updated:2005/8/30    
夏休みを故郷で過ごす人たちで       
ほんの一瞬だけ賑わいを見せたこの田舎町も       
今はまた、もとの静けさを取り戻しました。       
そして、お盆が過ぎる頃には、、朝晩はしのぎやすくなり       
夏に弱い私もやっと元気を取り戻してきました。       
しかし、日中はまだまだ蒸し暑く、       
庭の花たちも残暑の中で辛そうです。       
そんな中で、母は汗だくになりながら       
庭の木の剪定や雑草取りに一生懸命です。       
「暑いから止めたら・・・?」と話す私に、       
「花も人と同じで暑いのだから       
出来るだけ根本を涼しくして風を送ってあげないと可哀相だから」       
と、母は言うのです。       
そして、やっとスッキリした庭で       
夏に花開くように植えられた白い花たちは       
そんな母の労をねぎらうように、涼しさを演出しています。       
・ 夏の暑さにも負けずに、元気に咲き続けるジニア(百日草)・・・写真右       

・ 白い蝶が細い枝先で揺れている様に咲くガウラ(ハクチョウソウ)・・・写真左下       

・ 初雪が降りたのではないかと思うほど       
      斑入りの葉を涼しげに見せているハツユキソウ・・・写真右下       
この他にも、ランタナ、インパチェンス、トレニア、ベルガモットなどが植えられていますが、       
やはり母は、白い色を選んで咲かせているようです。       
「夏ほど、白い花が爽やかに感じられる季節は無いね」と話す母の言葉を聞きながら庭を見ると、       
母の期待に応えるかのように、白い花たちが残暑の中でひんやりと咲いています。       
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