台湾の楽しみの一つが夜市。例えて言うなら年中無休の縁日。 そのなかでも台北最大と言う士林観光夜市に行った。 最寄のＭＲＴの駅を降りると夜市の建物の上に巨大なピカチューが「ピカー！！」とお出迎え。 そう、夜市は屋台がこれでもかと密集した屋内市場と、衣料品などを中心とした屋外夜市に分れているのだ。 まだ時間が早かったので、屋外の方からぶらぶらと散歩して回った。 何となく日本の夏の縁日を予想していたが、どちらかと言うとアメ横みたいな雰囲気。 しかも単なるアメ横ではない。恐ろしく暑く、「臭い」アメ横だ。 その原因はあちこちに建つ、臭豆腐の屋台。臭豆腐の屋台に近づくと母親はハンカチを口から話さず、ハンカチ女王になってしまう。 店ではあやしいピカチューのＴシャツや、怪しいドラえもんのＴシャツや、アヤシイスヌーピーのＴシャツなど、基本的に怪しい物が沢山有る。 東南アジアで見てきたような秀逸なバッタもんはなかったけれど、それらを土産として買った。 それから寿司の屋台があった！まあ、それもカリフォルニア巻き的なテイストのものであったけど・・・。 人気のカエル印のゼリー入り飲み物 屋内市場の周りはいかにも縁日ふうに、射的やら輪投げやらのゲームの屋台が並んでいて何となくわくわくする。 残念なのは、それらを存分に楽しむには体調が悪すぎた。メシを食う気も起きず、母親も臭豆腐のニオイにやられたか何も食わず、ヨメだけが 「うまい、うまい」 と、牡蠣のスープと、野菜炒めを食べていた。鉄人です。 帰りのホームでは大勢の台湾人が屋根の上で不気味にライトアップされた巨大ピカチューを写真に撮っておりました。 士林夜市