人は美しいものを見た時に感動をします。
感性が鋭ければ鋭いほど、綺麗だ、可愛い、凄い、自然の造形美にうっとり、言葉でいろいろ表現されます。
感動をすると、脳の中にド-パミンが分泌され幸せな気分になるようです。
この幸せな気分を残しておきたい、他の人に知らせたい、これを画像で表現したのが写真なのでしょう。
花を見て、何に感動したのか、綺麗、可愛い、可憐、造形、力強さ、生命力、自然のサイクル、無常、 言葉で表してもいろいろな種類の感動があります。
夫々の感動は違いますから、これを表現し、映像で他の人に伝えるには、際立たせることが必要です。
このために写真ではいろいろのテクニックが用意されています。
1.感動の主体をはっきりさせる
@画面いっぱいに、主体を撮影する、
A主体以外をボケさせる
2.主体の印象をあげる
@配光に気を配り、たとえばレンブラント照明を使う。
A逆光を使う、
B柔らかい光線を使う
3.主体以外の背景、補助役を工夫する
黒バック、空バック、主体の印象を補助する色をボケさせて入れる
この他にも、たくさんのテクニックがあり、いままで誰も気がつかなかったテクニックを使い、写真を表現したくて,多くの方が努力しています。
私のさくらそう写真は,たくさん栽培して札落ちが出て、名前がわからなくなるのを写真で残すのが原点。
可愛さ、優しさ、美しさ、そして記録ですから黒バック曇天がメインの撮影になります。
写真として、さくらそうの可愛さ、優しさ、美しさを表現するには,黒バックだけでは物足りないと思います。