我が家の道路に面したフェンスには 北側で日陰という悪条件にも関わらず、 キイチゴ類のラズベリーが実を付けます。 これはそのラズベリーの花です。 この優しい花を見たくて 母は苗を植えたそうですが、 まさか痩せて陽の当たらないこの場所で 実を付けてくれるとは 思っていなかったようです。 この苗を植えて三年が過ぎた頃、 学校帰りの子供たちが この実が熟すのを待つようになりました。 花と実の二度の時期が楽しめると 母は喜んでいます。 今年もこの実がなる頃には 母と子供たちの楽しい会話が 聞こえることでしょう(^−^)
条件の悪い場所ですが、 季節に合わせていつも何かを咲かせていようと 母も頑張っているようです。 春はアイビーの若々しい緑、初夏はラズベリー、 それが終わるとフェンス一面に ‘七変化‘の名を持つアジサイが夏まで咲き続け 秋になると大きく茂るキンモクセイが 我が家を訪れる人を出迎えています。 同じ場所に一年を通して花を咲かせ続けることは なかなか難しそうです。 花に無理をさせず、庭に花を絶やさないようになれたら 素敵な庭ができそうですね。
この写真から一週間ほど経ちましたが 早い実が一つ、色を付け始めました。 今年は道行く小学生と競走しながら 私も実を食べてみなければと 今から準備態勢です(*^_^*) このラズベリーの花が終わると アジサイの出番。 そろそろ色づき始めてきたようです。 ラズベリーもアジサイも 梅雨の時期ならではの美しさを 見せてくれています。