拡散逆光を使う

花を優しい花姿に撮影するには、光を逆光気味に使い、拡散光源にすると良い結果が
得られます。大変難しそうな話ですが簡単です。
用意するものは、ダンボールの箱、アルミホイール、発砲スチロールの板、プリンターで作成した
グラディションペイパー、拡散光源を作るトレーシングペイパー,写真用の電球です。
これらの材料で作ったスタジオが下の写真です。

優しい花姿に撮影されました
しかし正面の下向きに咲いている花に光がまわっていません

花の手前に反射板(発砲スチロールノ板)を置き、前側から光をまわしてみました。
柔らかな光に包まれ、よく光がまわり
優しい感じが表現できました
しかし、よく見ると気になる箇所があります。真ん中の右上花、4時方向の花びらに、
何か赤いものがのぞいています、蕾の先端なのですが、ほんのわずかなので、
見苦しくなります。ほんのわずかカメラの位置を動かして撮影すれば良かったのですが
後の祭りです。
仕方がありません画像処理で直しました。デジカメで撮影すると、こんなことも出来ます。

このスタジオで撮影した写真です。