天売島・焼尻島
以前から行こう行こうと思っていた島。
北海道にいてすら、なかなかいきづらい場所にある。
本来であれば、花が咲き、海鳥がたくさん繁殖している夏場に行きたかったところ。ウニも美味しいし(笑)。
なかなか都合よくは行かないが、時間が取れたので出かけてきた。
天売島の断崖。
シーズンともなれば、ここは海鳥たちの大繁殖地になっているらしい。
時期はずれのこのときは、アマツバメたちが舞っているのがみえるくらい。
晴れているのに不思議なほど風が無く、遠くに利尻島が見えました。
こちらは焼尻島。島の真ん中にある、牧場を貫く道。
両島は、形も違いますが、人の営みの関与の違いもあり、風景がまったく異なっています。
花と海鳥の見られる時期に行ったらどう感じるかわかりませんが、今回見る限りでは、焼尻島に親近感を感じました。
この風景は、うっそうとした森を抜けたと同時に、眼前に広がります。
ここを自転車を借りての〜んびり走りました。その気分たるや、最高です♪
最高標高点まで登って下りに向かうと、こんな風景が見えてきます。
最高標高点と言っても、ひとつ上の写真のようななだらかな道なので、いわゆる“ままちゃり”で登ってもしんどくはありません。
でも、帰りのこの下り道は気分爽快!、なのです♪
花こそちらほらとしか残っていませんでしたが、ススキの原が広がっていて、とてもきれい。
その向こうでは、海が輝いていました。
カモメの類やウの類が飛んでいましたが、時にタカやハヤブサの姿も見えて、平穏な空気にインパクトを与えてくれていました。
光はまぶしく、暖かいですが、太陽がこの角度まで降りてくると、空気はすぐに冷たくなってきます。
リュックに詰め込んでいた上着を取り出したくなる頃合ですね。
島を一回り終える頃には、お茶もお菓子も無くなって、リュックは軽〜くなります(笑)。
体の方の、摂取エネルギーと消費エネルギーの差引は、なんとも言えませんね(苦笑)。
ウニと並んで有名な“食材”です(笑)。
サフォークと呼ばれる種類の羊ですね。顔が黒いんです。
あちこちにたくさん放牧されていて、のどかな風景を演出して目を楽しませてくれました。
残念ながら、舌で楽しむことは出来ませんでしたが(苦笑)。
高級食材として遠方に出荷されてしまうので、島でもなかなか味わえないそうです。
北海道というのは、明治になってから開拓された新しい地なので(アイヌの人ではなく、われわれ和人にとっては、ですが)、神社・仏閣など、歴史を感じて楽しむ要素は少ないです。
でも、海を見下ろす場所にあったこの神社は、小さいですがとても雰囲気の良いところでした。
鳥居から社へ続く参道には、ノコンギクが咲き乱れ、タテハチョウが舞っていました。