渡嘉敷島
9月の末にインドネシア・ギリ3島に行くことになっていたのだけれど、友人が「10月の3連休も沖縄に行きたい」と言うので、当然のことながら「了解〜」と答えてこの旅に。
行き先はあれこれ悩みつつも、限られた日程で行けるところで、シュノーケリングができるところ、ということで渡嘉敷島に決定したのであった。
トップに戻る
週間天気予報ではイマイチな予報が出されていたので、天気についてはちょっと心配していた。行ったは良いけど何にも出来ないんじゃないか?、と。
しかし、結果的には、「晴れ!」とまではならずとも、外で遊ぶには何も問題ない程度の天気になってくれた。降られたのは、最終日の船待ちの間だけ。その時はすごい降り(沖縄南部は警報が出てた…)だった…。島の神様、遊ばせてくださってありがとうございました。
左の写真は、島の遊びの中心地である「阿波連」(あはれん)のビーチ。右の写真は、ビーチの右端にある大きな岩とトンネル。
今回はこれと言って特筆するようなものは食べてないけど、初日の昼に食べたものだけご紹介。
ブダイのから揚げ定食。ご飯は、50円プラスして「黒米のジューシー(炊き込みご飯)」に替えてもらった。なかなか美味しかった。

今回は、他は普通に沖縄そばとかチャンプルーを食べてました。
そして、今回の旅もシュノーケリング三昧。
…なんだけど、透明度がイマイチ、晴れてない、カメラの能力(腕の問題)、があって、こんな程度の写真しかありません(苦笑)
まぁ、そこそこは楽しかったし、魚はいろいろ見られたんですが、複雑な気分も味わいました。
まず、珊瑚はかなりボロボロ。辛うじて点々と残っている(or再生しつつある)という状況。そして魚については、残念なことに「餌付け」されている。こちらに寄ってくるんですよね。あとは、せっかく静かなきれいな海なのに、バナナボートやジェットスキーで遊んでる人がいる。好みの違いなので、しょうがないと言えばしょうがないのですが…
とにかく、珊瑚が酷いのが寂しかった。
夕方、阿波連ビーチの横にある展望台に行ってみた。ビーチが上から見えてなかなか良い景色。晴れたらきれいだろうな〜
そしてこういう場所ではもちろん…どうも最近、こんな↑写真ばっかりの気がするな(笑)。
2日目は、隣の「渡嘉志久」(とかしく)のビーチへ。こちらは、阿波連よりも人が少なくて静かなのは良いのだけれど、遠浅なので珊瑚が見えるところまで泳ぐのがやや面倒。全体的な印象としては、まぁ阿波連と似たようなものかな。
tokasiki001025.jpg
tokasiki001024.jpg
tokasiki001023.jpg
tokasiki001022.jpg
tokasiki001021.jpg
tokasiki001020.jpg
tokasiki001019.jpg
tokasiki001018.jpg
tokasiki001017.jpg
tokasiki001016.jpg
tokasiki001015.jpg
tokasiki001014.jpg
tokasiki001013.jpg
tokasiki001012.jpg
tokasiki001011.jpg
tokasiki001010.jpg
tokasiki001009.jpg
tokasiki001008.jpg
午後は阿波連に戻り、今度はシーカヤックを借りて正面の離れ島まで行ってみた。左の写真が出発前で、右の写真が離れ島からビーチを眺めたところ。ここは、ちょっと潮の流れが速くて怖い感じもしたけれど、海の中はビーチよりもきれいだった。…けど、写真が上手く撮れなかった(苦笑)。
ちなみにこの島は、昔、かの「シブがき隊」が撮影に使ったとか何とかで、記念の像が作られたらしい…のだが、その現状は→の通り。
いったい何をしたかったんだろう………
tokasiki001007.jpg
tokasiki001006.jpg
tokasiki001005.jpg
最終日は、さすがに海は入らずにレンタカーで島内周遊。これは島の西側の照山展望台から。左が阿波連の集落とビーチ、右が渡嘉志久のビーチ。
展望台に向かう途中の林で、キノボリトカゲに遭遇した。あと、写真は無いけど、どこへ行っても蝉がたくさん鳴いていた。
tokasiki001004.jpg
tokasiki001003.jpg
tokasiki001002.jpg
tokasiki001001.jpg
左は、島の北にある北山展望台からの慶良間諸島の眺め。
右は…島内には、子供たちが書いたと思われる「標語」がたくさん貼ってあった。テーマが「家庭学習」とか「交通安全」とかあって、これは「家庭学習」…なんだけど、それは標語じゃねぇだろう(笑)。でも、書いた子も、それをそのまま貼らせた親・先生?も、なんか良いな、と思った。
とまぁ、そんな感じの旅でした。
渡嘉敷集落では、旧跡なども少し見て歩きました。ただ、「赤瓦にフクギ」というような、古き良き沖縄の景観はかすかな名残しかありませんでした。
座間味もそうでしたが、戦争の被害が特に酷かったのでしょう。「自決」などに関する碑もいくつかありました。
海の現状も含め、いつもよりも「楽しさ」より複雑な気分を多く味わった旅だったように思います。

おまけですが、右は林道で見かけたハブの轢死体と南の浜辺で見かけたオカヤドカリです。なお、山は豊かな森で、鳥を見に来るには良さそうでした。