2003.09.01

道の駅 No.9 忠類

十勝の南部に遊園地やデパートはないがのんびりできる村があるという。のんびりとした贅沢な時間を
過ごせるその村は忠類村である。あるパンフレットでは”信号機が3ヶ所もある”との下りも載っている。
そんな田舎に綾小路さんはやって来て、そしてあわただしく出て行った。もちろん”道の駅 No.9 忠類”
には立寄った。ここでアクシデント、この日は休館日であり、休館日にはトイレに設置されているはずの
スタンプ用紙も切れていた。綾小路さんの背中に冷や汗がたらー。またここまで来なくてはいけないのか?
しかし渡りに舟とはまさにこの事、隣接する温泉施設でスタンプが押せると貼り紙がしてあった。ほっ。
道の駅スタンプラリー2003、67個目のスタンプは”ナウマン象の故郷”でゲットした。

ここは忠類物産センターとなっていて特産品の販売が行われている。わさびアイスがおすすめらしいが
レストランはない。隣接する温泉施設には営業しているようである。

道の駅 No.9 忠類


◎ナウマン象

1969年7月、農道工事現場で偶然にも化石の一部が発見された。翌年にはほぼ1頭分のナウマン象の
化石が発掘されたという。その後の大規模な発掘・調査の結果、12万年前に生息していたものが、
氷河期に中国北部から渡ってきたことが分り、それまでの研究を書きかえる貴重な発見となったのである。
そして忠類村はナウマン象を村おこしの主役に据えて今日に至っているようである。道の駅の施設の一部
としてナウマン象記念館が建設されていて、今まで行った事がなかったので今回は見学する予定にしていた。
しかし何か様子がおかしい。閉館しているようだ。道の駅の施設であるためか休館日が同じ日のようだった。
残念!来年に持ち越しとなった。

◎その他の観光 in 忠類

冒頭に書いた温泉がその名もナウマン温泉アルコ236である。(写真)アルカリ性単純温泉で綾小路さんも
一度入った事がある。もちろん温泉でものんびりと過ごすことができるが、村一番ののんびりスポットは
ナウマン公園である。ここは家族やカップルでのんびり出来る広くて美しい公園で、噴水から流れ出る水で
水遊び、木陰で読書などゆったりとした休日を過ごせるとの事である。そうだなあ、綾小路さんも鉄道、史跡、
文化財など全てを見尽くして、忠類村民になった暁にはここで贅沢な時間を過ごすのもいいかもしれない。
(たぶんそうはならないだろう)
キャンプ場、パークゴルフ場も全て道の駅周辺にあり、ゆったり1日楽しんだ最後にナウマン温泉といった
ところである。また、見晴らしが最高なのが丸山展望台である。十勝の雄大な風景を楽しむことができるとか。
狭くて急な道ではあるが車で展望台まで上がれるのでこれも次回に行ってみるか。ここには幕末の頃に
海賊が財宝や砂金を隠したという埋蔵金伝説があるが、まだ何も見つかっていないとか。もし発見されれば
忠類村でのんびりとした時間は過ごせなくなりそうだが。


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