2003.09.01

道の駅 No.64 さらべつ

日本の食料基地である十勝地方の中で、面積の約70%が耕地という代表的な農業地帯が更別村である。
作物はじゃがいも、ビート、小麦や豆など寒冷地方作物が中心で、なんと農家1戸当たり東京ドーム8個分
(37ha)の農地を有し、トラクター所有台数も1戸当たり3.5台と日本最大規模を誇っているそうである。
そんな農耕地帯にあって国道から3キロ、道道沿いに”道の駅 No.64 さらべつ”が供用されている。
国道からこれだけ離れている道の駅も珍しく、村役場などがある中心部からはさらに遠く、10キロほども
離れている。道の駅スタンプラリー2003、68個目のスタンプは日本一の大型農業の村でゲットした。

ここは観光と物産の館”ピポパ”がメイン施設となっていて、更別村ご自慢の農畜産物や加工品を販売して
いる物産館となっている。レストランもあるがカレーやうどん、そばといった軽食のみである。

道の駅 No.64 さらべつ


◎十勝インターナショナルスピードウェイ

十勝インターナショナルスピードウェイは総工費100億円をかけ、平成5年に完成したというF1レースも
可能なFIA公認サーキットである。実は道の駅はこのサーキットのすぐ隣に建設された訳であった。
陸別町にもサーキットはあるが、そちらはオフロードコースでロードレースのサーキットとしては北海道で
唯一のサーキットが十勝インターナショナルスピードウェイという事になる。ここでビッグレースとしては
日本一過酷なレースである”十勝24時間レース”が平成6年から開催されていて、今年は7月の20日から
21日にかけて開催されたようである。いやあ、綾小路さんも見たかったなあ。レースクイーンを・・・!
モータースポーツ以外では平成10年からは”全日本ママチャリ12時間耐久レース”も開催されている。
また、イベントが実施されていないときは個人の車を持ち込みサーキット走行もできるそうである。

◎その他の観光 in 更別

十勝インターナショナルスピードウェイの東にある、さらべつカントリーパークは大地と自然の王国である。
30haもの広大な敷地を有しており、見渡す限りの緑の芝生、トレーラーハウスにヨーロッパ風のコテージ、
充実したテントサイトなどの施設があるそうだ。さらに野外ステージやMTBコース、パークゴルフ場なども
完備されていて、それぞれのスタイルに合わせた時間の楽しみ方が可能だという。
また、更別市街から国道236号線沿いに2キロ南に行くと、壮大なスケールを誇る”どんぐり公園”がある。
最終的には35haの農村型公園を形成する計画であるというが、すでに完成しているのが”プラムカントリー”
というパークゴルフ場である。約10haの広々としたコースには合計54ホールが設定されているという。
そしてここにもサーキットがあった!ラジコンカーコースである、実はこれ、十勝インターナショナルスピード
ウェイの50分の1の大きさで全長102mのコースで製作されているそうである。他にアスレチックコースに
バーベキューハウス、またプラムハウスというパークゴルフのクラブハウスで休憩や軽食もとれるそうである。
しっかし十勝インターナショナルスピードウェイにさらべつカントリーパーク、そしてどんぐり公園。広いねえ、
驚くばかりである。
温泉天国である北海道の中にあってこの地域には温泉は比較的少ない。更別村にも温泉がない時期が
長く続いたが、平成6年に”福祉の里温泉”が市街地南部に完成して村民待望の施設となったようである。


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