2003.06.22

道の駅 No.74 てしお

道央、天塩岳に源を発した天塩川は延々256キロを流れ、ある道北の街で日本海に流れ出る。
北海道で第2位、全国でも第4位の長流天塩川、この”天塩”の名前を冠する天塩町である。
そしてこの街に今年の6月12日にオープンしたばかりの道の駅に綾小路さんはやってきた。
この時点ではオープンして10日余り、北海道で一番新しい道の駅である。
その”No.74 てしお”で道の駅スタンプラリー2003、34個目のスタンプをゲットした。

道の駅内にはレストラン、売店が営業している。
また天塩町情報交流センターともなっていて観光案内や天塩町ゆかりの芸術家作品を展示したギャラリーがある。

道の駅 No.74 てしお


◎綾小路さんのいちおし in 天塩&本日のブランチ

天塩名物と言えば”しじみ”であろう。
綾小路さんは過去に島根県宍道湖産や青森県十三湖産の”しじみ”は食べた事があった。
そして昨年の10月、今年の5月と天塩産の”しじみ”を食べるべく2度ほど天塩町に立寄ったのである。
その時に入った食堂が雑誌に載っていた合田食堂である。
残念ながら2度とも天塩産の”しじみ”にはありつけなかったのである。
この食堂で出される”しじみ”は天然物であり、いずれも禁漁期間中との事であった。
しかし昨年に十三湖産の”しじみ”を食べたのは天塩町で食いっぱぐれたあとだった。
こちらは禁漁期間がないのか、それとも養殖ものなのかは分からないが年中味わえるとの事であった。

今日は3度目の正直なるか、綾小路さんは内心ドキドキしながら合田食堂の前に立った。
そこには”しじみ汁”ありますの貼り紙があった。やった。
席に着きメニューを見る。しじみ料理は”しじみ丼”と”しじみ汁”の2種類があった。
”しじみ丼”850円には”しじみ汁”は付いていないらしく、”しじみ汁”300円は別に注文した。
丼はともかく”しじみ汁”に300円は高いとも思ったがせっかくなので味わう事にした。
注文したあとで2人連れが入ってきたが”しじみ丼”はあと1人前しか用意できないと店員が言っていた。
ほー、あぶないあぶない、あと10分遅れていたらアウトだったかも。
そして待つ事しばし、しじみ丼&しじみ汁のご登場!
見るとびっくり、”しじみ”が大きい!アサリぐらいの大きさである。
ここまで育つのに禁漁期間を設けて育てているのだと納得した。
しじみ丼は卵どんぶりに”しじみ”が入った感じで美味い。
そして”しじみ汁”、ここの”しじみ汁”は味噌汁仕立てでこれも美味い。
なにより汁の量が普通の2倍ぐらいあって値段も納得。
味噌汁大好きな綾小路さんにはこれぐらいがちょうどよく大満足であった。
このあと道の駅のレストランにも”しじみ汁”のメニューを発見したがすでに売り切れ。
綾小路さん、今日はついてた。

◎天塩観光

鏡沼海浜公園では7月中旬から8月末にかけて”しじみ狩り”が出来る。
利尻富士を眺めながらのキャンプにカヌー、釣りも可能。
もちろんカヌーや釣りは天塩川沿いで楽しめるのは言うまでもない。
温泉は”てしお温泉夕映”、まだオープンして1年か2年だが綾小路さんもいつか行こうと思っている。
歴史散策は天塩川歴史資料館がおすすめ、中には漁業と林業を中心とした町の歴史資料が展示されている。
また昭和26年建築のレンガ造りの旧天塩町役場を利用しているので建物も見ものである。
最後に天塩川、河口から5キロほどのところでそのまま日本海に注がずに急に南下するのである。
その地点から天塩川の横には5キロほど砂洲(たぶん)が続いている。
この5キロはかつては海だったようだ、天塩川の流れと日本海の潮流で砂洲が出来たに違いない。


(上左)天塩川河口(南望)
(上右)天塩川(北望)
    川の向う側は幅の狭い砂洲が続き、その奥は日本海
(左) 天塩川歴史資料館


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