映画「パリに咲くエトワール」見ました



3月13日から公開された映画「パリに咲くエトワール」を初日に見に行ってきました。
この映画に関しては上右のティザーのチラシを見た瞬間に見に行こうと思いました。ジブリアニメでおなじみの近藤勝也氏の元気のいい女のこのイラストがすごく魅力的でしたしパリで夢を追う2人の少女の物語というところもすごく私の好みだったからです。
やがて上左のフジコと千鶴の二人が描かれた新しいチラシが配布されました。まあ下左の裏面の内容を見てみると構成は変わっているものの情報的には新しいことはあまり書かれていませんでした。
そして公開直前に映画館に行くと下左の2つ折りになったチラシが配布されていました。MOVIE WALKERによる内面にパリに街の地図が描かれており裏面には名画の紹介というパリにスポットを当てた内容のチラシになっています。
初日に行ったのですがそこそこの大きさの劇場に5、6人しかいないという状態でした。ほんとオリジナルで有名監督ではなくTVシリーズとかの劇場版でもないアニメ映画って例の「果てしなきスカーレット」のようにTV局を挙げてのPRも行われませんし配給される映画館も少ないしほんと見に来る客さんが極端に少ないですね。これじゃどんないい映画だって絶対にヒットなんかしませんよ。

という事で見た感想はすごくおもしろかったです!
20世紀初頭に東京でバレエの公演を見て感動した2人の少女がパリの街で出会います。
絵の勉強をするために叔父の若林についてパリに来た少女フジコ、かたや園井流薙刀道場を海外に展開するために両親と共にパリで暮らす少女千鶴。
こうして画家を目指すフジコと密かにバレリーナを目指す少女フジコの物語が交わるのです。
フジコの方はまあいいとして薙刀の道場で教える千鶴がバレリーナとして活躍し大成することなんかできるのかがすごく気になっていたのですがそれに関しては非常に巧くそれらしく描かれていました。
千鶴のバレエに対する想いを知ったフジコが知り合ったロシア人の少年ルスランのロシアから来た元バレリーナで酒場で踊っている母親のオルガに薙刀を教える代わりバレエのレッスンを頼むのです。道場の仕事をしながらオルガの厳しい指導でその才能を開花させていく千鶴。
やがて戦火が近づき日本へ帰る園田家、オペラ座付属のスクール合格を機に母親にバレリーナになる事を告げひとり残る千鶴。一方フジコの方も叔父が疾走し安い家に引っ越しレストランの下働きをしながら生計を立て、千鶴は薙刀を教えて頑張るという。
という感じで2人の少女のそれぞれの道を2時間弱の映画で描けるのかちょっと心配でしたが千鶴の側をけっこう丁寧に描いていてフジコは常にそれを応援するところばかりが描かれるというアンバランスさはありました。ただ内気な性格だった千鶴が実は芯の強いところがあり夢を追うためなら頑張る様子、薙刀で培われた体感、コンプレックスであったその長身が武器になりその才を伸ばしていく様が非常に丁寧に描かれていて好感度は高いです。
そして2人をめぐる音楽家を目指すルスランとオルガ、そしてアパルトメントの人々もキャラクターが実に生き生きとしていて魅力的に描かれていました。
そしてスクールでの成長も日本人とフランス人の拍子の取り方の違いとか長年の薙刀による癖とかひとつひとつクリアしていく様子が描かれついに戦争になるため最後となる公演のメンバーに選ばれるのです。ここでも一見意地悪風な先輩団員が実は彼女の才能を認めていたりとかほんと魅力的な生き生きとしたキャラクターばかりです。
最後はフジコが叔父の残したダイヤの原石を売ってみんなを招待してオペラ座の公演の日を迎えます。ここでオペラ座へ行こうとする千鶴の前に母親と道場生たちが日本に連れ戻しに現れ大立ち回りが始まります。かつて薙刀で倒した街のならず者たちが千鶴のために応援に来てのバトル。そしてそこへ行方不明だった叔父若林が自動車にのって駆けつけてきて2人をオペラ座に送り届けるのです。
まあ、エンターテイメント要素を盛りたかったんでしょうけどはっきり言ってこの件は要らないかなと思いました(笑)。母親の悪役ぶりとかちょっとやりすぎじゃないかなと。
そして最後は千鶴たちの公演を見てフジコが自分の描きたいものを見つけるのです。この最後のバレエのシーンがねえ3DCGになっていて違和感があるのが残念でした。この作品は昔ながらの日本のセルアニメで昔の名作劇場のような雰囲気があるのがすごく気に入っていただけにこれは本当に残念でした。
仕事に追われ絵を描く時間がないと思いきやパリでいろんな才能を見て自信を無くしたフジコの姿、それを自分の音楽に照らし合わせて励ますルスランを描いたりもしていて伏線になっていたのですが最後は公演が終わって戦火の拡大に日本に帰るフジコと千鶴の姿が描かれそこでフジコが見事な絵を描いて才能を開花させていたことを見せることでフジコの話は細部を描かずに済ましています。まあ、2人を均等には描けなということでこうしたんだろうとは思いますが。
特に最後にはチラッと描かれていた恋愛方面としてルスランがフジコにペンダントを送るというヒロイン要素も加えられたりしています(笑)。
そしてエンディングの緑黄色社会の主題歌に載せてフジコの描いたであろう数々の油絵が映されます。そのラストを飾るのが最後に本編で登場した絵画でそのタイトルが「パリに咲くエトワール」というわけなのです。
ということでまあ多少バランスの悪さには目をつぶるとして非常に良く出来た楽しい元気をくれる映画になっていたと思います。その宣伝文句通りに魅力的なキャラクターたちとともに主人公の成長を丁寧に描きながらその大成していく様をうまく見せていたんじゃないかと思いました。有名監督の話題作ばかりじゃなくこういう地味ないい映画はもっと注目されてもいいと思うんですけどね。


驚いたのはこの手のアニメ映画にありがちな入場者プレゼントがなかった事です。ほんと名探偵コナンやアンパンマン以外のアニメ映画ではなんらかの入場者プレゼントが配布されますからねえ。

上は映画の「パンフレット」です。
B5サイズ変形・フルカラー・36Pで1100円となっています。
イントロダクションとストーリー、キャラクター紹介などが載っていますがスタッフ・キャストのインタビューに結構ページを割いています。
谷口悟朗監督のインタビューによるとバンダイナムコからオリジナルの映画を作らないかと言われメカやバトルじゃない作品という方向性で自主制作のようにスタートしたんだそうです。近藤さんには初期からかかわってもらっている事、吉田玲子さんお脚本は演出家として刺激的だったことなどが語られ一番苦労したのはバレエと薙刀の所作であると言っておられました。
フジコ役の當真あみと千鶴役の嵐莉菜の対談、ルスラン役の早乙女太一、オルガ役の門脇麦、若林役の尾上松也、エンゾ役の角田晃広。矢島役の津田健次郎のインタビューが掲載されています。門脇さんはバレエをやっていたのでオルガが千鶴という逸材を見つけた時の気持ちがすごくわかるとおっしゃっておられました。
今回のエンドテロップをみて脚本が吉田玲子氏であることにすごく納得しました。ほんと女の子が主役のドラマではこの人の脚本はすごく良いと思います。インタビューでは今回最初は女の子がオーケストラを指揮する話だったのをハードルが高すぎるので10代の女の子が挑戦できて当時の女の子が現実的に挑戦できるものということでバレエを提案したんだと言っておられました。そして二人の女の子が両方とも夢を実現するというより、主人公の方がその友達の夢を応援して自分の夢に立ち返るというドラマにできないかと思ったそうです。こういうところがこの人のすごいところだと思いますね。
そしてふたりを描くときには「表には出せないけれど、胸に夢を秘めて、一途に頑固なまでに努力する子」と「社交的で元気なんだけど、自分を見失いがちで、意外と自信のない子」という対比を意識したそうです。
キャラクター原案の近藤勝也氏そしてキャラクターデザイン・作画監督の山下祐氏とそれぞれにキャラクターに関するコメントが書かれています。
今回、殺陣作画監督の中田栄治氏は実際薙刀道場に通い数日指導を受けて作画したそうです。

劇場グッズはこんな感じでほんと映画がおもしろいとついつい買っちゃいますね(笑)。

「クリアファイル2枚セット(ver.A)」「クリアファイル2枚セット(ver.B)」
ティザービジュアルが表と背景イラストが表で裏がフジコと千鶴のイラストのA、キービジュアルが表と背景イラストが表のBの2種類のA4サイズクリアファイルのセットです。

「チケットファイル」
表がフジコの横顔、裏がバレリーナのイラストのチケットファイルです。内面にはマメゾウと猫が描かれています。

「ポストカードセット」
本編の絵柄だと思って買ったら10枚全部背景イラストのポストカードでした(笑)。クリアファイルといいこの作品は背景イラストに重きをおいているんですねえ。ロケハンしただけあって確かにすごくきれいで緻密に描かれていますね。

「絵画キーホルダー」
最後に登場したフジコの描いた「巴里に咲くエトワール」の絵画のアクリルキーホルダーです。この絵のグッズは何か欲しかったので。

「ランダムフレームマグネット 全6種」
これもどうせよくあるキャラクターの6種だろうと思っていたらなんとエンディングのフジコの描いた絵画6種のマグネットで額に入ったような状態のものでした。
この絵は憶えていますがタイトルがわからないのです!映画を見終わった後に絶対パンフでこれらの絵について書かれていると思ったのですがまったく載っていませんでした。演出からすると実在の絵画ではなくこの映画のために描かれたものだと思うの何等かかの形で紹介されていると思ったんですけどね。ネットで調べても公式はもちろんどこにもタイトルは載っていませんでした。さすがに覚えてないですね。

「アクリルスタンド(フジコ)」
映画がおもしろかったのでアクリルスタンドを買っちゃいました。フジコ、千鶴、ルスランの3種類がありました。いや他に缶バッジとかキャラクターのグッズがなかったので。

「アクリルスタンド(千鶴)」
この映画の場合さすがにフジコだけというわけにはいかないので千鶴も買いました。フジコと並べてみたらわかるのですが2人の身長差をちゃんと再現しているところが素晴らしいですね。
背景といい絵画といいほんと作品の事をよく理解してグッズが作られていることがよくわかります。

さて「月刊ニュータイプ」4月号に4Pの特集記事と巻頭に描きおろしのピンナップが載っていました。
主演のおふたりの対談が載っていました。



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【更新履歴】

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指人形「ポケットモンスター サン&ムーン」の部屋に「ポケモンキッズ 30周年スペシャル V0L.1編」を追加(3.7)
指人形「その他アニメ作品(男の子向け)」の部屋「4.機動戦士ガンダム」に「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女 指人形3個入りセット」を追加(2.8)
指人形「その他」の部屋「10.ミッフィー」に「ボリスのゆきあそび」「くまちゃん」を追加(2.8)
指人形「その他アニメ作品(女の子向け)」の部屋「21.藤子不二雄作品」に「藤子・F・不二雄キャラクターズ ソフビパペットマスコット」を追加(1.9)
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指人形「新世紀ウルトラマン」の部屋に「ウルトラマンゼットニュージェネレーションケープ」を追加(12.20)
指人形「新世紀ウルトラマン」の部屋に「指人形フィクサービームカラー「ナナシB」」を追加(12.20)
指人形「その他アニメ作品(女の子向け)」の部屋に「ギャビーのドールハウス そふびどーる」を追加(12.20)
指人形「新世紀ウルトラマン」の部屋に「ウルトラマンオメガ」を追加(12.8)
指人形「新世紀ウルトラマン」の部屋に「SSSS.GRIDMAN」の「ナナシB指人形SET(LISTLESS別注カラー)」を追加(11.25)
指人形「ポケットモンスター サン&ムーン」の部屋に「ポケモンキッズ メガミューツーX&メガミューツーY編」を追加(11.25)
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