滋賀 東近江
木曜・金曜と琵琶湖方面に出張…とあれば、延泊してこれまでほぼ未開拓の滋賀県内のお寺巡りでもしてみよう、ということで1日周ってきた。
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のっけから食べ物の写真になりますが…(笑)。
近江八幡の「八幡酒蔵工房」さんに泊まりたい!という強い気持ちもあったのでした。こちらでは、美味しいお野菜に美味しいお米に…美味しいお酒♪ そして頼んでおけば近江牛も♪
どれもこれも美味しくて大満足…
お宿の方とのお話も楽しいのです。ぜったいまた行くぞ。
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*前回の近江八幡の旅
近江八幡は街自体も魅力的だし、前回の旅の時の「biwakoビエンナーレ」の青木美歌さんの作品も展示延長になっているので、また行かないと。少なくとも、来年のビエンナーレには必ず。

と言う訳で、今回は八幡様にお参りだけして、レンタカーやさんへ…
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近江のお寺を周ろうと思った直接のきっかけは、白洲正子さんの展覧会を見に行ったことだった。
最初に行ったのは「桑実寺」で、ここも白洲さんの著書の『かくれ里』に出ている。このほかのお寺のいくつかも、本と照らし合わせながら訪れたわけではないけれど、白洲さんがお参りして歩いたところを追いかけた形になった。また復習してみようと思う。
桑実寺は、石段をえんえんと登って行ったところにあった…と言うか、このほかのお寺も「石段をえんえんと…」というお寺の多かったこと(苦笑)。
左の写真は、まだ境内に入る前の、駐車場からの道のり。右は、その石段…の一部(笑)。
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重文になっている本堂。中には薬師さんを中心に祀られている。清浄な気配の良いお寺さん。
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続いて、近くの「教林坊」さん。ここは、荒れ寺状態だったのを、現在の若いご住職さんが頑張って整備されたのだそう。今となっては荒れていたのが想像もできないほど、素敵なお庭と建物になっている。
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書院の縁側に腰掛けて、庭や本堂を眺め、しばしぼーっと…
そして、すがすがしい気分で門を出て、木漏れ日を浴びながら駐車場に向かう…
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次も近くの「石馬寺」。参道の途中にいらした石仏さんたち。
こちらのお寺さんにいらしたのは、迫力ある仏さんたちだった。
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本当は、今回の1日で湖東から湖南にかけてのお寺を見ておこう…と思ったのだけど、ココまでの午前中で3つしか見られず、しかも地図を見る限りお寺の数は膨大…
最初は茫然…だったけど、かなり早い段階で諦観になったろうか(笑)。ま、今後も楽しみがあるということで。
そんな気分で、東近江の観光パンフで見つけた「Cure'l」というカフェでのんびり昼食。
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午後は、湖東三山と呼ばれる「百済寺」、「金剛輪寺」、「西明寺」を見て周った。写真は金剛輪寺。どこも良かったんだけど、人もそれなりに多くて…贅沢だとわかってはいても、「静かな方が…」と思ってしまう(苦笑)。
西明寺では、内陣の拝観中にたまたま人が途切れて、「お一人だから…」と言いながら係りの人がライトを使って少し仏様の見え方を解説してくれた。光の当て方であんなに表情が変わるというのはびっくりだった! 解説してくれた係りの方、ありがとうございました!
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夕方は、途中のお寺で買ってしまった『びわ湖百八霊場公式ガイド』なんてものを手にしながら、いくつかのお寺にアプローチしたけれど、たどり着けたのは「千樹禅寺」だけ。そこも小さなお堂が建つばかりで、仏様も御前立の小さな小さな観音さんがいらっしゃるだけ。また出直そう…と思った次第。

で、最後はやっぱりまた食べ物へ(笑)。近江八幡の駅近くで「かね安」さんというお店を見つけ、入ってみた。店主さんが話の面白い方で、冷蔵庫で「枝肉」と呼ばれる、つまりは牛の半身を見せてくださった。迫力あります。名前は「よしえ」ちゃんだそうで、証明書のコピーまでお土産にいただけます。そして、注文したのはすき焼き定食。美味かった♪
調理順に写真を並べてみました(笑)。90を越えた元気なおばあちゃんが目の前で焼いてくれます。こちらもまた行こうっと!