ある時期我々の仲間内では「ミニ四駆」がブームで「ミニ四駆の部屋」の部屋にあるようにいろんなことを
やってました。。
時期的には「爆走兄弟レッツ&ゴー」の放映が始まって少ししてから盛り上がり、放送終了とともにブームは終わりました。
当時のミニ四駆人気はすごいものがありました。なにしろ発売日には新製品のミニ四駆がすぐに店頭からなくなり
子供のために探し回ってるお父さんお母さんの姿をよく見かけました。
もちろんミニ四駆はタミヤ模型の商品なのですが、このブームの時は「爆走兄弟レッツ&ゴー」関係のオモチャは
トミーグループが版権を取りさまざまな商品を発売していました。
その中で最も凝っていておもしろかったのがトミーの「チビヨン」というシリーズでした。
チビヨン
「チビヨン」はいわゆるタカラの「チョロQ」のようなプルバックのミニカーで左のようなブリスターパックに入って
売られていました。
当時はおもしろがって多分全部買っていたのですが、なにしろパッケージとか資料を残してないので記憶に頼って
紹介していきます。
最初に
01 ビクトリーマグナム
02 バンガードソニック
03 トライダガーX
04 ビームスパイダー
の4種類が発売されました。その後「チビ4公認コース」が発売され、それにトライダガーZMCとブロッケンギガント
が付いていたように思います。結局は単品で発売されましたが。
さらに新マシン登場に合わせていろんなアイテムが発売されました。
05 トライダガーZMC
06 ブロッケンギガント
07 サイクロンマグナム
08 レイスティンガー
09 ハリケーンソニック
10 ファイターマグナムVFX
この後も
11 シャイニングスコーピオン
12 サイクロンマグナムTRF
とつづき
?? ガンブラスターXTO
が最後だったと思います。
下のようにある程度彩色されたボディにシールと、ローラーがセットされています。
カウルはネジで固定されていてはずすことが出来ます。
これを見たとき、これはあそべるな!と思いました。ミニ四駆の技術を生かした改造です。
ローラー部分ははめ込み式なのですが、ここにミニ四駆と同じようにピンバイスでネジ穴を開けて
ミニ四駆用の小さめのローラーをセットできます。さらにボディの方も穴を開けたり塗装したりといろんな
改造が出来ます。
もちろん本物のミニ四駆と違ってスピードを競うわけでもなく、大人の洒落た”遊び”としての改造です(笑)。
そんなことをやってるうちに本家のトミーから下のような「チビヨン PIT・IN・BOX」や
「改造パーツセット」が発売されました。
「PIT・IN・BOX」というのは当時のミニ四駆少年がみんな持ってたタミヤの”工具箱”で
これを見事にこのおもちゃ用にアレンジしたのがこの「チビヨン PIT・IN・BOX」です。
単にBOXだけではなく、いろんな付属パーツがついています。
「改造パーツセット」は2種類発売されています。
A:銀メッキフロントバンパーセット、グレードアップシール、フロントタイヤ、ローハイトリヤタイヤ、金メッキガイドローラーセット
B:銀メッキリアローラーステイセット、金メッキフロントホイール(シャフト付)、ハイパワープルバックモーター(金メッキホール付)
それでは家にあったマシンを紹介していきましょう。
右からビクトリーマグナム、バンガードソニック、トライダガーXです。
最初の商品なのでローラーを本物のミニ四駆のものに変えてありますね。特にバンガードソニックは
実際のマシンに合わせて後部のボディに取り付けています。こだわりですね(笑)。
次はそれぞれの新マシン=サイクロンマグナム、ハリケーンソニック、トライダガーZMCです。
思えばこのころがレッツゴーの絶頂期だったんじゃないかと思います。
こちらは全部ノーマルで組み立てています。
上左からライバルキャラのマシン、ブロッケンギガント、レイスティンガーそして劇場版登場の
ガンブラスターXTOです。なぜかビークスパイダーはノーマルの状態で残ってませんでした。
いずれもノーマルで作ってます。
下右はシャイニングスコーピオン、そしてアニメには登場しないオリジナルのミニ四駆
ファイターマグナムVFXとサイクロンマグナムTRFです。
ファイターマグナムはノーマルにTRFは正規の改造パーツでパワーアップしています。
下は正規の改造パーツで改造したサイクロンマグナムとサイクロンマグナムTRFです。
当時、本家ミニ四駆の方では「コロコロコミック」や学習雑誌の誌上限定販売でいろんなものを
売ってました。その中に金メッキや銀メッキのボディがありました。
左はそのイメージで金色塗装した上で金メッキの改造パーツを付けてキラキラシールを貼ってみました。
さて、下が本格的な改造を行ったものです。
いずれも「ミニ四駆の部屋」で紹介している私自身の本当のミニ四駆の改造に合わせた塗装、改造を行ってます。
ビークスパイダーは本体を肉抜きして裏からメッシュを貼り、つや消しブラックで塗装してあります。
ブロッケンギガントはコクピット部分を肉抜きメッシュにして、リアローラーを本体に付け、銀をメインに
金でアクセントを入れて塗装してあります。
レイスティンガーは本体の肉抜き、メッシュ貼り、フロントカウルを削ってスリムにしてあります。リアローラーは
本体に固定、タイヤは黄色のホイールにオレンジのタイヤにしてあります。
まあ、ほんと遊び心の改造ですね。
先に言いましたが「チビヨン公認コース」として2台とコースのセット商品が売られてました。
本物の「ミニ四駆」のコースってさすがにそれなりにでかいので普通のうちではなかなか広げて
遊べないのが現状です。それを考えるとこの商品はちょうどいいのかもしれませんね。
さすがにかざばるので現物はもう処分してしまったのですが、下はその第2弾です。
コースとスタートユニットと2台のマシンがセットになっています。
このときのブームの勢いで「ミニ四駆」以外のものも「チビヨン」になったりしています。
当時にリメイクされたアニメ「マッハGOGOGO」のマシンが「チビヨン」になっています。
下は「マッハ号」と覆面レーサーのマシンです(名前忘れました・・・)。あと2種類くらいあったような気がします。
ミニミニマシンコレクション
トミーの「爆爆走兄弟レッツ&ゴー ミニミニマシンコレクション」。
「爆爆走兄弟レッツ&ゴーWGP」が始まった時に発売されたさらに小さい金属製のミニチュアです。
「チビヨン」の方はミニ四駆をかなりデフォルメしてありますが、こちらはわりと元のデザインに近いです。
さすがにこれだけ小さいとコロ走行だけで自走しませんが、ちゃんとローラーは回転します(笑)。
このあたりのこだわりがミニ四駆のミニ四駆たるところでしょうね。
さすがにこの商品は中途半端だったのか最初に発売された
01 サイクロンマグナム
02 ハリケーンソニック
03 トライダガーZMC
の3種類だけで続きは発売されませんでした。
ほんとこの時期いろんなアイテムが発売されていました。
TOMYのグループ会社YUJINからは200円のプルバック式のガシャや、100円の可動しないモデルとか
が発売されました。
TOMYからはミニ四駆のラジコンというとんでもないものまで発売されてました。
そしてTOMYのミニカーといえば「トミカ」ということで、「キャラトミカ」のブランドで何種類か
発売されてました。
とにかく当時のミニ四駆というか”レッツ&ゴー”のブームは凄いものでした。
ということで「爆爆走兄弟レッツ&ゴー」のグッズの紹介でした。
自作のミニ四駆の方は「ミニ四駆の部屋」で紹介していますので見ていない方はぜひ見てくださいね。
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