2003.07.20
道の駅 No.61 なとわ・えさん
函館から40キロ東、渡島半島の東南端に活火山”恵山”をシンボルにした恵山町がある。
”道の駅 No.61 なとわ・えさん”はその市街地中心に建設されている。”なとわ”とはこの地の方言で
”あなたとわたし”の意味で、人と人が触れ合う交流の場を、との願いが込められているそうである。
道の駅スタンプラリー2003、46個目のスタンプは火山名が町名になった町でゲットした。
ここは”ドルフィンランド”という海鮮レストランがあり地元で採れた新鮮な食材が味わえる。
物産館は鮮魚直売店となっていて、新鮮なホッケ・タラやウニ・貝類などは水槽内から購入できる。
屋上は展望台となっていて下北半島が見えるかと期待したが厚い雲に覆われているだけであった。
道の駅 No.61 なとわ・えさん
◎恵山
今なお噴煙たなびく活火山”恵山”は、標高618メートルという低山にもかかわらず本州では
2000m級の高山でしか見られない高山植物の群生が見られる。
山麓から高原の駐車場までは車で行く事ができ、そこから山頂までは1時間程度とのことである。
山頂登山はともかく駐車場までは行ってみる事にした。国道278号から恵山の南側の道道に入る。
基幹産業が漁業である恵山町らしく漁港が2つあり、昔ながらの町並みが見られた。
恵山への登山口は分岐点になっていて左折しなければならないが、そのまま御崎町まで行ってみた。
しばらく行くと通行止めとなり、ここから恵山岬やお隣の椴法華村には行く事ができない。
過去には通行していたのだろうか、舗装道路の先端から崖下に細い道は続いているようである。
そのあと登山口まで戻って登山ルートに入った。少し走るとローマ建築のような立派な門が現れた。
恵山モンテローザだ。バブル時代に莫大な費用をかけ総合リゾート施設として開発されたが破綻した。
中には豪華なプールも残されているみたいだが、現在は恵山町の管理で立ち入り禁止となっている。
さらに登山道を走る、このあたりから濃い霧が立ち込めてきた。視界が50mぐらいか。
路面は舗装されていて問題ないが勾配がきつい。14%のワインディングロードである。
そろそろと喘ぎながら登り、途中右側に展望台への入口が見えたが行っても50m先は見えない。
さらに進むと広い駐車場に行き着いた。ここの視界も悪い。
何年か前に来たときはここからすぐ隣に火山ガスの噴出が見れたがガスなのか霧なのか全然分らない。
綾小路さんはここで引返したがここから1時間程度の恵山山頂からは360度の眺望が拡がり、
北は羊蹄山、南は津軽海峡、下北半島の山々や恐山までを望み、その素晴らしさはまさに絶景だとか。
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◎その他の観光 in 恵山
登山口から少し登った高台(モンテローザ付近)に恵山温泉がある。ここの温泉はすごかった。
綾小路さんが宿泊したのは恵山温泉旅館であるがここは”酸性みょうばん泉”という泉質らしい。
まず石鹸が使えませんとの貼り紙があった。たぶん化学反応して泡立たないのであろう。
そう言われても体を洗わないわけにはいかないのでシャンプーで体を洗った記憶がある。
その時に使用したタオルは薄いピンク色に変色して何年か経った今も色あせない。
恵山モンテローザの日帰り入浴施設は最後まで営業していたらしいがこれも閉鎖した。
また、この付近には”つつじ公園”があり、春には60万本ともいわれるエゾヤマツツジや
サラサドウダンツツジ等が開花してに山裾は真紅に染まるという。
登山口付近の海岸沿いには石田温泉という温泉がある。お隣の椴法華村のホテル恵風では山と海の
2種類の温泉があるというから、山の温泉が恵山温泉で海の温泉が石田温泉なのかもしれない。
アウトドアは道の駅に隣接するキャンプ場で!津軽海峡を一望するキャンプ場として評判だとか。
この日は朝早く到着したが道の駅で車中泊している人も目立った。
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