ケニア
出張の後半はケニア。さすがに遠かった・・・。
今回はロンドン経由だったのだけれど、ドイツ経由の往路はともかく、帰りは2連続の機内泊で辛かったです。
でも、初めてのヨーロッパ以外の海外。しかも、子どもの頃から好きだった野生の大型哺乳動物がみられるとあって(いや、仕事の部分以外で、ですが(笑))、とても楽しみでした。
そして、その期待にたがわぬ地、でした!
雄大な風景です。ここは、大地溝帯。
大地の裂け目、つまり大地が産み出される場所であると同時に、人類の発祥の地でもあると言われています。
もし自分がこうした風景の中で生まれ育ったなら、いったい何を考え、何を求めて生きていたでしょう?
大人、特に男性は、日がな一日、何をするでもなく所在無げに過ごしている人が多かったですが、子どもはどこに行っても明るく元気でした(病気っぽい子もいましたが)。
視察先の施設にとなりあわせてあった小学校?の子どもたちが、視察団を目にするやこんな感じで“大歓迎”してくれました。
もちろん、こちらも手を振って応えたのは言うまでもありません(こういうとき、施設を見るのなんて、どうでも良いですね、はっきり言って(笑))。
ナクル湖というフラミンゴで有名な湖です。
湖と言っても、流出河川が無いので塩分が非常に高くなっています。
ここで育つ藻類を食べて、ものすごくたくさんのフラミンゴが生活しています。
写真のピンク色の点々は、すべてフラミンゴ。ちょっと大きい白いのはペリカンです。
ほかにも、何種類かの鳥がいました。
こうして湖畔に立っていると、羽ばたきの音がすごいんですよー。
湖の水はきれいとは言えない(←控えめな言い方)のですが、こうした風景はとても美しいです。
湖岸沿いのピンク色の点々が、すべてフラミンゴ。でも、集中しているのは湖岸ですが、写真では見えませんけど湖全体にいるんですよ。
湖を含む広い範囲が国立公園になっていて、大型の哺乳動物もたくさんいます。
これは、シロサイ。
もともとここにいたものではない、というような説明をレンジャーさんが言っていたように思うけれど、私の聞き取り能力では定かではありません(苦笑)。
いずれにしても、動物園などで見るのとは違う、活き活きとした動物の姿は、見ていると惚れ惚れします。
外でお昼ご飯を食べようとしたら、スコールになってしまいました。
タイミング悪いな〜、と思っていたら、こんな虹が!
わかりにくいとは思いますが、二重の虹だったのです。
神秘を感じました。
こちらはアンボセリという、タンザニアとの国境のキリマンジャロの麓の国立公園です。
ナクルとはまた違った動物たちがいて、これは親子のゾウ。
微笑ましい光景でした。
地平の彼方まで草原が広がり、動物たちが点々と見えます。
シマウマやゾウのほかにも、ヌー、ガゼルの類、ハイエナ、ライオン、キリン、バッファロー、イボイノシシ、ダチョウ、ハゲワシ・・・
多くの動物たちに出会うことが出来ました。
いつまでも、こうした風景がここにありますように。