updated:2004/10/11       
母はこの花を‘スピードリオン‘と呼んでいます。       
花数の少なくなる夏から秋にかけて       
元気に咲いてくれる強い花を探していた      
母の目に止まったのがこの花。       
それから5年が過ぎ、スピードリオンは期待に応えるかの様に      
毎年株を殖やしながら頑張って咲いてくれています(*^_^*)       
花期が長く、背丈が70cm以上もあるのですから       
とても見栄えがする花なのですが       
母は「この花は遠くから見ると目立つけれど       
近くで見ると一つ一つの花がなんとなく息苦しそうだ」と       
ちょっと不満げなのです。       
確かにこの花をじっくり見ていると       
「蛇が口を開けた様でアップで撮りたい花ではない・・・」と       
話す母の気持ちがよく解ります(>_<)       
母が覚えたばかりのインターネットで       
調べたところによると・・・         
   
学名や英名にまで、亀や蛇の語が使われていて      
少し驚きました。       
みなさんもそう見えて来ましたか?       
やはりこの花は、遠くから見たほうが良さそうです。
でも、精一杯首を伸ばした亀が       
自分に話しかけていると思うと       
なんとなく可愛らしくなってきたと       
母は早速庭に出て行き       
カメラを近づけていました。       
とても強くて育てやすいこのスピードリオンは       
秋の花たちが美しく咲くまでの間、       
我が家の庭に大きく貢献してくれました。       
「もっと可愛い名前に変えられないかな・・・」       
そんな気持ちになりました。       
和名・・・ジャコウソウモドキ       
     山野草の‘じゃ香草‘に似ているから       

別名・・・リオン       
     切花としては‘スピードリオン‘と呼ばれている       

学名・・・ケロネ       
     ギリシャ語で‘亀‘の意味       

英名・・・タートルヘッド・スネークヘッド       
     ‘亀の頭‘・‘蛇の頭‘の意味       
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