第9話 『天照の騎士』

今回は海洋堂から出た『ファイブスター物語』のブリスター・アクションフィギュアから
後期に出たスケルトンバージョンLEDミラージュをチョイスしてのレビューです。

アクションフィギュアと謳っている割りに、このフィギュア、
肘、膝、腰等、関節が無いというとても困ったチャンなのです。
こんな可動箇所では大したポーズも取れません。そこで…
各関節部に関節をちゃんと入れて動く様にしてみようではないか。
もうここまでバラしたら後戻りは出来ません。突っ走るだけです。
モデラーだったら「勿体ない」という台詞は口にしたら終わりだぜ?>TUNE
モデラーは造ってなんぼ、造り直せてなんぼのものだと知れ。
関節にはコトブキヤの二重関節を使用することにします。
まず大腿部を この様にカットし、 ピンバイスで穴を開け、先程の関節を入れるだけ。
これだけの改造で二重関節になり、脚の長さも1センチ延長出来ました。
次に足首。これが短い為思ったほど足首が動かない。
そこで先のボールジョイント部をカットし、その間に5ミリのプラ棒の中に真鍮線を通して造った
延長を入れます。これだけ延ばしただけでかなり足回りの可動が良くなりました。
腕もこの様にカットし、関節を入れるだけ。カットして塗装が無くなったところは後で塗り直します。
左が元の素体で、右が今回関節を入れた物。
全体に脚部が1.5センチ延長され、このスラっとした見た目の方が
私的に永野メカであるモーターヘッド像に近い印象を持ちます。
デカールはまだ貼ってないけど、取り合えず粗方完成。
脚の裏や背部スラスターなど一部塗装を追加してます。
足首を延長したお陰で色々なポーズとっても接地性は増したね。
このように動く様になっただけでも私的には満足。やっぱフィギュアは動いてなんぼですよw


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