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廃校を利用したボルタンスキーとカルマンの「最後の教室」。やはり、この作品は好き。キナーレの作品より、こっちの方がこの芸術祭にはふさわしいと思うね。
これは体験型の作品。古巻和芳の「光をつむぐ 祈りをつなぐ」。3つの繭を持って、4本の柱の周りをぐるぐる周る。もう何人が体験したのだろう? 絹糸の清楚な透明感のある光沢が、写真ではどうにも… 右の写真は、天井に吊るされたインスタレーション。
「いけばなの家」の作品群。だいたい前回と同じ作家さんたちが出展されている様子。なかなか面白い。
廃屋を利用した作品。
左は、クロード・レヴェックの「静寂あるいは喧騒の中で」の1作品。赤く光っている岩のようなものは、実物は画面の反対側です。ガラスに写りこんでいるところを撮ってみました。
右は、マーリア・ヴィルッカラの「ブランコの家」。ブランコの上に水の入ったコップが乗っています。
左は、ジェームズ・タレルの「光の館」。タレルの「いつもの作品」ですが、やっぱり好き。しかもココは茶室になっている。全体が泊まれる施設で、どの部屋も魅力的で、特にお風呂が面白くてぜひ入ってみたい。
右は、Seihan+アートネットかわにしによる「大地の記憶-かざぐるまの道」という作品。途中の道々やこのため池などに、たくさんの風車が置かれている。河岸段丘の構造など、この土地の履歴を風車の色別に配置しているのだとか。この日は風が無かったので、風が吹いてるときに観てみたかったな。
塩田千春の「家の記憶」。やはりこの人とボルタンスキー&カルマンの上の作品は、別格という感じ。
前回に比べて、糸がかなり「毛羽立った」ように思う。それが、なんだかもともとの「家」と馴染みつつあるように感じて、面白かった。次回はどうなっているのだろう?
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前回観たから良いやと飛ばしたものも多いけど、それでも「あれも観たかった…」というものがいくつか。
広大な地域のイベントなんだなぁと思う。今回が5回目ということで、地域へしっかり根付いた感じがして、それもすごいと思う。ただ、ボランティアスタッフと観客はともかく、地域の方々はやはり高齢の方ばかりで、「地域の活性化」を世代交代まで含めた長期にわたる効果として及ぼすには、この先駆的な地域でさえまだまだなのだな…と思わずにいられない。
次回、次々回、どうなっているのだろう? 良き方向に向かって欲しいと願う。