航 海 作詞/作曲 YOKO
      
 1 あかねいろの 陽の中で
   愛・命 抱いて 幾く年月
   まだ めでたくも この国の
   渦中 翻弄で 育てたり
 
     ああ、付和雷同の日々に
     愛して 止まぬ子のために
     した悔いに、すくむ身とて
     いざ この春の嵐に立つ


 2 時を戻して 抱きたいと
   泣いて叫ぶ 己が心
   それでも、平気で生きることが
   悟りとあらば 子と進まん
    
     ああ温かき(柔らかき)手を 握り
     我に かえるを知りし日に
     露なる 愚か母は
     いざ 航海(後悔)の海原へ


 3 響け 掴め この命
   愛して 荒れぬ 我が心よ
   広い大地に 抱かれる
   溶けて しまえ この罪よ

     ああ、幾千もの 苦し母(み)たちもぉ
     ヤーレー空を 見て 一息
     広き大地となれぬ君も
     さりとて 進みし 海原へ
   
     

   ありのままの我が子を愛することが
   出来なかった・・・

   そんな母の後悔を雄大なサウンドに
   浮遊させてしまったのです
。
   「春の嵐」に苦しむおかあさん、
   思い煩うことなかれ。。ガンバリマしょ

                                2002/03/17