利尻島・礼文島
これまで南の島ばかり旅していたのですが、「島」という世界に興味があるわけで、北のこれらの島々も以前から行きたい場所でした。
東京からはまず稚内空港へ。稚内でレンタカーを借り、フェリーにてまずは利尻島へ。これは洋上からの礼文島の眺めです。カモメたちの姿が絵になってますが、観光客がエサを与えているためです。野生の生物にエサを与えるのはやめましょう。
間近に迫ってきた利尻島。利尻富士の雄大かつ優美な姿が眼前に広がります。上陸への期待が高まってくるひとときです。
利尻富士は、島内のどこから眺めても実に美しかったです。何を前景においても絵になり、ついついフィルムを消費してしまいます。
これはポン山というところで撮ったイワギキョウです。荒涼とした岩場を彩っていました。
これは礼文島のお花畑。利尻島は、利尻富士の中腹まで森林帯になってますが、礼文は標高の低いところからこんなお花畑が広がっています。場所によって咲いている種類が違ったりするし、地形や周辺の風景が多彩なので、どこへ行っても楽しめました。
細長い花穂をつけたイブキトラノオを逆光で撮ってみました。実際の写真はもう少しいい感じなんですけど(苦笑)。
花畑を前景に、利尻富士を遠景においてみました。時々ノゴマという姿と声のきれいな鳥が出てきてくれて、楽しい夕方の散策でした。
エゾカンゾウという黄色い有名な花をメインに、礼文の特徴的な地形を背景に構図を取ってみました。エゾカンゾウは季節的にも終わりかけでしたが、ところどころでまだきれいに咲いてくれていました。
これはエゾタネツケバナ。小さくてかわいらしい、清楚な花でした。
島の西側、何も視界をさえぎるものの無いなかで、凪いだ水平線のかなたに夕陽が沈んでいきました。
なんて、ロマンチックな雰囲気ですが、実際はウニをたべまくっていた“いやしい”旅でもありました(笑)。舌の上でとろけるウニの甘味、それを日本酒で洗い・・・。う〜ん、また行きたい!