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2000年12月2、3、4、5日
LA"-PPISCH、その他多数(東京:下北沢シェルター)
2日からは場所を下北沢シェルターに移して、4日間連続のレピッシュトリビュート2のレコ発ライブ。だんだん、とんでもなくなっています・・・。凄かった(笑)。こちらも簡単な感想のみです。☆12月2日(通算4日目)の感想☆
この日の一番手は2月のミクスチャーナイトで見て以来のクリームチーズクッキー。トリビュート2の-6mが本当に素敵だったので今日はめちゃくちゃ期待しての観戦だった。前に見たときよりも、リズムがよく体に伝わってきて(これは私が慣れたからというのもあるし、ハコもよかったし)、どの曲もすんごく気持ち良くノリノリで聴けました。トロンボーン、サックス(クラリネット)、ベース、ピアニカ&アコーディオン、ギター、ドラムという複雑な編成ながら、パート間の音のバランスがとってもいいような気がした。懐かしさを感じさせるメロディが多いかもしれないんだけど、ステージが始まる前のトロンボーンとサックスのロングトーンのチューニングなど聞いていると、高校のブラスバンド部を思いださせるようで。そんな感じの「構成」つーのを感じさせるバンドでした。で、-6mを唄ったギターの人の声がいい。なんだか曲にぴったりって気がする。あるべき声っていうのか。ちょっと天空の城ラピュタのエンディングテーマ曲の声に似てる気もします。で、一番よかったのが「ユーエス(U.S.?)」って曲。ちょっと沖縄というか中国っぽさが匂うメロディとスカのリズムがすんごく素敵でした。で、なんとなくアメリカンな味。沖縄のバンドとかにありそうな感じ。CD買いたかったんですが、持ってきてないらしく残念。
次に出てきたのが初めて見る0(オー:と必ずチラシに書いてあるのがヘン)。1月しょっぱなの穴で対バンするので興味津々。ベースが女の子の4人組でありました。グルグル、ドロドロ、ノリノリ!!。あー、なんて言ったらいいんだ?暴力的な感じもするけれど、横に揺れるし、でも弾むようなリズムがあって、すんごく気持ちいいバンド。轟音サイケっつーか。昔ながらのロックの雰囲気があるところが、おばさんには嬉しい(笑)。水溶性の前にやった、「とにかく頭振らな人間じゃねえ、おめーっ!」って感じの曲がものすごく気に入ってしまった。で、水溶性もよかったですよぉ。リズムの弾む感じがレピッシュにとっても似ていて、違和感がない。途中のゆっくりになる部分でベースの女の人が歌ったところ、よかったなぁ。儚げで色っぽくって、でも迫力あって、まさに70年代っつー感じで、水溶性のアングラな感じがよく出てて、よかった。いや、すごいいいバンドだったわ0(オー)。曲目が少なかったのが、残念だった。1月楽しみだなぁ。
さて、レピッシュ登場。この日のマグミは黄色い帽子を被って、赤のTシャツ。現ちゃんは黒地で、胸のところに、薄めの緑色で蛙かなにかの卵が4つに細胞分裂するような丸い絵柄が描いてあるなかなか素敵なTシャツだった。で皮パンツ。なぜか左足の裾元だけめくれあがってて、そこから灰色の靴下が見えた。雪好は白地にカラフルな色を散らしたTシャツ。タツは白系のシャツに黒い皮の半ズボン。恭一は覚えてない。
「こんばんわ。レピッシュです。さっき出たバンドは『おー』だったよね・・・」とフロアの様子をマグミは伺うけど反応がない、で自分で「おぉぉぉぉぉ!」と言って見せる。フロアのファン、ちょっと戸惑う(困)。悪びれず続けるマグミ「じゃ、みんながちゃんと暴れられるように、『?6m』から始めますっ」。えっ?イーストの3日目に聞き逃したー6mが早速聞けるの?とすげえ興奮する私。でも、いつもの冗談かもしれないっと不安げにステージを見てると、タツがベースを恭一がギターを弾き始めたじゃないですか。ホントにやるんだーーーっ!!!。真剣な表情でステージを見つめる私。しかし・・・・。「ウソだよーっ!。嘘だよっ。」とダメダメって感じで手を振るマグミ。すごい無表情な表情で下を見て演奏をやめるタツ。がーーーーーーーーーーん!。「じゃ、最初から飛ばして行きましょうかね」と嬉しそうなマグミ。
1.BUNGY No.1 GO-GO!:この曲の最初のシャベリの部分って、バンダナとか帽子が似合うと思う。被ってる方がだんぜんカッコよく見えるのよね。で、この日に初めてマグミがフロアめがけて背中向けダイブっ。最初は何がなんだかわからなかった(笑)。しかし、この曲は燃えるねーっ。サビの部分のバンジーっのところがね、特に。2.Poor Boy:現ちゃん、ずーっと前に出ずっぱり。初めてショルキーをマジマジとみると、キーボードの裏はガムテープだらけだった。うむ、年季は入りすぎ。「さんきゅー、さんきゅー、シェルターの4日間が始まりました。みんな楽しんでいってね。今日のクリームチーズきっきー(口が妙に回らないマグミ)、クッキーな。心が洗われんかったや?あぎゃん演奏、俺達にはできん。こ、こ、こころ(やっぱり舌が回らない)を見透かされたような。オーびっくりしたろ?(フロアの反応を待つようなそぶり。ファン、口を揃えて『おおおーーっ!!』)(まぐみ嬉しそうにファンの頭をぽんと叩くような振りをして)お調子モン!!!。じゃちょっとお調子モンの歌でも唄おうかな。ムシャガエシッ!!」
3.MUSHAGAESHI:メインのメロディをマグミと現ちゃんのデュエットで唄う。微妙なハーモニーにどきどき。キーボードを弾きながら唄う横からの現ちゃんの姿がとーっても素敵だった。ツマミまわしながら弾くのに弱いんだな(笑)。4.water:今日もダブルで跳ねるぜっ!恭一&現ちゃん。しかし、現ちゃんのショルキーが故障。なかなか直らない。仕方なく据え付けのキーボードでやろうとするけど、やっぱり上手くいかないみたい。あー、とうとうショルキーは放り投げ出され、現ちゃんはキーボードを弾くことも止めて、前のマイクで歌だけ歌ってる。ぁぁぁーーーーっ、くぅぅぅーっ、こんなwater、初めてだっ。ハラハラ、ドキドキ。胸が痛い。マグミ「(妙に神妙なぶっきらぼうな声で)こんばんわ、レピッシュです。今日のMCはですね、 前のバンドの流れに従って行います。・・・・次の曲はキーボードに時間がかかるので(現ちゃんサイド、おおわらわ)、少し休憩になります・・・・」現ちゃん「まだ、演奏してないよ。」(ひぇぇぇぇぇーーーっ!)マグミ「じゃ、演奏できるようにしてっ!」(どぁぁぁぁぁぁーーーっ!!)マグミ「なんかさー、風邪引いちゃってさー、鼻水とまらないんだよっ。じゃ、次は早いヤツやるから、みんなカーッと集まってきて。 前に憎らしいヤツがいたら、カッと殴って。だんだん、前へ前へ殴っていったら、一番前のヤツが不利だったりして。 (フロアから『メンバー殴ったりして』。大丈夫、反対向くんだ。(?:と一番前のファンを殴る真似をする)」
5.DESTROY:あーっ、やっぱり現ちゃんのキーボード&ショルキー、鳴りませんよぉぉぉぉ(涙)。でも、曲自体はすんごい迫力。6.Birthday Party:この日、2回目のマグミダイブ。今度はしっかり受け止める。恭一も真中あたりに来てガンガン弾いてくれて、ファンもどーーっと前へ詰め寄る。あんまり寄りすぎたか、ちょっと後ろに突き飛ばされ加減の恭一。すまんです。現ちゃんのショルキーもようやく音が鳴り出したようでほっと一息。で、モニターの上にずーっと乗ったまま、天井にひじを突くような感じで、ハンドマイクで唄いまくり、叫びまくり。すげえ攻撃的でピリピリした感じでめっちゃ迫力ありました。で、これがラスト曲。なんだか凄くこの日はライブが短い気がした。あっという間だった。現ちゃんの機材トラブルやらなんやらが、色々と目に入って、ちょっと集中できなかったなぁとも思うけどマグミの歌がキレはとってもよくって、やっぱり歌、上手いなって思った。キャリアの違いを存分に感じましたです。
☆12月3日(5日目)の感想☆
一番手はUNSCANDALでした。最初に、ドラム、パーカッション、ベース、ギターと4人が登場して演奏開始。ホントに狭いシェルターのステージ、4人登場しただけでもかなりスペースは埋まってるのですが、この後、さらにサックス、トロンボーン、ボーカル&トランペットの3人が飛び出してきて、もうフロアに負けないくらいにギュウギュウ詰めのステージ上。もちろん、音もギュウギュウ詰めって感じで凄く迫力があって、その上、とってもポップでリズミカルで、すんごく楽しい。3本のブラスの音がほとんど生で飛んでくるんですもん。すげえ気持ちよかったです。やっぱりシェルターのような狭いハコで、それも前の方で見るの、ヨイですねー。やっぱりええわ、生音は。
今日はスカ系の曲とファンク系の曲とを取り混ぜてやってましたが、個人的にはMagic Blue Caseの前にやった、ファンクな曲がもうめっちゃ気に入りました。もぉ、ドロドロガリガリと踊りまくって、気持ち良かったです。で、Magic Blue Caseですが、これが原曲どおりのファンクじゃなくって、なんだか不思議なリズムで面白かった。ボーカル&コーラスもしっかりしてるんで、歌がちゃんと聞けるし。ボーカルさんは、「ライブで演奏するなんて思ってなかったから、CDには影のメンバーが25人くらいいたんだけど、今日はいないから、カラオケでやりますっ!」と言ってました。演奏が終わった後には「カラオケで500回くらいやったから、アテ振りも完璧だっただろーー!」と念を押してましたですよ(笑)。最後の曲では恒例のチョコレート投げもありました。アンスキャンダルのステージってフロア中の雰囲気が明るくなるんですよねぇ、ほんと、いいバンドですねぇ。
2番手がSTRAWBERRY。3ピースバンドで、ボーカルの人はピロウズのさわおくんとアーチのボーカルの人を足して2で割ったような感じだなぁと私は思ったりしてました。かなり、男前っす。音も、ちょーどそんな感じ。全曲英語のキレイなギターロックでありました。ベースの人が「レピッシュは昔カバーとかやってたんで、すごく嬉しいです」と言っておりました。カヴァーしたのは「VIRUS PANIC」。カッコよかったんですが、歌詞をきちんと唄うのが難しそうでありました。ほとんどMCもなく、ストイックな感じで進んで行くステージ、すがすがしいものがありましたね。
で、今日もトリがレピッシュ。今日の現ちゃんはレンズの一杯ついたあの眼鏡を着用で、出てきた時から大歓声。マグミは今日はなんとなくヘニョとした雰囲気で、不精ヒゲがかなり伸びてきてました。声もちょっと擦れてるようで、マグミ自身も「今日は私の声の調子が悪いので、アンスキャンダルを倣って『フルオケ』で行きます」と言ってたし、大丈夫かな?。1.LOVE SONGS:「頭から激しいの行きますっ!」とマグミが言って始まったのがタツのベース。途中の間奏の部分でマグミがダイブ!。頭のすぐ上に落ちてきたと思ったら、すぐにステージに戻っててびっくり。今日は現ちゃんのショルキーもちゃんとなってるようで、一安心。2.BUNGY No.1 GO-GO!:激しいっ!。もう前から5列ぐらいはぐちゃぐちゃ、押しくらまんじゅう状態に。恭一も真中あたりで、いっぱいギターを弾いてくれるもんだから、ぉ、とんでもなく盛り上がってしまって凄かったですよ。
マグミMC、「今回のトリビュートで、アンスキャンダルは技能賞とアイデア賞、ニ部門受賞だね。ストロベリーはポップ大賞だね。どう転んでも、私にはあの魅力は出せません。何をやっても毒を振りまく私達には無理です(笑)。」そして、ゲスト紹介「だってさ、このメンツでやったら、呼ばなきゃしょうがないじゃない。ガジーっ!!(アンスキャンダルのカジローくんがトロンボーンを持って登場。凄い歓声。ガジローくんもエラク嬉しそう)。」で、ここで恭一の鳴らしたギターがまた微妙に短調っぽいコードで。マグミ「なんで、そんな複雑なコード弾くのっ!」と嬉しそうに困った顔をしてみせると、恭一が今度はイヤに美麗な、ハープみたいなコードをチャラランと鳴らしてたりして。すげえ嬉しそうな恭一を見て、みんなも大歓声。しかし、今日のリハーサルのことをガジローくんに伝えてなかったらしく、全然合わせてないらしい。上手く行くのか??(笑)。
3.Dance Dragon Fire!:いやーん、やっぱりガジーは上手だ!。トロンボーンの音がまっすぐ飛んできて、めっちゃ楽しい。でも、マイクには上手く入ってないようで、現ちゃんがマイクを並べなおしてみたり、ガジーに色々と教えてあげたりして、めっちゃ世話好きな様子を見せてた。ギター&ホーンの三重奏もめっちゃカッコよかったし、ほんと楽器一つ加わるだけで、音の厚みが増してカッコよかった。4.Money:今日は恭一がめちゃくちゃ機嫌良さそう。コーラスの声も大きいし。現ちゃんがこの当たりから、ずーっとモニターの上に乗って、すんごい真剣な表情で思いっきり力を入れてサックスを吹きまくってて、なんだか感動。いや、こんな表情の現ちゃん初めて見た。最後の「おさるのかごや」では、現ちゃん→ガジー→マグミと順番に連続して吹いていってちょっと面白かった。5.パヤパヤ:アンスキャンダルのボーカルさんがトランペットを持って登場。トランペットの先っちょに楽譜を書いたノートの紙を貼り付けてて笑える。で、恭一のギターがグルグル鳴り出して、トリビュート版パヤパヤ開始。で、びっくりしたのが、ホーンが入る前に恭一が「わん、つー、すりー、ふぉぉぉぉっ!!」って凄い大きな掛声を出したの。凄かったーー。と見とれていたら、4人揃ってのパヤパヤのホーンのオープニングメロディがカッコよくってさーっ。なんだかパーッと目の前に花が開くような感じ、キラキラしてて。改めて、このメロディって凄いんだと思った。で、マグミのセリフの部分で現ちゃんとガジーがパッ、パッと合いの手的にホーンを入れていくんだけど、そのリズムに身を任せてたら、すんごいトリップしてきて、めっちゃくちゃ気持ち良かったんだよーっ。いやぁ、新しい発見でした。ほんと、今日のパヤパヤ、私的に、今まででいっちばんよかったー(短いファン歴ですが:笑)6.Control:ラストはやっぱりガジーがいたらコレでしょのコントロール。ガジーのコーラス、カッコいいぜっ!。現ちゃんのオルガン、痺れるぜーっ。で、その脇でホーンみっつ!!!。で、恭一が触らせまくりギターを弾きまくって。あぁぁっ、スキだーっ。コントロール。いやぁ、もぉ、今日はサイコーでした。アンスキャンダルのお二人、本当にありがとうございましたですよ。
☆12月4日(6日目)の感想☆
6日目です。メンバー&レピファン共々かなり疲れが来てるよーだ。何しろマグミは喉元に湿布を貼って出てきて、前列方面はかなり匂っていたよーだ。他にも、恭一が疲れていたように見えるとか、現ちゃんは昨日と同じ赤のハイネックのシャツを今日も着てきていて、一体洗濯したんだろうか?とか、雪好さんは一昨日と同じのだから、きっと昨日洗濯したのよねとか(笑)。私も帰ってから、かなりヘロヘロしてました。
今日は今までで一番男の子のお客が多かったです。女の子もTシャツ&短パン、首にはタオルのスカな男女が山ほど。で、なぜかあちこちで関西弁が聞こえてくる。それもこれも、メジャーデビューしたばっかりのGELUGUGUが登場するから。8名のメンバーがステージに出て、おしゃべり好きのボーカルさんが歌い出せば、フロア中、ガンガンドンドンとみんな踊りまくりです。もぉ、一曲、一曲がすんごいストレートな豪速球という迫力。中華包丁でダンダンダンダンと切って行くようなスカ連発!。とっても男らしいなーって思いました。カヴァー曲は28歳。もぉ、速い速いっ。切れる、切れるっーーーで、気持ち良かったですよっ。2番目に出てきたのがAlmighty Bomb Jackだがねー。名古屋からきた、どえりゃぁカッコいいスカバンドだったがね。でも、メンバーの一人が中耳炎になってまったもんで、東京へこれへんかったんだが。そんで、ボーカルの人、めっちゃんこ緊張しとったもんで、カヴァーのRIN-JINの歌詞、忘れてまっとったし。でも、MCの名古屋弁が可愛かったもんで、みんなも許してやってちょっ!。他の曲もゲルググよりちょっとメロディアスで、私、めっちゃんこ気に入ってまったってー!。
上のスカバンドに合わせてレピッシュもスカの曲で攻めると見かせかけて、実はメロディ&コーラス&演奏をじっくり聞かせる構成でございました。今日は気持ち良かったーーー。でも、マグミが心配(涙)。1.HARD LIFE:「ハードラーイフ、ハードラーイフ」の3人のコーラスが気持ち良く響く。強いんだけど、どっか甘くって、上あごの両端にある唾液が出るところがきゅーんと痺れてきた。今日は恭一の声がいい感じで出てるんだけど、自分の番の前に必ず右上を見て、歌詞を思い出そうとしてるのがオカシイ。スカコアの激しいノリじゃないけれど、フロア全体が気持ち良く揺れていていい感じ。2.Toys:途中でマグミが唄えなくなる。ちょっと心配だったけど、それを他のメンバーがしっかりと支える力強い演奏。途中で、現ちゃんと恭一がデュエットでスキャット。二人とも前にがーんと出て、カッコえええええっ!!。3.Mad Girl:フロア全体のノリがよいっ!。ゲルググファンの女の子達もどんどん前に出てきて、ガンガン踊ってる。男の子も前に出てくるといいのになー(笑)。マグミのシキチッチはやっぱり絶妙。
4.Big House:もぉ、気持ち良かったなぁ。フロント3人のコーラスはもぉ言うことないし。どの楽器の音もトロトロと蕩けるようで。現ちゃんのピアノは踊ってるし、エフェクトがかかったギターの音は輝いてるし。中間部のインスト部分でマグミが吹いた笛(?)の引っ張り伸ばし具合が絶妙っさたら。あぁ、こーゆー魅力はレピッシュだけだよっ。ゲルググ、オールマイティなどなど他のバンドのメンバーが階段の所で見てたんですが、この曲ではじーっと身動きせず見てましたよ。5.パヤパヤ:マグミ、本当に声が辛そう。喉が痛いのが空気を超えて伝わってくる。はぁぁぁ、私も喉が痛くなりそう。でも、全力で唄う。吐き出すようにしても唄う。はぁぁぁ、凄いよー。マグミ。それを後押しするかのように雪好のドラムもいっそう大きくなってた。ラストの現ちゃんのサックスもいつもより断然いっぱい吹いていて、カッコよかった。6.アニマルビート:こんな喉の状態なのに、やるんです。アニマルビート。きっと喉、ヒリヒリしてるんだろうなぁと思うと、最初の独唱のところで、涙がじわーっと出てきた。でも、辛くたって、手を抜かない盛り上げ精神。二回目の独唱のところで、現ちゃんがとってもキレイなオルガン&ピアノを入れてるのに、現ちゃんの肩を叩いて現ちゃんを振り向かせるマグミ。そして、あの「ヒョイヒョイヒョイ」の両手上げポーズを現ちゃんに見せるんだけど現ちゃんは全然相手にしない(笑)。残念そうに唄いつづけるマグミ。あぁ、そこまでしなくっても(涙)。でも、最後の最後まで唄いきって、曲を〆たのは本当に凄いと思った。
☆12月5日(7日目)の感想☆
さて、トリビュートナイトの4日目。一日を空いて7日間続いたレピッシュウイークも最終日。この日の一番手はマイナーリーグでした。トリビュート1にも昭和生まれで参加してて、その初めて聞くドシャメシャでなおかつダハハッって大笑いしてしまうような曲がとっても気に入ってたので、期待いっぱいの初ライブでした。MCというかボーカルが二人いるんですね。喉をぎゅーっと締めて、それなのに思いっきり声を当てるボーカルがドシャドシャなのにガンガンと切れるリズム隊にのっていて、すげえ面白かったです。なんだか体に合うって感じ(笑)。カヴァーのめがねの日本は、CDのもかなりヘンなんですが、それ以上にライブでは訳わかんなくなってました。今日ライブでやってくれたマイナーリーグの他の曲に比べても、重ーくて、暗ーくて、不気味な感じで、マイナーリーグのファンらしき人達もなんだか戸惑ってる感じ。でも、妙に面白かったです。
で、2番目にPENPALS。ボーカルの林くんのMCがトボけるのか、熱いのかワカラン感じで、たまらんですね。今日の曲は夏ごろにイーストで聞いたのよりも、全般的に明るくってストレートな曲が多かった気がしました。前に聞いたもぉ少しグルーヴ感のある曲の方が好みかもしれない。で、グルーヴといえば、トリビュートの胡蝶の夢のブルージーな感じにヤラレたんですが、この日のライブでは胡蝶の夢のご披露はありませんでした。(本人が言うには、凄すぎることやっちゃってデキない。聞けば、『こりゃ林には無理だ』ってのがわかるらしいです:笑)あーーーっ、めっちゃ残念でしたよーっ。1曲目が民生くんの曲のカヴァーだったのでなおさら(笑)。
で、レピッシュ登場。気になる現ちゃんの衣装は、やはり、2日目、3日目と同じ赤の長袖シャツだった。きっと洗濯してはいないだろう。その点、雪好は2日目に着ていた黄色のTシャツで、ちょうど1日交代だった。きっと毎日洗濯してきてるんだろう。恭一は白のTシャツ。O(オー)のかもしれない。マグミとタツは記憶なし。登場したマグミ「いえーっ!最終日ですっ。」ということで、まずはファンとトリビュートに参加してくれたミュージシャンの方々にお礼を言う。昨日よりも顔はシャキッとしているけれど、声はガサガサで底がぬけちゃった感じ。「感謝の印として、今日はメンバー全員、風邪ひいてるんで、今まで貼ってましたコレ(と言って、喉元に貼っていた湿布をはがす)。また、忘れていました。よかった、今日は。(と丸めてフロアに捨てるように投げつける。キャッチしてそれを取り込むファンを見て)そんなもんもらって、どうするん?・・・・暴れるよっ!!!」
1.BUNGY No.1 GO-GO!:さすがにマグミのボーカルが辛そう。その分、現ちゃんと恭一がコーラス頑張るったらありゃしない。恭一の視線も力が入っていて、フロアの左手奥にたまっているマイナーリーグ&ペンパルズファンの男の子に向かって、バシバシとビーム発射。私はちょうど視線の間にいたもんだから、恭一の『コイコイコイッツ!!』ってな視線に即死状態になってたんだけど、視線がどうも私の頭の上を通っていくのよね。ちょっと寂しかったりして(笑)。2.DESTROY:やっぱりこの曲も恭一スゴイ気合だーっ。デストロイっ!ってコーラス入れる時に右手のコイコイを何度も入れてる。それも手首のみならず肘の上全体をクルクル回してのコイコイで。あーーー、あかん今日は恭一に目がいっちゃうなぁ。マグミ「はろはろーっ!。やぁ、すげえよ。今日はメンバー全員、風邪、ひいてます。ひいてない人、一人もいません。最後まで頑張りますから、みんなも踊ってください」というマグミの声はもぉガラガラだ。大変そうって感じじゃないけど、もぉ限界、超えてるんだろうなぁ。「じゃぁ、新しいニューアルバム(笑)の中からわぁーたぁー」
3.water:現ちゃんと恭一がいつも以上にガンガン飛び跳ねて楽器をひいてる。特に中間あたりからの恭一は飛び跳ね方も今まで以上に大きくって左右に体を捻りながらギターを夢中に弾いていて凄かった。マグミも歌が大変なら、振り付けでというのか、いつも以上にマイムがはっきりと伝わってくる。「きのうもらった可愛らしい包みをそっとあけてみたかい?」のところで、片手の手のひらに載せた四角くて小さなハコを開いてみせるというマイムをするんだけど、リズムに合わせて体を微妙に上下にさせながらピシピシピシと決まっていてカッコよかったなぁ。現ちゃんのコーラスも今日は安心して聞けたし、いいwaterだった。4.Birthday Party:演奏というか、ドラム関係含めて、ちょっとバラバラになりかけてた。さすがにキツイかったかも。5.ヒゲパワー:それなのに、それなのにーーっ!ここで出しますかっ、ヒゲパワーっ。それにしても、ここも恭一のコーラス、っつーかメインボーカル状態でしたね(笑)。キョーイチ状態で煽る、叫ぶ、唄うわで、スゴイスゴイスゴイったらありゃしないでした。6.Poor Boy:いよいよオーラス。最後の最後の最後を締めくくるのはこの曲。よくまぁ、ここまでやれるもんだと本当に感心しきりですよ。なんでね、この年になって、こういう体を酷使する方向へ行くんだって思いますよ。カッコつけようと思えばつけることができるだろうに。生涯一捕手じゃなくって、生涯一新人バンドなのかもしれませんね。レピッシュって。といいつつ、来年は変わってるかもしれないけれど(笑)。この曲では現ちゃん、ずーっとモニターの上に乗っていましたね。最後の回し弾きの時にはファンにショルキーを差し出してました。みんなの手がいっぱい飛んできて、ばんっばんキーを叩いてたんですが、それなりにいつもの現ちゃんメロディになってたから、笑えたっす。
マグミの最後の挨拶は「賢ちゃんどーもありがとねっ!。あと、シェルターもどうもありがとーーっ!!!」でした。