送っているのに気付いた。
Lさんが呼ぶと(彼女は犬も猫も子供も大好きだ)若いお母さんが坊やを連れておっかなびっくり寄って来る。フジテレビのマークみたいな頭の息子は大喜びで駆け寄ろうとしてはヘタリ込み、あづきちゃんに触りたいけど上手に撫でる事がまだできなくて、つついたり叩いたりになってしまう。
とまどってLさんと子供の顔を見比べるあづきちゃんに、Lさんは小鼻を膨らませて「でもあづきちゃんは絶対に噛まない」と得意そうだ。
坊やはあづきちゃんが大好きらしく、よだれダダ漏れ状態で小躍りしている。ヨダレだらけの手であづきちゃんをつついては自分の口に持って行くので、口の回りが毛だらけになってしまった(笑)。
母子の連れらしい、同じ年頃の母子連れが二組、じりじりと寄って来る。一人の子は全く興味を示さず、もう一人はまだ歩けないようだが上手に頭を撫でている。こんなに小さくても個体差って大きいのね。
お母さんが立ち去り際に、「実家に柴犬がいて、こないだ遊んでもらったもので…」と言ったのを見送って、ふと気付く。
あづきちゃんはキャバリアという洋犬で、白黒の長毛で目が出ててデコっぱち顔。豆柴よりもかなり小柄だ。
「あんなに小さくても、同じ犬と認識するんだね」と言うと、Lさんが「だって子供って、ワンワンとニャーニャーを絶対に間違えないよ」。
そう言えば、うちの甥っこ達もそうだったかも。自分も思い出す限り、判断に迷った記憶は無い。
すごいかも。

うっすら日が傾いて、少し涼しくなった頃、Lさんのお宅へ上がり込み、仔猫だったもなかちゃんと一年ぶりのご対面。
いや〜、でかくなった
←こんなだったのが、こんなんなってました。→
冗談で「私を覚えているかしら?」なんて言ってたんだけど、Lさんが言うには初対面の人に対するより警戒心を見せない、とか。いや〜ん、嬉しがらせて♡

あづきちゃんが散歩疲れでお昼寝モードに入ったので、もなかちゃんとネコジャラシで遊んだ。
室内飼いのせいか?とってもオットリしている。
本人はとても楽しいらしく、ネコジャラシをくわえて人の足下に運んで来てねだったりするんだが、揺らして見せてやっても側に座って前足をパタンパタンとする程度。飛んだり跳ねたり物陰から狙ったり、というワイルドな遊び方なしないんであった。まあ、本人が楽しいならいいか(笑)。

かと思えば、床にぺったり座っていたら私の靴下の足を抱え込んで甘噛み&猫キック。合間に鼻面でスリスリ。
こ、これは…。うちの猫がよく、父にやってた仕草だ。父がいなくても脱ぎ捨てた靴下を抱え込んで…母と「臭いの好きなのかね」と笑ったものだった………。私、臭い!?きゃー。

 

10/25

掲示板に書いてスルーしようかと思ってたら、R子さんから「大惨事は近況に載せないの?」と、お問い合わせが来ました(笑)んで、書きます。

朝夕はすっかり冷え込む日も多くなり、そろそろ鍋料理の美味しい季節。
先日訪ねたLさんとも、そんな会話をして、「もうウチは3回も鍋やったよ」と聞かされたばかり。
実は、1Kロフト付きの今の仕事場に移ってから、下の部屋を仕事専用にして、約6畳あるロフト部分を寝室件居間に使っていた。TVも食卓もハシゴの上、という、ちょっと(かなり)不便な生活。
仕事中はあまりTVを見ないのと、仕事中に食事の気配が残るのがイヤで、場所を分けておきたかったんだけど、仕事しなくなって早一年。8畳の階下はすっかりMac専門部屋と化してしまっている。無駄だ。
正直、ロフトに食事を運ぶ今までのシステムだと、さすがに煮立った鍋を持ってハシゴを登る気にはなれず、階下に臨時食卓を設えたりしていたが、そうすると自然、鍋料理の頻度は下がってしまう。
Lさんにも、いっそ仕事机を一旦片付けて下を居間にしてしまえば、と言われ、ナルホドとその気になって、翌日から部屋の模様替えを敢行したばかり。

そしてめでたくMacの隣にTVを移動、その前に食卓を運んでくつろぎスペースを階下に作り、早速今夜は鍋料理!
と、勇んで久しぶりの土鍋を出して、好物「豚ちり鍋」を作る。簡単美味しいヘルシー、鍋っていいなあ♪
考えてみたら、今期初の鍋。
さあ煮えた、と鍋つかみで挟んでグツグツしてる土鍋を持ち上げた瞬間、ズルリッとイヤな感触…!

←…で、大惨事。

一瞬何が起こったのか把握できず、しばし呆然、それから見事に砕け散った土鍋の形を認識し、裸足の足元スレスレまで飛び散った鍋の中身に気付いてまたガクゼン。
絹ごし豆腐はひとかけらも原型を留めずペースト状になっている。豚の脂がタップリ溶け込んだ煮立った出し汁が床いっぱいに広がって、またいで移動もできない状態。
どうやら、煮ている間に吹きこぼしたせいで、ガスレンジのゴトク(と、いうらしい、鍋を置く黒い金属)が土鍋の底にくっ付いてしまい、そうと知らずに持ち上げたので重みに耐えかねて落下、という事だったようだ。
情況が理解できると、対応よりも腹が立つやら情け無いやら、取りあえず誰かに代わって欲しい等とバカな事を真剣に思った。
さっきまでウキウキしていた美味しい夕食は、これでパア。油ギトギトの床を拭いて、鍋の破片と中身を拾って………きいぃー。

後から考えると、怪我も火傷も全くしなかったのはむしろラッキーだったかも、という気もするんだが。
写真右端に見える水色の三角部分が、実は食器棚で、私は食器棚とシンクの作る60cm幅の壁際に追い込まれていた事になる。→
かなり、きわどい。咄嗟に鍋を放り投げたか、壁際ギリギリに飛び退ったか。
でも、その場はとにかく呆然、怒り、脱力。
床に広がるお汁の湯気が治まった頃、やっと気を取り直して食器棚の隙間を出て(ヌルヌルになった汁を踏まないでは脱出できなかった…)、取りあえず、撮影。
それで少し、気持ちが静まった、と言うか、あきらめが付いて、床を拭く気力が生まれた。
しかし豚の脂はギトギトしているし、汁の湯気はおさまっても豆腐(だった物)はまだ熱いし。やれやれ。

数日後、日ハム優勝でバーゲンだった近所のスーパーで、割れた土鍋と同じ型の物を購入し、仕切り直しをしました。
持ち上げた時、フタは取ってあったので無傷で残っている。
このフタをスペアで取っておくべきか。捨てた途端に、今度はフタだけを割りそうな気がする(笑)。
まあ、それはともかく、食卓を階下に移して、生活が快適になった、少なくとも仕事しない間は。
それから、その後もう何度も鍋料理を夕食にしているが、あのペーストを見て以来、絹ごし豆腐を食べる気がしなくて、ずっと木綿を使っている。絹ごしに罪は無いんだけど、なんとなく。

 

 

10/30

実家から仕事場に戻るので電車に乗るついでに、渋谷まで足を伸ばしてマンガ(&ネット)喫茶に入ってみた。
地元にもマンガ喫茶はあって、時々利用しているんだけど、なぜか禁煙席が無い。
一応ネット席だけは禁煙になっているものの、仕切りも無い素通しだから殆ど意味も無く、部屋は3つに分かれた造りなのにドアを取り外して全面喫煙席にしてしまっている。なんでやねん!?
部屋を一つにしているのは、犯罪防止とか、なんかあるのかな?それにしたって今時、ドアは無くても名目だけでも禁煙コーナー作ってくれたら気は心で気分が少し良いんだけれど。
深刻な話、煙草が本当に身体に合わない私は、3時間も(マンガに夢中で)長居をすると、後2.3日具合が悪い。
チェックしたかったマンガがいつもの店に無い事もあって、友人に話したら、「ここなら禁煙席があるし、渋谷で一番安いよ」と店を教えてくれた。

で、教わった地下の店へ行って、受付けで「初めてなので」と説明を聞く。
座席はあちらが決めてくれて、ネットもできる禁煙席、という事で行ってみたら、公衆トイレの個室のようなパーティションで(立ち上がると頭が出る)PCとヘッドホン、ソファがある。しかしせっかくのリクライニングソファだが、パーティションが狭くてシートを倒せない(笑)。
それでもまあ、お行儀悪くしててもうたた寝してても取りあえず人目にさらされないので、これってありがたい、のかも。
(って言うか私はちょっと閉所恐怖気味かな?と思ってしまった、息苦しい…)
種類はそう多くないがドリンクバーも料金内。ホットコーヒーがあれば、贅沢は言いません。

まずはPCを立ち上げて、yahoo!のオンラインコミック(下記<お仕事情報>もご覧ください)を見てみる。
先日発売になったものの、Macでは見られないという事で、今までどんな物かも知らなかった。
一応自分が載ってるはずのところまで行って立ち読みしてみる。
残念、他人様に聞いてはいたけど、私のマンガは立ち読みでは見られない。
でも、他の人の画面はキレイに起こしてあって、文字も読みやすいし、これなら心配無いでしょう。
うちのHPの作品ページより、かなりキレイかも。原画からスキャンしてるからかな。
結局「購入」はしないで、まあいいや、と窓を閉じ、ついでに『みかわん掲示板』のチェック&書き込みもして、電源を切った。

見たかったマンガは4時間かかって半分しか読み切れず、もう1回来ないとな…という情況。
続きは読みたいんだけどなぁ。
やっぱりね、臭いのよ、煙草。
もう、着ていた服とか、物凄い事になっちゃってて、家に帰って脱いだのを置いておくのもイヤッ!で、洗濯機に直行。
地下だから窓開けろとは言えないし、仕方無いけど…もうちょっと空調、なんとかならんのかい。
ああいう店を経営する人って、皆喫煙者なんだろーか。
マジ、煙草の無い世界へ行きたいっす。

 

 

<お仕事情報>

ちょっと目新しいニュースを。
yahoo!のオンラインコミックで、私のマンガが販売される事になりました。

大人の恋愛』>『青い鳥ハンター』
妊娠・出産・子育て…母になる時』>『公園バカ一代』
日常のトラブル110番』>『女と女とウエディング』
一部立ち読み機能もアリ。
(ただし私のマンガは、立ち読み可能ページには入ってないらしい。ガッカリ。)
雑誌の傑作選という形なので、5作品のうち1作が私のマンガだそうです。

しかしこの企画、Macに対応していない!
しかも、Internet Explorer5.x.(日本語版)以上限定で、他のブラウザはダメなんだそうな。

WinでIEの方、お暇がありましたら、立ち読みだけでも覗いて見てね。
11月末まで閲覧可能だそうです。