春はゆらら 作詞/作曲 YOKO
      

   春 つつがなしや 桜 色ぬるキャンパス
   吹く風 やわらか 花びら 筆に流る

   「幸せ」と眩しそうに 空見上げる人の
   幾えにも刻まれた 深い皺を 金と描く

   せめて あの雲のように 無欲に浮かんだなら
   こんな 今の私・・・に きざまれる 金 笑えるのに


   春 つつがなしや 小鳥よ枝をわたる
   吹く風 うららか 鳴く声 筆にとまる

   「幸せ」と目を細めて 体 風まかせの 人の
   幾えにも なびく 髪 白いを銀の糸と描く
   
   せめて あの雲のように 素直に流れたなら
   こんな今の私・・・に ゆれる銀も隠すまいに

   時を重ねる人を描く 今もなお・・  おろかな・・  私の・・・・

   春はゆらら
     




 ※YOKOコメント

      自分を包みたい時、音聞いたり歌ったりした
      文部省唱歌を思い出していました。
   そして、今、私には、こんな曲が必要だなぁ〜・・・
      と感じて作ってみたのです。
                                2003/05/21