2003.08.22

道の駅 No.33 フォーレスト276大滝

道央地域の南西部に指定された支笏洞爺国立公園内で、周囲を緑に囲まれ、2大カルデラ湖である
支笏湖と洞爺湖の中間に位置するのが大滝村である。市街地は国道453号線沿いにあるが、北へ
4キロ行った地点で岩内・倶知安方面からの国道276号線と合流し、そこから千歳方面に向かって
東進すること約1キロの位置に”道の駅 No.33 フォーレスト276大滝”が設置されている。
道の駅スタンプラリー2003、62個目のスタンプは温泉ときのこの里でゲットした。

ここは世界最大級のログハウスとなっていて、向って右側がレストハウス、左側が物産館となっている。
トイレの前には豪華な自動演奏ピアノが置いてあり、一億円のトイレとのコピーが付けられている。

道の駅 No.33 フォーレスト276大滝(右はトイレ前の自動演奏ピアノ)


◎綾小路さんのいちおし in 大滝 & 本日のブランチ

道の駅の敷地内、物産館の左側にもうひとつの施設がある。大滝村では温泉熱を利用してきのこを
栽培していて、特産品となっている。その”きのこ料理”が味わえるのが”きのこ王国”である。(左)
ここで毎回いただくのが”いちおし”の”きのこ汁”であるが、一杯100円で”きのこ”がどっさりと
入っている。綾小路さんは”しいたけ”は少し苦手であるが、その他の”きのこ”はほとんどが大好物。
その”きのこ”は繊維を多く含んでいて血圧を下げるのに最適であるとか。最近、少し血圧が下がってきた
綾小路さんであるが”きのこ”の効果も多少はあったのであろう。ここでは以前に”きのこ汁”の他に
”きのこ炊込みご飯のおにぎり”、”きのこカレー”や”きのこ天ぷら”などを食べた事があった。
本日のご注文は”きのこ汁”がセットになった”きのこ天丼”である。(右)サクッと揚がったコロモの中に
マイタケ、シメジ、ナメコがたっぷり。少々余分ではあるがシイタケも入っている。これに特製のタレが
かけられていて綾小路さんは大満足。”きのこ天ぷら”はたしか”塩”で食べたが、また違った味わいで
あった。ちなみに”きのこ汁”は手軽で安いのがうけて年間で100万杯も売れるという。”きのこ王国”は
大滝村内の市街地南部とお隣の喜茂別町にも一軒ずつあり、トータルの数字だとは思うが大人気である。

◎北湯沢温泉

2つのカルデラ湖間に位置する大滝村であるが温泉は北湯沢温泉峡のみであり少々寂しい気がする。
同じ2つのカルデラ湖を有する弟子屈町には数々の温泉があった。まあこれはたまたま村内には
北湯沢温泉峡があるだけで周辺市町村を併せるとかなりの温泉密集地帯となっている。しかもこれは
観光客用の施設が北湯沢温泉峡のみという意味で、病院や高齢者の施設などでも利用されている。
その北湯沢温泉峡はハイレベルな温泉郷である。その中でもっとも有名な施設は湯元名水亭であろう。
露天風呂は一度に100人は入れる大きさだという。2年ぐらい前には第2名水亭が完成し、こちら
には温泉ビーチがあるという。ホロホロ山荘と併せ札幌からのツアーパックの宣伝がテレビでよく放送
されてもいる。温泉ビーチはともかく、大露天風呂とホロホロ山荘には行ってみたいと思っている。
ここでは北湯沢山荘という湯治場の雰囲気を残した宿に日帰り入浴をした事がある。露天風呂脇には
長流川という川が流れ、対岸の原生林の景色と併せ至福のひとときをすごした記憶が残っている。

◎その他の観光 in 大滝

豪快に白いしぶきをあげて落ちる三階滝は壮観、この滝が”大滝村”の名前の由来であるという。(左)
一方、以前は徳舜瞥(とくしゅんべつ)村とういう村名であったが読みが難しいとのことで大滝村に
改称したいきさつがある。この”徳舜瞥”は徳舜瞥山が由来である。(右)標高1309mのこの山と、
すぐ近くで標高1322mのホロホロ山への登山道があり、登山口にはキャンプ場もある。
手軽なところでは国鉄胆振線の廃線跡を利用した平成ふるさとの道というサイクリングロードが整備
されている。冬には一周5キロのクロスカントリーコースが設定されていて普通のスキーとは違った
楽しみ方も体験できるようである。


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