この花は、この地域では‘キョウガノコ‘と 呼ばれています。 暖かい地域ではもう花が終わっていると思いますが この地域では、梅雨の雨が降る少し前まで 綺麗に咲いていました。 この花も母が好きな花で 株分けをして沢山増やしています。 幼い頃に綿菓子のようなこの花に出会い 大好きになったようです。 今年も庭の様々な場所から 鮮やかな色を見せてくれました。
この綿菓子のような花の全体が一つの花だと 私は思っていたのですが 実際はこんなに小さな花が沢山集まり おしべがふわふわとした形を作っていました。 その一つ一つがとても美しく 童話の中の親指姫になって ふわふわの花の中に入っていきたくなる・・・ 母はこの花をこんな風に思っていたようです(^−^)
宿根草であるシモツケ草は 年を越すごとに大きく成長してくれます。 今年も涼しくなる時期を待って 母はこの花を株分けするのでしょう。 きっと何年か後には 庭がピンクの綿菓子のようにふわふわと揺らぎ 花の妖精と出会えそうな 可愛い庭になりそうです。