2003.05.10
道の駅 No.55 森と湖の里ほろかない
深名線沿線、と言えば幌加内を抜きには語れない。
ここで綾小路さんは”道の駅 No.55 森と湖の里ほろかない”に立ち寄ったのである。
スタートしてまだ一週間足らず、道の駅スタンプラリー2003、2個目のスタンプを順調にゲット。
ここは”せいわ温泉ルオント”という日帰り温泉施設がメインとなっている。
泉質はナトリウム−塩化物泉で庭園風呂もある。
綾小路さんも一度この温泉を堪能した事がある。
それ以来は何度も足を運んでいるのだが深名線の探索に時間を取られてなかなか入るチャンスがない。
中にはレストラン”そばの里”があり”ざるトロ蕎麦”を食べた記憶がある。
最近になって幌加内町の物産館が出来てこちらでも幌加内そばを食べられる。
道の駅 No.55 森と湖の里ほろかない
◎綾小路さんのいちおし in 幌加内 & 本日のブランチ
幌加内と言えば幌加内そばである。
全国にも津々浦々とそば処は存在する。
北海道では他に新得、鹿追、音威子府そばを食べた事がある。
東北では山形そば、さらに南に行き立山や信州そば。
福井では残念ながら食べられなかったが今庄そばが有名らしい。
中国地方では出雲そば。
そして九州では焼酎の原料として”いも”と共に利用されている。
そんな全国隅々まで名物として存在するそばの作付面積日本一がここ幌加内であると言う。
いやー綾小路さんはここに来るまで知らなかった。
しかし作付面積なんて関係ない。要は旨ければ何処で食べてもいいのである。
冒頭にも書いた”せいわ温泉ルオント”のレストラン”そばの里”で初めて幌加内そばを食べたのが約3年前。
それ以来毎回ここに来る度に幌加内そばしか食べない。
今日で5回目か6回目になるか。
実はその最初に食べた”そばの里”にはそれ以来行っていない。
もちろん旨かったのは言うまでもないが・・・。
その日も綾小路さんは深川側から深名線を探索していた。
順調に探索を進め幌加内に到着した。
その日は2度目であったが初めて食べた”そばの里”にざる蕎麦を食べるつもりで立ち寄ったのである。
しかし綾小路さんには一抹の不安があった。11時前で開店しているかどうかである。
行ってみてがっかり、案の定開店していなかった。
しかも11時半開店と書いてあったのである。
うーんそんなに待てない、朝早くに札幌を出発していたのである。
失意の綾小路さんは”せいわ温泉ルオント”がある幌加内郊外から市街部に戻り店を探した。
しかしそばの作付面積日本一と言ってもそれと店があるかは別なのである。
道内できのこの生産量2位の生田原では町営温泉施設のレストランが中華中心になり、
生田原できのこ料理が食べられる店を綾小路さんは知らない。
その日幌加内でもメインの通りを見渡してもそば専門店は見当たらなかった。
そこで目に付いたのが小さな食堂であった。名前は”あじよし食堂”と言う。
ここにするか。こういう食堂こそ旨いかもしれない。
そして頼んだのはもちろんざる蕎麦、大盛り。
注文してから少し時間がかかった。
後で考えると多分麺がしっかりしているから茹で時間がかかるのであろう。
そしてこれが旨かったのである。
風味がいいと言うが綾小路さんはそんな事はあまり分らない。
しかしコシがあって出汁も良く合っていたのである。
この瞬間、綾小路さんの中に幌加内そばがしっかりと刻まれたのであった。
それ以来”せいわ温泉ルオント”のレストラン”そばの里”には行っていない。
多分今行っても旨いと思う。
幌加内に来たら、毎回食べているかも知れない。
しかし開店時間が明暗を分けた。
綾小路さんは毎回このお気に入りの”あじよし食堂”に立ち寄り幌加内そばを食べる。
今日もまた。
◎その他の観光 in 幌加内
朱鞠内湖は雨竜川を堰き止めた大人造湖である。
夏はキャンプ、冬はわかさぎ釣りが楽しめるようである。
しかし冬はご用心。何しろ日本の最低気温マイナス41.2度を町内の母子里で記録したように厳寒地である。
◎幌加内ものしりメモ
朱鞠内湖の西側および北側の深名線が走っていた区間には白樺、蕗の台など開拓の夢やぶれて消滅した村が点在する。
これらの村が健在ならば深名線の廃線はなかったかもしれない。
しかし厳寒の豪雪地帯、離農せざるを得なかったのであろう。
またその蕗の台から中川や遠別までの道道が存在するが、現在通行不能となっている。
これらの村や道路を開拓した先人たちには綾小路さんは敬意を払う。
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