大原
京都・・・は、これまでかなり行ったと思う。いや、遊びよりも仕事の方が多いけど。まぁでも、あれやこれやで足を延ばして、たぶん主だったエリアはだいたいは行ってるんだと思う。青蓮院みたいに何度か足を運んだところもあるし。そしてもちろん、それぞれに記憶が残っている。
しかし。なぜか、大原についてはあんまり記憶が残っていなかった。理由はまったくわからない。
そういう意味で、今回、2度目の訪問機会となり、どんな印象となるのかは自分でも興味深く・・・
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今回は普通の土日の2日間なので、至って軽い気分。旅というよりは遠足? 初日は何も予定は考えず、駅の観光案内所での情報収集から開始。おりしも京都は桜がちょうど満開。「さくらマップ」という冊子に今まで行ったことのないマイナー?なお寺さんが出ていたので、そこを周ってみることにした。
こちらは立本寺さん。ちょうど雨上がりのしっとりした雰囲気が良かった。
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続いて雨宝院さん。花の写真だけだとお寺がどんなかわからないですね(笑)。こちらは小さなお寺さんだけど、とても良い雰囲気。そして、花もさることながら、拝観させていただいた観音様がまた・・・お美しい! びっくりでした。
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そうか、この辺が西陣なのか、日蓮宗系のお寺さんが多いなぁ。茶道関係の建物やお店が多いなぁ・・・などと思いながら歩き、続いて本法寺さん。展示されていた長谷川等伯の絵がそれっぽくなくてちょっと意外だったかな。こちらのお寺さんに着く頃には、青空も見えて来た。
花吹雪が美しい・・・
神様か仏様かわかりませんが、ありがとうございます!
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そのあとは地下鉄に乗って大原方面へ。山が間近に見えてくると、これまでと雰囲気がまったく変わる。
こちらは蓮華寺さん。お寺のお名前としてはいかにもだけど、今までまったく認識してなかった。ちょいと寄り道・・・のつもりだったのだけど、思いのほか素敵な佇まいに嬉しい驚き。抹茶席のお庭には小川が流れているという贅沢さ。しばし、春の日差しと清涼な空気を楽しんだのは言うまでもありません。

右の写真は「苔」です。どこのお寺さんも、苔や、生態学で言うところのSpring ephemeralの花たちがとてもきれいでした。
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続いて日曜日。
まずは宿の近くの阿弥陀寺さんへ。洛北大原のさらに標高の高い場所ということで、こちらでは梅が満開状態でした。写真は境内にいらした仏様。5人並んでいらしたんだけど、表情がわかるように3人だけでゴメンなさい(苦笑)。
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そして、皆さまご存知の大原と言えば三千院。
んー、やっぱりほとんど記憶が甦って来ない(苦笑)。良いお寺さんだと思います。なんで覚えてないんだろう?
わらべ地蔵さんの目の前にショウジョウバカマが咲いているのが、ちょうどお似合い。
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こちらは来迎院さん。三千院周りの喧騒が嘘のように静か。
音無の滝も美しい流れ。ただし、その下流は砂防ダムや護岸がびっちりでちょっと趣に欠けるのが残念。この地形では仕方のないことと思いつつ・・・
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お昼ごはんは、三千院門前の京美茶屋さんにて。
自家製の湯葉に、ごま豆腐、焚き合わせ、豆乳チーズケーキ。美味くないわけがない♪
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そして、今回の最大の目的地、実光院さん。
うーん・・・私の写真では魅力が伝わらない(苦笑)。ほんとにいろんなお花が咲いている。お手入れがさぞ大変なんだろうなぁ・・・と思う。そのおかげでこうして楽しませていただける訳で、ほんとにありがたいこと。
こちらの桜は「不断桜」と呼ばれ、秋からずっと咲いているそう。遠景写真だと魅力がわかりにくいけど、近くで見ると花弁が可憐でとてもかわいらしい。
左はイカリソウだったかな? もっといろいろな草木が咲いてました。しかし、なんでこうしたお寺さんを訪問した記憶が無くなっていたのかほんと不思議(苦笑)。
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最後は、勝林院さんに宝泉院さん。もちろんどちらも素敵でした。やっぱ京都は良いな♪