2003.06.18
道の駅 No.3 南ふらの
北海道の”へそ”である富良野市。ラベンダー畑や近年はドラマ”北の国から”のロケ地で人気の街である。
その富良野市の南側および東側にわたって隣接するのが南富良野町である。
富良野市には及ばないが町内の”かなやま湖畔・鹿越園地”はラベンダーの名所。
こちらでは映画”鉄道員(ぽっぽや)”のロケが行われた幾寅駅(映画では幌舞駅)が人気スポットとなっている。
綾小路さんはラベンダーの時期にはまだまだ早いこの日に南富良野町にやってきた。
そして道の駅スタンプラリー2003、早や30個目のスタンプをゲットした。
ここは南ふらの物産センターがメイン施設となっておりレストランも備わっている。
道の駅 No.3 南ふらの
◎南富良野観光
南富良野町の観光といえば金山湖を抜きには語れない。
と言えば聞こえがいいが他にはほとんどないといっても過言ではない。
鉄道ファンにとっては根室本線の旧線が町内に数多く残されており旧狩勝峠越え関係の遺構も健在。
また現在でも町内には5つのJR駅があり魅力にあふれているがここでそれは言うまい。
しかしこの金山湖は一級の観光スポットである。
冒頭のラベンダーの名所”かなやま湖畔・鹿越園地”はもちろん金山湖畔である。
カヌー、キャンプ、釣り、MTB、上流部ではラフティングも楽しめる。
幻の魚”イトウ”も釣れるようでこの道の駅にも水槽内に展示されている。
冬にはわかさぎ釣りが楽しめるそうで、金山湖畔ではないがスノーキャンプも人気上昇中だとか。寒そー!
実はこの金山湖は石狩川の最大の支流である空知川を堰き止めて出来た人造湖である。
この湖底には集落とともに旧鹿越駅が沈んでいるのである。
尚、空知川下流の滝里湖も同様で旧滝里町に旧滝里駅が沈んでいる。
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次に新観光スポットの幾寅駅。
駅前には”だるま食堂”などセットが建ち並んでいるがこの駅舎だけは本物だろう。
”すずらん”の明日萌駅こと恵比島駅は古そうだがかつての駅の写真がありセットだと分った。
しかし違ったのである。今まで気が付かなかったが駅舎の前に”鉄道員(ぽっぽや)”の看板が立っていた。
そこには”この映画のために駅舎をはじめ4つの建物が作られた。”と書いてあった。
そうか、綾小路さんがっかり。木造でいい味を出しているがセットだったのか。
まあしかし、ロケ終了後は駅舎として再利用されているので本物の駅舎には違いない。
◎本日のブランチ
これも雑誌で見て知ったのだが幾寅駅前に”なんぷ亭”というレストランがある。
ここの名物料理に”なんぷカレー”というメニューがある。
”なんぷ”とは南富良野の略称であるらしい。
円形の鉄板の上半分にライスが盛られて下半分には小振りながらステーキが載っているのである。
ステーキの上にはバターが載り、周りには付合わせの皮付きポテトににんじんである。
これにカレールーがカレーポット(例のランプの蓋がないみたいな容器)に入ってご登場!
まずはカレールーをライスに少しかけていただく。おー、でりしゃす!
よーし今度はステーキだ、うまそう。これもライスと一緒に食べるぞ。
これが失敗、あちちちち、熱いー、やげどずるー(やけどする)。
最初のカレーをかけた場所のライスは上のほうでそうは熱くなかった。
しかしステーキの周辺(=鉄板上)のライスは熱かった。
熱いー、でも旨い、熱いー、でも旨い。ほー、ほー、ようやく落ち着いた。
舌が軽いやけど状態となってしまった。そりゃそうだ、鉄板の上だ、熱いの当たり前。
最後にはまるでおこげカレーだね、カレーも焦げるがこれも旨い。
これで1050円、綾小路さん2度目だったが今回も大満足でした。
なんと”鉄道員(ぽっぽや)”の出演キャストやスタッフも満足した逸品との事である。
でも猫舌の人は少しご用心!
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