車山・蓼科
たて続けに、信州方面への小旅行に行ってまいりました。
まだ花も咲いていたし、紅葉もそこそこ良いし、天気も最高!
北海道に住んでいると、地形・動植物の違いなんかがより一層感じられて、面白かったりします。
これは、車山の山頂から降りかけたあたりで撮ったように思います。
平らになった地形のところが、草原になっていました。
空の青さとあわせて、とても爽やかな風景でした。
マツムシソウです。
私は大学の時は植物を相手にしていたのですが、分類をやっていたわけではないので、種類はあまり知りません。
この草も名前こそ聞いたことはありましたが、見たのはたぶん初めて?
かわいらしい、やさしい雰囲気の花ですね。
ここはスキー場のようなので、人が管理している環境だからこそ、こうして生きているのかもしれません。
だから良い、とか、悪い、とか、そういう判断は難しいですね。
空をタカの仲間が飛んでいましたが、彼らにはどう見えるんでしょうか。
ススキの穂というのは、とてもきれいだと思います。
いかにも日本的な美しさ、でしょうか。
色は派手でないし、形もシンプルなんですけどね。
こんな場所で、月を眺めてみたいものですね。寒そうですが(笑)。
これはいったいなんでしょう??
草に「泡」がくっついていました。
虫の仕業でしょうか? それとも、茎からなんかが出てるんでしょうか?
そっと触れてもこわれませんでした。
虹色に輝いて、何か異次元?の物体のようです(笑)。
八島ヶ原湿原というところです。
針広混交林の中に、湿地が広がっています。
草紅葉、とはほめすぎかもしれないですが、赤っぽい草の色と水面に映った空と雲の色が、良い感じのコントラストになってました。
坪庭というところです。
ここはかなり標高が高く、ほとんどが針葉樹、しかも丈の低いハイマツなども多くなっています。
広葉樹が生きていける世界とは違っていて、人を寄せ付けない雰囲気があります。
自然の風景の中でも、心が広がるような風景と、心が引き締まるような風景がありますが、ここは引き締まる場所ですね。
心が広がるというのは、自分と自然と一体化していくような感じ。
それに対して心が引き締まるというのは、自分は自分である、という意識を持って自然に対峙する、という感じでしょうか。
どちらも大切な感覚のように思います。
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