■台湾担仔麺■

台湾といえばなんでしょう?そう、ショウロンポーです!
小籠包といえば、代名詞的な有名店、「鼎泰豊(ディンタイフォン)」です。

どれだけ有名かと言えば、立川にも支店があるくらいである。
なら、立川で行けよという声がないでもないが、兎に角本場でしょ?やっぱり。

で、さすが本場は並んでた。いや、並んでたって言うのは正確でない。
まるで銀行のように数字の書いてある紙を受け取り、電光掲示板に表示される番号をひたすら待つのである。
つまり、行列になっているわけではなく、37度のクソ暑さの中でうなだれた人々が、難民キャンプの配給を待つ人々のように入り口付近に群がるという、とてつもなく怪しい状況になっていた(台湾進んでます)。

うちらの番号は「28」。掲示板の番号は「88」・・・?掲示板は2桁までしか表示できず、99まで行くと1に戻るようだった。つまり、うちらはまだ40組ほど待たねばならないということだった。

熱射病寸前で店に入ることが出来、上の階ほど観光客向けの高い値段設定になっているなどという良からぬウワサも知らなかった我々はすんなり最上階へご案内。

うちらの後ろの席には恐らくは台湾に来て知り合った旅人同士と思われる10名ほどの集団が居た。
最初のうちは明らかにギクシャクとしたムードが漂っていてほほえましかったのだが、ちょっと頼みすぎじゃないかと思われるほどの大量の料理が前に並べられる頃になると、にわかに逆上しだし、うるさくてかなわなかった。

でも小龍包はうまっかたのです。充分価値はありました。
そして、私たちも顕かに頼みすぎでした。


台湾駅地下街の占い師