Next: , Up: 9


9.1 記号リスト

@itemize コマンドで記号リストを生成することができます。このコマンドは単独行に記述し、`@end itemize' までの間の `@item' が項目の区切りである記号となります。@item コマンドも単独行に記述します。

     @itemize label
     @item
     Item 1...
     
     @item
     Item 2...
     ...
     @end itemize

label に項目の区切りとしたい記号を指定します。全角文字は makeinfo でエラーとなるので使えません。HTML では常に ul 要素による丸い点となります。

@bullet@minus コマンド1等の文字を生成する Texinfo コマンドを指定することもできます。このとき波括弧 `{}' は省略することができます。

区切り文字を入れたくないときは label に `@w{}' と指定します。この波括弧は省略することはできず、省略すると TeX でエラーとなります。label を省略時、デフォルトで `@bullet' が指定されたものとみなされます。


Footnotes

[1] See 黒点の挿入, @bullet{}.

See 負記号の挿入, @minus{}.