updated:2004/7/14      
花好きな母が       
バラをあまり植えていない事に       
最近気がつきました。       
春に咲くモッコウバラ以外       
我が家の庭にバラが無かったのです。       
尋ねてみると       
バラはあまりにも存在感がありすぎて       
母の好きな野原のような庭には       
似合わないと言うのです。        
そんな母が       
この「モーツァルト」と名づけられた       
つるバラの可憐な花を見たとき、       
まるで野バラが頬を染めて       
ささやいているようだったと       
話していました。       
よく見ると、この可憐な花は       
小さな女の子が       
頬を染めて笑っているようですね(*^_^*)       
              
このバラを買うときに       
「あなたの庭に連れて行って」と        
モーツァルトの声が聞こえたのかも       
しれません(*^^)v       
そのときの小さな苗木も       
三年のときが過ぎて       
初夏の控えめな庭に       
彩りを添えています。       
鉢植えで可愛そうだと       
心配する母に気を遣ってか       
沢山の可憐な花をつけてくれています。  
      
このつるバラは       
我が家の玄関の雨樋を隠す       
重要な役割を果たしながら       
ほかの花たちと共に風に揺られて       
道行く人たちに微笑んでいます。       
どの場所に植えたら       
その花が居心地よく育ってくれるのか       
そして一番素敵に見えるのかを       
母はいつも考えているそうです。      

「この庭に来てよかった」と       
母にささやいているような       
可愛いモーツァルトです。       
Mother's Gardenの感想やみなさんのお庭の写真などはこちらまでどうぞ(*^_^*)