ベルガモ・クルゾーネ
ひさしぶりに姉の住むイタリアへ行った。今回は両親を連れて。それが目的だったので、私個人はただただのんびりするつもりで。そのため「名所」的な写真はありませんです。かわりに、かの地での生活の空気を感じてもらえると良いかと思います。
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姉の住むベルガモ市ラニカにある教会を、青空をバックに見上げて。ここで5年前に行われた結婚式の素晴らしさは、忘れることはないでしょう。
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これはベルガモの中心です。撮影地点がチッタ・バッサと呼ばれる新しい街、遠くの高台にあるのがチッタ・アルタと呼ばれる古い街。チッタ・アルタはミラノ近郊の観光地で、休日などは訪れる人も多いです。
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ラニカにある姉の家の裏山から街を見下ろしたところ。ベルガモの郊外にある緑豊かな閑静な住宅街です。
裏山の頂上にある十字架です。晴れた日には、陽に輝く姿が麓から見えます。手前にリュックと上着をわざと放って置いてみたのですが、想定していたような“雰囲気”は出てくれませんでした(苦笑)。
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麓から頂上へ至るハイキングコース。標高差400mくらいあって、結構きつかった・・・。雑木林の中は鳥がたくさんいて気持ち良かったけど、花などは咲いてなくてその点はちょっと寂しかったかな。
姉の家の屋上から裏山を見たところ。右側のピークが十字架のあるところです。左側には牧場があって、アグリ・ツーリズモ(農業旅行、って訳すと変な感じ(笑)。まぁ、そういう体験をしながら美味しいもの食べてのんびり過ごそう、っていう新しいタイプの旅行スタイルですね。イタリアでは最近盛んなようです)を始めたそうです。
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同じく姉の家の屋上から。ちょっとわかりにくいですが、手前が庭で、道路をはさんで左奥が公園、右奥が牧草地です。毎週末には家族一同が集まって、庭のテーブルで昼食を共にして賑やかに過ごします。左手前にハンモックがあるのですが、美味しい昼食を食べた後、ワインでほのかに酔いながら、ここで昼寝をすると極上の気分が味わえるのです♪
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ほとんど観光らしい観光はしなかったのですが、ちょっとお出かけしたのがクルゾーネという街。小さな街ですが、なかなか雰囲気があって良いところです。左は古い時計。
右は街の高台にある教会。回廊のような構造になった正面が良い雰囲気です。
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教会の前庭のような場所がテラス状になり、街と谷向こうの山が眺められて、とても気持ちがいいです。この場所自体も、曲線を上手く使った形、聖人などの“置き物”、床や柵の装飾がよく出来ています。
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前庭から降りたところの床。とてもきれいに装飾してあります。
ちょうど床から壁にかけて、飾りの影がきれいに差し掛かっていました。
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前庭から眺めたクルゾーネの街並み。すこし古びた赤瓦の屋根が、なんとも言えない味わいを醸し出しています。
屋根越しに、谷向こうの牧場?と点在する家々の風景を撮ってみました。霞がかった空気の向こうに、まさに“牧歌的”な風景が展開されています。
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ヨーロッパの田舎町って、こういう細かいところに心が行き届いていて、感心します。これはカフェの軒先。こういうものを眺めて歩くだけでも楽しい。だから、都会よりものんびり歩ける小都市の方が良いし、かと言って、小都市だからといってすぐに見るものが無くなって飽きる、なんてことは無いですね。
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最後はふたたび姉の家から。ちょうど朝陽が顔を出したところを、部屋から撮りました。まぁ、たかだか1週間なんてほんとに短いけれど、両親は十分楽しんでくれたようで、それがなにより。私はまたそのうち、ここへはただただのんびりしに来ることでしょう・・・(“のんびり”とは、甥っ子が許してくれないかもしれないけど(笑))。