・・・ こてんし誕生 ・・・

わたしが今まで描かなかった(描けなかった)
どちらかというと斜めに見ていた
暖かく、柔らかく、でも強く、やさしい世界。

愛、癒し・・・などなど
わざわざ言葉にして取り上げなくても・・・と
なんだかお尻の辺りがムズムズして、
遠くからふんっと眺めていた私でした。

でもあれだけ大きくて、強くて、こわかった父が
小さくなって、息も絶え絶えになってしまった姿に、
どうして今までやさしくしてあげられなかったのだろうかと

病室で天井を見上げているその姿に
いったい何を思っているのだろうかと

胸がきゅうんとちじこまって
ちじこまっては、はりさけそうになって・・・

ほわ〜〜んと何かに包まれたい。
助けてほしいって強く思った。

そんなときに肩の力を抜いてペンを走らせ
生まれてきたのが「こてんし」たちです。

描きながら気持ちが楽ちんになり、
出てきた子を見て微笑んでしまった自分がいました。
これってもしかしていわゆる癒し?

今までたまたまそんな気持ちにならなかっただけ。
そんな体験がなかっただけ。
人それぞれ、ほんとにほんとに
いろんな思いをかかえているんだってちょっと気がついた。

周りがずうんと広がったように思いました。

目の前にいなくても
守ってくれたり、包んでくれたりする存在。
それが誰でも、わからなくても
とにかくみんなを応援してくれている。
そんな存在がいるんだなって思い始めた。

それなら思いっきり応援してもらおう。
喜びや楽しさをどんどん受け取っちゃおう。
悲しみや苦しみの中にも
それらが何かを届けようとしているのかもしれない。

そんな思い、感覚を形にできないかな?
そうしていろんなこてんしが増えてゆきました。

天の使い?
でももっと人間くさくておとぼけもの。
天のメッセンジャーだけでなく、
わたしたち人間のメッセンジャーにもなってほしい。
それで「こ(小、子)」をつけて「こてんし」。

どんどん増えていくこてんしたちが
どこへ飛んでいってくれるのか私にもわかりません。
彼(彼女?)らを描いているときのうれしさと楽しさは
ずっと続くと思います。


これからもかわいがってやってくださいね。
そして、こんなこてんしがいたらなって思われたら
どうぞリクエストしてくださいませ!

一周年の次の日に。
こてんし誕生秘話??でした。

2005年1月8日 mayrua
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