2003.07.22

道の駅 No.19 あっさぶ

檜山支庁は離島の奥尻町を含み10町から構成されている。渡島半島の日本海側に位置しているため、
そのうち8町が海岸線を有している。海岸がない北部の今金町は”今金男爵”の産地である。
そして南部で海岸を有しない厚沢部町は”メークイン”の発祥の地として知られている。
くしくも海岸線を有しない両町の特産品はともにジャガイモであった。
漁業は出来ないからこの地域特有の鰊やあわびが特産品にはなるべくもないが・・・。
その厚沢部町の市街地の国道沿いに”道の駅 No.19 あっさぶ”がある。
道の駅スタンプラリー2003、50個目のスタンプは”メークイン”発祥の地でゲットした。

ここは”グリーンプラザ227”という物産センターとなっているが森林組合も入っている。
厚沢部町は豊かな森林の町でもあり建物は地元産のヒノキアスナロ(ヒバ)材を使用して作られている。
レストランはなく残念!メークインの創作料理でも出せば流行ると思うのだが。

道の駅 No.19 あっさぶ


◎国史跡 館城跡

館城は明治維新に際し松前藩主徳廣が福山城(松前城)の海面に対する防備の不満で慶応4(1868)年
9月1日に地理的に適していた厚沢部村館に着工した。55日後の明治元年(1868)10月25日に完成。
百間四方に空壕・土塁を巡らし、本丸、役所、武士部屋、米倉、人夫部屋など城郭というよりは
陣屋に近い型である。完成後10月28日に松前徳廣は福山を出発し、11月3日に入城したが、
11月12日に徳川脱走軍(榎本軍)の来襲により、藩主は青森へ脱出し、城も11月15日に全滅した。
着工から75日目の事である。現在は、本丸、役所、武士部屋、米倉等の礎石や井戸などが残されている。

館城跡 (左)本丸跡(井戸も見える) (右)百軒堀跡

◎その他の観光 in 厚沢部

綾小路さん好みの観光ポイントは前述の館城跡だけであるが景勝地としては矢櫃峡があり渓流沿いの
ハイキングコースとなっている。もうひとつは五葉松の自生北限地で、天然記念物に指定されている。
キャンプは鶉ダムオートキャンプ場とレクの森キャンプ場がある。特に後者の周辺は自然観察教育林と
なっていて森林浴や軽スポーツを楽しめるほか森林展示館も建っている。
また町内を流れる多くの清流では7、8月の2ヶ月間はあゆ釣りが盛んらしい。
温泉は鶉温泉に俄虫温泉、館城温泉と3軒あるようだ。綾小路さんは残り館城温泉で厚沢部町の完全制覇。
最後にメークイン、どこかおいしいレストランはないのかな?


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