名前は永田萌さんの画集のタイトルからいただきました。たまゆらのキャラ・デザインのベースとなった画集です。フォマールのコスチュームにはどこか和服のような印象もあって、リヴやイラーをつけた姿が、私の中では、彼女の描く和服の妖精とイメージが重なるのです。

落ち着いた大人の女性のイメージでデザインしたつもりだったのですが、ある種の武器を持たせると性格が豹変してしまうのが悩みの種（？）です。

ちなみに、"kiwanja"とはスワヒリ語で「大地」。決してコミカルなキャラではなく、キワンジャはあくまでシリアスにデザインしたキャラです。それどころか、ウチのメンバーの中で最もハードボイルドな「漢」のキャラと言っても過言ではありません。

寡黙なキャラゆえ、およそ口には出しませんが、剣で戦っている姿をほとんど見たことがないのは、「銃で戦ってこそレンジャー」という彼女の信念の表れかもしれません。

キワンジャとは対照的に、銃を使うことに抵抗があり、やや強引とも思えるほど剣のみで突き進んでゆくガルーダ。ソード一本でDF戦に臨むことも珍しくありません。しかし、その剣へのこだわりゆえに、トラップを発見していながら、それを除去できる武器を持っていないなんてボケもしばしば。

真っ赤なボディに、ラティがまるであつらえたように似合うところがお気に入りです。もちろんメインのマグにしています。

できあがったデザインを見てふと浮かんだ名前がピーターパン。でも、さすがにフォニュにピーターパンと名付けるわけにもいかず、この名前に落ち着きました。安直と言えば安直な命名かも。

ですが、ことデザインに関しては、私が最も気に入っているのがこのベルです。同じフォースのたまが比較的クールなキャラなので、可愛い系の装備はもっぱらベルに廻ってきます。ウチの箱入り娘です。

というのがゴッズのキャラ設定。ですがなぜか、メイト類を「ちゃんこ」、ボスを「横綱」、クエストを「巡業」と呼び、「どすこい」、「ごっつぁんです」が口癖です。きっと熱心な親日家でもあるのでしょう。

金属の質感を大事にして、ボディにはモノトーンのものを選んでいます。プロポーションはほとんどデフォルト、つまり最大です。どすどすと走り回る様がいかにも重そうで素敵です。

そこで、彼女については、あまり奇を衒わず「実際にもありそう」という点にしぼってデザインしました。コスチュームはこのカジュアルなタイプで決まり。髪型や髪の色はそれに合わせて自然な感じに。

元々は倉庫番とマグ育成のために追加したキャラでしたが、その合間にオフを進めていたら、いつの間にかレベルが上がり、今や「めろ通」の看板娘。でも、オンでの出番はちょっと少なめ（？）。ちなみに、"Eureka!"とはギリシャ語で「見つけた！」という意味。

とても地味なデザインですが、フォーマーのいちいちキザなモーションには、こういう渋めのデザインもよく似合うような気がします。

正直言って、ずっとフォマールをメインにしてきた私には、似て非なるものだけに、フォーマーにはちょっと扱いにくいところがあります。でも、ウチでは少数派の男性キャラの出世頭として、彼には是非たまゆらに追いつき追い越すくらいに成長してほしいと願っています。

イメージは同じレイマールのキワンジャと対照的で、オフマルチで二人を並べてみると、ホントに同じクラスかと疑いたくなるほどですが、お気に入り度に関しては彼女といい勝負です。

ちなみに、名前はとある日本の地名を中国語読みしたもの。日本名を「みその」といいます。

タキオンとは、光速を超える速度を持つとされる仮想上の素粒子のことです。私にとっては、DC時代からいつかどこかで使いたいと思いながら、その機会に恵まれなかった名前です。

「めろ通」の末娘にあたる彼女ですが、モデルとしては看板娘のユリと並んで絵になるキャラです。

名前は、意外（？）にも、『赤毛のアン』のマシュウ・カスバートから。イエス・キリストの十二使徒の一人マタイに由来する名です。

レイマーは、個人的にはとてもカッコいいと思っていながら、外見で個性を出すのが難しく、過去、何度デザインしてもなかなかしっくりこなかったのですが、ネタキャラと割り切った途端、自分でも驚くほどあっさりデザインが決まりました。かえって自分の好みに素直になれたのだと思います。今後の活躍が楽しみです。

決して自らの手を汚すことのなかった彼女は、やがてEP3に舞台を移し、そこで初めて自分に与えられた天命を知る。冷静沈着。常に微かな笑みを浮かべつつ、忠実な部下と彼らの下僕となる凶暴なエネミーを操るアークズの氷の指揮官。

"celeste" の語源は、「天空、天上」。フォマールの衣装としては、たまゆらの黒と並んでシックな茶のコスチュームを選びました。デフォルトの帽子もこの色にはとてもよく似合うように思います。