水納島 その4(2)
初めてこの島に来たときは青々していた木が、だいぶ枯れてしまっている。
その向こうに沈んでいく夕陽。
もし今回が初めての来島だったなら、この枯れた木も違ったイメージで捉えられたのかもしれない。
自分と世界との間の不思議な関係。不可逆的に、相互作用を与えつつ、変わって行く。その先はどこへ行くのだろう?
美しいものの前に言葉は無力である。
言葉は伝えるべきことを明確にするために、意味を限定してしまう。
美しいものが包含しているものは、あいまいだけれど広くて深くて、それでいて確かなものである。
島の“メインストリート”、その名は「南北1号線」。
両側は牧場である。
今回は“脱走牛”が少なくて、牛糞をよけて歩く気遣いが少なかったものの、それはそれでなんだかつまらなくて寂しい気もした(笑)。
朝に昼に夕に、友人たちと気ままにこの道を歩くひと時は、それだけで楽しいのである。
これは南東側の浜。
今回は海でたくさんのカメを見たが、ここでも1頭、のんびりと泳いでいるのを見かけた。
あんな風に海にたゆたっていたら、気持ち良いだろうな〜。
同じく南東側の浜。
ここは青珊瑚のかけらや星砂(有孔虫の殻)が落ちている。
西の浜までは歩くと結構遠いけど、ここはわりと近いので、ちょっとした散歩にはうってつけ。
陽射しが強烈でさえなければ、波音を聞きながらのんびりすると気持ち良いのです。
夕陽です。まんまる。
今回は、見事な星空、というのは見られなかったなぁ。ちょっと残念。
でも、何もかもを欲張るのはぜいたくすぎますね(苦笑)。
こんな夕陽が1度でも見られたら、それだけでも素晴らしいのだから。
廃屋のブーゲンビリア。
今回は咲き様が控えめ?だったので、一部をアップにしてみました。
珊瑚は・・・だいぶひどかった。
ここの珊瑚は人が来ないだけに本当に素晴らしいのだけれど、今回は死んでしまったものばかりが目に付いて、以前の華やかさには程遠かった。
それでも、場所を選べばこういう姿も見ることは出来る。写真ではどうにもわからないけれど、この紫色したものなんて、淡く光っている感じでとても幻想的なんですよ。
他にもいろんな色・形のものがあって、色とりどりの魚もたくさん!
巨大なエイや10数頭のカメの“休憩所”も見かけたりして、やっぱり大満足なのでした。
案内してくださったMさんには、毎回のことながら、感謝感謝であります♪
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