天体シミュレーション version1.0 (フリーソフト)

Windows95,98,2000,NT,Me,XPで動きます

アインシュタインの一般相対性理論を使って、天体の周りの空間の曲率をシミュレートするソフトです。


色々な天体のシミュレートができますが、例えば次のようなことができます。
●太陽や地球やその他の天体の周りの空間の曲率を調べることができます。
●地球や他の天体を、どれだけ圧縮するとブラックホールになるかを調べることができます。
●天体の近くの空間の光の曲がり方を、直接見ることができます。

各部の名称と機能

1 地球の半径と質量
天体を地球の半径と質量の値に設定します。
ソフトが立ち上がったらデフォルトでこの値になっています。

2 太陽の半径と質量
天体を太陽の半径と質量の値に設定します。

3 天体の半径(大)変更スクロールバー
天体の半径を大きく変更します。

4 天体の半径(小)変更スクロールバー
天体の半径を小さく変更します。

5 天体の半径を表示
天体の半径を数値で表示します。単位はメートルです。

6 天体の質量(大)変更スクロールバー
天体の質量を大きく変更します。

7 天体の質量(小)変更スクロールバー
天体の質量を小さく変更します。

8 天体の質量を表示
天体の質量を数値で表示します。単位はキログラムです。

9 光線の発射位置を設定
光線の発射位置を上下ボタンで設定し、光線発射ボタンで光線を発射します。

10 天体の平均密度を表示
天体の平均密度を数値で表示します。
単位はグラム/立方センチメートルで、地球上での水の密度は1になります。

11 シュワルツシルトの半径を表示
シュワルツシルトの半径を数値で表示します。
この表示文字が灰色の場合は、実際にはシュワルツシルトの半径は存在しません。天体の質量が中心に集まっていると仮定した場合の想像上のシュワルツシルトの半径です。
表示文字が黒色の場合は、実際にシュワルツシルトの半径が存在します。
この場合、天体はブラックホールになっています。

12 天体の半径の位置での曲率と曲率半径
天体の半径の位置での曲率と曲率半径を数値で表示します。曲率半径の単位はメートルです。

13 天体の半径の1.5倍の位置での曲率と曲率半径
天体の半径の1.5倍の位置での曲率と曲率半径を数値で表示します。曲率半径の単位はメートルです。

14 天体の半径の2倍の位置での曲率と曲率半径
天体の半径の2倍の位置での曲率と曲率半径を数値で表示します。曲率半径の単位はメートルです。

15 天体の半径の2.5倍の位置での曲率と曲率半径
天体の半径の2.5倍の位置での曲率と曲率半径を数値で表示します。曲率半径の単位はメートルです。

16 天体
天体のグラフィック表示です。

17 シュワルツシルトの半径
シュワルツシルトの半径のグラフィック表示です。

18 天体の半径の1.5倍の位置
天体の半径の1.5倍の距離のグラフィック表示です。

19 天体の半径の2倍の位置
天体の半径の2倍の距離のグラフィック表示です。

20 天体の半径の2.5倍の位置
天体の半径の2.5倍の距離のグラフィック表示です。

21 光線
光の道筋のグラフィック表示です。

22 光線の発射装置
光線の発射装置です。光線を発射する位置を決めます。

使い方の例

地球をどれほど圧縮すればブラックホールになるかをシミュレートします

天体をブラックホールにするためには、天体の半径とシュワルツシルトの半径を一致させなければなりません。
もちろん、天体の半径がシュワルツシルトの半径より小さい場合も、天体はブラックホールです。
シミュレートの結果、地球の半径を8ミリほどにすると、ブラックホールになることが分かります。
このときの天体の密度は、すさまじい値になっていることが分かります。
また、この天体から1センチほど離れた所を通過する光は、大きく曲がることが分かります。


「天体シミュレーション」ダウンロード(70.5Kb)

mcs7@mte.biglobe.ne.jp

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