updated:2004/11/21      
ホトトギスの名の由来は       
この花の花弁に入る紫色の小さな斑点が       
同名の鳥の胸の模様を思わせるためとのこと。       
この花が昔から茶花にも使われ愛好家も多いそうですが      
母は強烈すぎる紫色の斑点に覆われた花弁を       
どうしても好きになれなかったそうです。       
しかし、その母の気持ちを見事に変えたのが       
茶花に活けられたホトトギスを見た時だったとか・・・。       
母が好きになれない斑点模様があったにも関わらず       
何とも言えない落ち着きのある姿に       
母は感動したと話していました。       
そして、花に向かう人の心と感性の違いが       
こんなにも花の印象を変えるのだと知った時から       
母はじっくりと花を見るようになったそうです。       
花を咲かせるだけでなくその花の美しさを人に伝えるためには    
自分がもっと花に近づこうと思ったのでしょう。       
茶花に活けられたホトトギスは       
その後、株分けされて我が家にやってきました。       
「食わず嫌い」を反省した母は       
ホトトギスの好きな湿り気のある半日陰に植えて     
大切に育てています。       
母の写した写真からは       
ホトトギスを好きになった母の気持ちが       
伝わってきそうです。       
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