母はこの花を‘西洋マツムシソウと 呼んでいます。 花好きは母にとって、この地の遅い春は とてももどかしいらしく まだまだ霜の降りる朝があるというのに この苗を一番に買ってきました。 寒さにも強くたくましい花ですが 可愛らしい花を咲かせてくれています。
この薄いピンクのスカビオサと 可愛いピンクの小花の苗、 そして越冬したラミュウムの苗で寄せ植えをするのが 我が家の春の定番となっています。 母が言うのには、春の風に揺れるこの花を見ていると つい微笑んでしまうのだとか(*^_^*) この花には‘ピンクッション‘の愛称がついていますが ぽんぽんと揺れる可愛らしい姿を見て 裁縫をする女性が思わずそう呼んだのかも しれませんね。
朝の早い母が、障子戸を開けて 一番最初におはようと声をかけるこの花は 梅雨に入った今も元気に微笑んでくれています。 隣の夏椿の木に強い日差しをさえぎられて まだまだ可愛い花を 楽しませてくれそうです。