updated:2005/4/3   
冬の室内を彩るシクラメン。       
季節はもう桜の便りが聞かれる頃となりましたが       
我が家ではそのシクラメンがようやく満開となりました。       
五年目の春を迎えたシクラメンを見ながら       
「今年もまた、上手に咲かせてあげられなかった・・・」       
と母が呟いています。       
「こんなに沢山の花が付いているのに・・・」と不思議がる私に     
「葉が少なくてバランスが悪い」と言うのです。       
確かにお店のシクラメンは       
葉が沢山あり、活き活きして見えます。       
母が言うのには       
シクラメンの球根は夏の高温多湿に弱く       
夏越しが難しいとのこと・・・。       
そのために、春の終わり頃から       
完全に水を切ってこの球根を休眠させるか       
日陰の涼しい場所で葉を大切に育てるかの       
どちらかを選ぶそうです。       
母は球根を休眠させて夏を越させ       
秋から水と肥料を与えて育てるのですが       
なかなか葉を沢山育てられないとこぼしていました。       
でも、見るだけの私には       
株がしまっていない我が家のシクラメンでも       
はにかむように頬を染めて咲くこの花がとても愛らしく感じます。     
そして、花びらを下に向けて広げたかと思うと       
一枚ずつ上にあげてひっくり返るように咲くこの花の習性に       
「頑張るね」と声をかけたくなるのです^^       
冬の室内には欠かせない鉢花の定番となったシクラメンは       
つぼみと葉の数が多い締まった株が良いと言われています。       
でも曲がったり、茎の長さもまちまちなシクラメンもまた       
表情があって可愛らしいと思うのは私だけでしょうか。       
我が家のシクラメンは観賞価値には欠けたようですが       
今もまだ楽しそうに伸び伸びと咲いています。       
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