2008/11/30 開設
2010/01/11 更新
以前はどうしていたか・・・
初期の「MP3/WMA/(AAC)対応CD/USBレシーバー」やMP3プレイヤーの中には順番通りに再生させたくてもファイル名に依存?すると思われるので、エクスプローラなどでファイル名に「01_」等の数字を入れて保存すると「順番通りに再生」と成りますので曲のタイトルなどは入れなくてもOKでした。
ユニット(機種)の依存するフォーマット(拡張子)でプレイリストを作成すれば曲のタイトルも出る機能もあった様ですが・・・以前使っていたユニット(機種)では何度もチャレンジしましたが出来ませんでした。
シフトJIS対応用にしても「01_〜20_」などと数字をファイル名の頭に付けて保存しています。それは漢字に未対応のレシーバーやプレイヤーでも順番通りに再生が可能だからです。
「KENWOOD U737(MP3/WMA/AAC対応CD/USBレシーバー)」では「MP3/WMA/AAC」の音楽フォーマットに対応しています。私はMP3のフォーマットを中心に利用していますので、MP3でのことに関してまとめたいと思います。 U737は「8〜320 kbps / VBR(可変ビットレート)」に対応しています。個人的にお薦めのビットレートは「192kbps」以上です。
「KENWOOD U737」では表示できる文字は「シフトJIS」と成っています。表示の設定によって、オーディオファイル情報の下記の設定で表示出来ます。
KENWOOD U737での表示 | ファイルの情報 |
Title/Artist | 曲タイトル/アーチスト名 (トラック名/アーチスト名) |
Album/Artist | アルバム名/アーチスト名 |
FolderName | フォルダ名 |
File Name | ファイル名 |
P-Time | ファイル番号+プレイ時間 |
Time Bar | 時間表示プログレスバー (iPod接続時) |
KENWOOD U737でのファイル以外の表示 | |
Clock | 時計表示 |
Date | 日付表示 |
Blank | 何も表示しません |
上記のことを踏まえてMP3に変換してあるファイル情報を自分の表示したい様にカスタマイズすれば良いのです。 日本語表示に対応していないユニット(機種)はアルファベットで設定すれば良いのです。
通常MP3に変換したオーディオファイルには「ファイル名」は名前を付けてくれるので存在しますが、「トラック名」、「アーチスト名」、「アルバム名」、「Track
No」、「年号」、「ジャンル」等の情報は記載されている物も有ればない物も有り様々です。
そこで各種の情報を編集したりするのに、お薦めのソフトは「SuperTagEditor(MP3タグ編集ツール)」かSuperTagEditorの改造版で「はせたです」で紹介している「SuperTagEditor 改造版」です。 詳しい使い方は「初心者のための PC DE MUSIC」で紹介されている「ID3タグ」の「ID3タグの編集」の所です。
使いこなせれば・・・「ファイル名」の所を「TrackNo(2桁)_トラック名(.mp3の拡張子付き)」と言うように再生順も設定出来て重宝しますよ。
※ファイルの中には改造版ではファイル情報はおろか、エラーで読み込みすら出来ないことも有るので「SuperTagEditor」自体もインストールすることをお薦めします。
既存のMP3ファイルのタグを編集して情報を表示させるには上記の方法で行ってください。
新規にCDからMP3へ変換の変換手順
「初心者のための PC DE MUSIC」内でも紹介している「CD2WAV32でリッピング&エンコード」で紹介されている「CD2WAV32」は「みゃん☆みゃん☆ふぁくとりぃ☆ ―「Delphi関連ソフト」」で入手可能です。設定によってCDからMP3へ変換するときにファイル名を「TrackNo(2桁)_トラック名(.mp3の拡張子付き)」と言うように出来るので参考にしてください。
取り込みが終わったら、「SuperTagEditor 改造版」等で「ファイル名、トラック名、アーチスト名、アルバム名、TrackNO、年号、ジャンル、コメント、サイズ、バス名、ファイルの種類」の情報が表示されるので、後半の斜体で書いて有る3つの情報以外は書換が可能ですので必要に応じて書換て下さい。
ファイル名はデータベースによっては漢字を含めたタイトルに忠実な物やローマ字表記の物が有るので忠実に表現したい場合はウェブなどで検索するのも良いかも・・・
状況によっては・・・ファイル名は漢字入りで、トラック名&アーチスト名&アルバム名はアルファベットでと言うのも可能です。
※ファイルの種類は書き換えて保存時に「MP3(ID3v*****)」と言う形に自動変換します。
フォルダ名に関しても「01〜09」などと数字を頭に付けると順番通り成ります(ユニットによっては異なるかも知れません)。
KENWOODのレシーバーのオーディオファイルオンラインマニュアルにオーディオファイルに関して情報は記載されていますので参考にしてください。
他のメーカーユニット(機種)で対応している製品情報をお待ちしています。メールか掲示板にお願い致します。感想もお待ちしています。
KENWOODのUSB接続が可能なカーオーディオ・ユニットは、シングルスロットタイプのカードリーダーでSDカード系でではグリーンハウス・GH-CRSDHCの様な物です。
当方も買いましたが古い容量の少ないSDカードも使えるし、筐体自体は多少大きめですがストラップホールも有るので良いと思います。
「KENWOOD Music Editor」について
ご存じの通り、U737は「KENWOOD Music Editor」が付属しているので使用は出来るのですが様々な用途に合わせて、プレイリストを作れる訳ですが、通常プレイリストは「.m3u」と言う拡張子に成るのですが「KENWOOD
Music Editor」で作成された物は独自のファイルで形成されます。
とあるサイトの情報ですと「プレイリスト、アーティスト、アルバム、等で曲を選択して聞くことが出来るのですが、1,025曲以上の曲で・・・例えば、あるアーティストを選択したら、そのアーティスト以外が曲が出てくるのです。」と言う様にハード自体の問題でエラーが起きます(サポートセンターへ確認済み)。 1,024曲までならばエラーは皆無です。
詳しいことを載せられる様に成りましたら・・・詳細を載せるようにします。 メールでの問い合わせでお願い致します。
私は「KENWOOD Music Editor」を利用してのプレイリストは作成していません。 フォルダ名に「001_」等と付けて利用しています。フォルダ名はU737上でも確認できますし、選択して、選べるので・・・不便は感じません。
※現在では、「ミュージックエディターを使用する場合、扱える楽曲は1024曲です。ミュージックエディターを使用しないUSBドライブの制限はオーディオファイルのスペックをご覧ください。」と成っています。
「KENWOOD Music Editor」の使用について
「KENWOOD Music Editor」を使ってみました。使用しないときとのフォルダ名と同じようにプレイリスト名に「001_」等と入れてプレイリストを作成して使います。そうすることによって、自分の再生したい順番にアルバムを揃えることも可能です。「KENWOOD
Music Editor」上で作成したプレイリストとUSB経由のUSBメモリー等とリンクさせて、データを同期させることによりプレイヤー上でもプレイリストを確認できます。尚、作成時には使用しているカーオーディオ(レシーバー)の機種名を設定します。
「KENWOOD Music Editor」を使ってのメリットは複数のプレイリストに同じ曲を選択する様なときは同じ曲を複数入れる必要がないので、容量を抑えることが出来ます。例えば同じ曲で、複数のアルバムに収録されているときは一つの曲を複数のプレイリストへ設定すれば良いのです。
デメリットは使用しないときはフォルダ名、曲のファイル名に従って演奏をしてくれてプレイ中でも、どのフォルダのどの曲が演奏されているのかが操作をすれば分かりますが、操作をしただけでは表示しないようです。その様なときはいちいち操作をして見つけないと駄目な点で使い勝手が良くないです。
USBメモリー等の容量に余裕が有るときは同じ曲を複数入れることに成りますが「KENWOOD
Music Editor」を使わない方が良いと思います。レシーバーの機種を選択しなければ成らないので、同じKENWOODでも互換性が有るかは不明です。その点ではフォルダ名で管理すれば、MP3やAACに対応しているレシーバーで有れば、メーカーは関係なく使えると思います。
CD系メディアの排除へ向けて
現在は、KING MAXの8GBのUSBメモリーとU737を取付直後に導入した、BUFFALOの4GBのUSBメモリーを用いていて、ノンストップのCDも色々と検索をして排除しました。
USBメモリー自体は小さくて場所も取らなくて良いのですが・・・持ち運びやメディア自体の大きさが統一されているSD、miniSD、microSDなどのSD系の物ですとメディアケースが用意しやすいと思うので、先にも述べた、グリーンハウス・GH-CRSDHC(SDカード系)やminiSD、microSDを直接させる専用のアダプタも良いと思います。 車内なので熱の事も考慮して設置場所も悩むところです。