カントーは大きな街。お寺もいっぱいあった。
左はベトナム系のお寺。右はクメール系のお寺。この2つは隣り合っていた。中国系のお寺もすぐ近くにあったし、これら以外にちょっと散策している間にいくつも見かけた。
いろんな民族・文化の人たちが共生している・・・と見ていいのか、同じ場所に住んでいながら交わらずに独自性を維持している・・・と見るべきか。どちらも同じ意味なのかもしれませんが、それぞれの人たちがどんな思いを持っているのか、ちょっと聞いてみたい気はしました。
ホーチミンに戻ってきてしまった・・・
旅の終わり、大都会、両方の意味で「あーぁ」と思うわけである(苦笑)。
まぁでも、それはそれとして楽しむ。これはベトナムの新興宗教の「カオダイ教」の礼拝堂。キリスト教とイスラム教と仏教と儒教、道教をすべて取り込んたものだそうで。(祭壇の上方に釈迦やキリストたちの姿が飾られている)
考え方として悪いとは思わないけれど、率直な感想として「なんじゃそりゃ?」というのは正直なところ。ガイドさんに「信者ではないベトナムの人はどう思ってるの?」と聞くと、まぁやはり日本における新興宗教へのその他大多数の見方と同じようなものであるらしい。
礼拝の様子を少し見たけれど、その様子は当たり前とは言え真剣そのもの。
宗教ってなんだろう・・・という普遍的なこと、外から来たものを取り入れてきたベトナムの文化の面白さ、同じような立場でありながら消化の仕方がずいぶん違うような気がする日本人のこと・・・結論の出ない思考がとりとめなくぐるぐると回ってしまうのです。
ホーチミンの市内には、フランス植民地時代の建物が残っています。
左上は名前もそのまま「ノートルダム大聖堂」、右は現在は人民委員会が入っているそうで。
旧時代や他民族の支配者を感じさせる建物などは破壊されるケースの方が多いような気がするのだけれど、「共産党」という革命的かつ原理的で質実剛健な労働者階級の趣向・・・という先入観からは違和感を感じるほどに、合理的な判断というか細かいことは気にしないというか・・・
外から来たものへの抵抗感の無さというのは、この国のしたたかさでもあるのでしょうけれど。
同じベトナム料理も、ホーチミン市内のちょっと洒落たレストランでは、洗練された内容になっていました。お値段もそれ相応に(笑)。
水辺に人が集まるのは万国共通でしょうか。夕暮れ時には若いカップルが似合いますね。
舟でどこかの島(中州)に上陸したときの写真です。先を歩くのはガイドさん。
道端にバナナが実っていて、庭先にハイビスカスが咲いてて、きれいなチョウが停まってる。
とても平和な感じ。なぜこんな国があんな戦争をしなければならなかったのだろう。
「ミトー」の街。ここはホーチミンからも日帰りで来られる場所なので、「観光地」の色合いがかなり強くなっている。やっぱり田舎の方が良いな・・・という私の趣向を再確認してしまう。
今回のような「ツアー」では(個人手配とは言え)なんだかんだと観光施設を連れまわされるので、あちらこちらの「果樹園」に寄っては右の写真のような果物を食べまくっていた。私は果物はほとんどなんでも好きなので、ここぞとばかりに(だって日本では食べられないから)ほんとに食べまくった。
写真の一番上がマンゴー、右周りにパパイア、パイナップル、ジャックフルーツ、最後は・・・名前忘れました。柿みたいな形と味でした。私のお気に入りはマンゴーとジャックフルーツです。他の場所では、この写真には無いものもいろいろ食べました。
次は「ヴィンロン」という街。ここの市場もすごく大きかった。
ここではついにあの「ドリアン」を買い食いしてみました。・・・いや、別に臭い(匂い、ではなく)はそれほどは気にならなかったけど、さほど美味しいとも思わず。普通にマンゴーの方がずっと良いや、という感想でした。
右の写真は屋台が並んでいるところ。いろいろ美味しそうでしたが、なかなか通りがかりの観光客状態だと手が出ません。連泊ののんびり旅行ならそんな時間も持てるのでしょうが。お菓子だけ買って我慢?しました。そのお菓子はとても美味しかった!(基本的に、なんでもココナツの味がするのです。私はココナツ好きなのです)
今回はメコンデルタだけだったし、前回は中部のホイアンしか行っていない。
やはり、山岳地域や北部地域も行ってみたい・・・と、やはり旅というのは興味が尽きないものです。