屋久島
記念すべき初めての「島旅」。わが人生にとって、まさにエポックメイキングだったと言えるかもしれないです。この島で目にしたもの、触れたもの、感じたこと。その後の人生、今に至るまでに及ぼした影響は計り知れないですねぇ。
屋久島は水が豊かな島です。それは、島の位置、形を見れば一目瞭然でしょう(地図を見て、島の標高を見てください!)。水もまたとてもきれいで、澄んでいます。
屋久島といえばもちろんスギが有名ですが、その他の動植物もとても魅力的です。これはヒメシャラという樹ですが、落葉して美しい肌を見せてくれています。
森の中に入ると、濃厚な生物達の気配を感じることが出来ます。さまざまな自然の造形を眺めていると楽しくなってきます。
縄文杉まで行くのはえらく大変なので、初めから行くつもりは無かったのですが、それでもたくさんの立派なスギを簡単に見ることが出来ます。これは「弥生杉」。想像を絶する長い年月を生きた一つの命の側にいると、何か語るものが感じられてくるようです。
千尋の滝近くの展望台からは、夕陽が眺められます。
宿の部屋から撮った、この年最後の日の出。太平洋のうねりの中から登ってきました・・・。
屋久島から沖縄にかけては、動植物の地理的な分布に大きな変化が見られます。これは亜熱帯を象徴するガジュマルの樹。沖縄に行くとたくさん見られますが、屋久島でもこの場所にはまとまって生えていました。屋久島は標高差が 0-2,000mまでと大きいので、島内での植生の変化もとても面白いのです。
年が明けました。初日の出を見に行ったときのもの。もうちょっとでお日様が顔を出してきます。
「あけましておめでとうございます〜〜〜!」って感じがしますでしょ? なんとも美しい初日の出でした。この視界が開けた場所を探すのは結構大変だったのですよ。実はこの場所は・・・あ、言わない方が良いか?(笑)>同行の諸氏
この小さな島には、日本とは思えないような雄大な風景が見られます。これは千尋の滝。水量の多い季節には、さらに迫力があるようです。
白谷雲水峡というところで撮ったスギの枝です。伸びやかに生きていること、一方では台風などの激しい自然と戦っていること、そんな雰囲気が感じられました。