2003.09.12

道の駅 No.73 230ルスツ

秀峰羊蹄山をはじめとする美しい山並みに囲まれた高原にあり、大型のリゾート施設を有するのが留寿都村
である。札幌市からは車で2時間弱、自家用車で行くもいいが、バスツアーも様々なものが企画されていて、
内容によってはいいかも。そして今年度、市街地付近に”道の駅 No.73 230ルスツ”が供用開始された。
道の駅スタンプラリー2003、73個目のスタンプは大型リゾートと農村が共有する村でゲットした。

ここは農林水産物直売所となっていて、留寿都村で収穫された新鮮な朝もぎ野菜が格安で手に入るという。
ただし、レストランの営業がないのは残念。

道の駅 No.73 230ルスツ


◎ルスツリゾート

やはり留寿都村といえばルスツリゾートを抜きには語れない。北海道の大型レジャー施設は冬はスキー場、
そして夏は遊園地として営業するものが多い。ここルスツリゾートも冬は雪質の良さで知られている北海道
有数の規模を誇るスキー場として営業している。そして北海道に来るまであまり知らなかったが夏は様々な
施設が営業しているのである。その中で観光客が多いものはやはり遊園地であろう。(左) 綾小路さんも
永らく遊園地に行っていないので乗物の内容まで分らないが、スタンディングコースター、ウルトラツイスター、
ハリケーンなど60数種類のアトラクションがあるようである。遊園地も変わったよなあ。またこれも道内で
最大らしいゴルフコースが営業している。冬にはスキーで滑っているコースでのラウンドなのだろうか?
またシーズンは短いがスーパージャンボプールやキャンプ村の営業もしている。その他、熱気球、カヌー、
ラフティング、フィッシング、乗馬となんでもござれである。もちろんリゾートを名乗っているだけあって
大型ホテルでのワンランク上の滞在ができるという。(泊まってみたいー)
国道230号線を走り、ルスツリゾートの入口部付近にくると奇妙な橋がある。(右) これは国道を挟んで
東地区と西地区に分かれているスキーコースや宿泊施設の連絡通路となっている。この上をゴンドラが
通り、万一ゴンドラの落下や落雪しても国道の通行には支障がない様にするものであろう。こういう施設を
作る事でもルスツリゾートの規模が分るというものである。

◎その他の観光 in 留寿都

本来、留寿都村は農村である。味・品質共に優れた食用馬鈴薯、アスパラガス、スイート・コーン、大根等の
園芸畑作物を生産している。そこにルスツリゾートなる大型レジャー施設がたまたま出来ただけなのである。
しかしこれが出来たがためか、他の観光資源の開発は遅れている観がある。
その中で意外だったのは野口雨情の作詞で有名な童謡”赤い靴”の舞台が留寿都村だったらしい。幼い娘
”きみ”を外国人宣教師に託して留寿都村の開拓に挑んだ母親の銅像、その母を思う娘”きみ”の銅像が
それぞれ”赤い靴ふるさと公園”、”赤い靴公園”に建てられている。これは少しリサーチ不足だったかな。
また、”指圧の心、母ごごろ。押せば命の泉湧く”で有名だった浪越徳治郎は留寿都村の出身だそうで、
これも”赤い靴公園”に銅像があるらしい。今の若い人は知らないだろうなあ。
温泉は喜茂別町との境界付近に登川温泉寿楽荘という一軒宿があるらしいが、平成12年の12月に市街地
南部にルスツ温泉がオープンした。現在は仮設での営業らしいが喜茂別町のふるっぷ温泉と同様に入浴料は
無料、清掃協力金の200円で入浴できるのはうれしい。ほかにはルスツリゾートのホテルでも引湯していて
大浴場などで温泉を楽しめるようである。


トップ アイコン
トップ
アイコン
ドライブ