旅に出ると、いつも自分の中に新たなものの見方、考え方が生まれてきます。
 それを与えてくれるのは、旅先で出会う人であったり、食べ物であったり、風景であったり、つまりはその地の「文化」というものであろうと思います。旅に出るのは、こうしたものを得ることが目的だと言えます。
 ここではその一端、つまり私が捉えようとしたものの何がしか、「視線」の先にあったものをご紹介しています。

 いつのまにか、これほどの旅を重ねてきてしまいました。
 「轍(わだち)」という言葉と漢字を知ったのは、中学生の頃に好きだった、さだまさしさんの『夢の轍』というアルバムによってでした。こうして自分自身の“轍”を振り返ってみると、自分という人間の変化を客観的に眺められて感慨深いものもあります。そして不思議なことに、旅を通じて得られたものは、自分を新しい方向へ導くようでありながら、過去の自分を取り戻すような感覚でもあります。

 ご覧になっていただいて、何ごとかを感じ、一緒に考えていただけると嬉しく思います。
視線の轍
いらっしゃいませ。
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どうぞご覧ください
美味しかったものなどをご紹介してみようかと(北海道から)
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  更新日 : 2015.11.3
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