一眼レフについて

レンズ交換式一眼レフはどうして生まれたたのか?

  レンズ開発製造の技術が未熟だった時代、広角や望遠の写真を撮りたい人はどうしても複数のレンズを用意しなければなりません。
この要望に一番最初にこたえたのが、レンズ交換式レンジファインダーカメラでした
レンジファインダー式の問題は、レンズを交換するときに、広角、標準,望遠それぞれの角画にあわせてファインダーの画角を切り替え、パララックスを調整する複雑な機構が必要でした。しかもこれらを正確に調整するのは至難の業、おおよそ合っていればOK.ピントは二重像合致式でした。
これらのファインダーの問題を一気に解決したのが一眼レフ。結像光学系の中に大きなミラーをいれ、ペンタプリズムを介してファインダー光学系を完成させました。
しかし、撮影のたびに大きなミラーを跳ね上げる複雑な機構、ガラスの大きな塊ペンタプリズムが必要になりこのためにカメラが大きくなり重くなりってしまいました。さらにレリーズボタンを押してから実際のシャッターが下りるまでの時間も掛かることになってしまったのです でもファインダーの魅力は他の問題に勝り一眼レフが一気に花開きました。

現在、コンピユーターの発達の恩恵で、設計、製造技術が大きく進歩しズームレンズが一般的になりました。日常撮影するシーンは殆どズームレンズ一本で間に合い、デジタルカメラでは、撮像素子がフイルム式に比べて小さいのことを生かしマクロ撮影まで可能になり、 あえてレンズを交換する必要がなくなっています
それでもレンズ交換式の一眼レフが必要な方は
1.ズームレンズでカバーする画角を越えた撮影をしたい。
  小鳥の撮影(300〜1000ミリ)、遠いところからのスポーツ写真、三脚が必須
2.超マクロ、顕微鏡写真
3.ソフトフォーカスレンズ
4.天体写真
5.特殊効果のレンズ
6.ズームレンズでは飽き足らない解像、ボケの効果
7.価格より性能(一般のアマチュアにはオーバー)にこだわる。
などでしょうか
ズームレンズ一本を買うのであればレンズ交換式はもったいないですね。

ユーザーの心理
1.当面はズーム一本で我慢する、お金に余裕画が出来たとき買い足したい、
(夢を未来に残 す)
2.プロが使っている機材は、それなりに良いのではないか?
 道具で差が出るのは我慢できない

メーカーサイド
1.レンズ交換式はカメラを販売した後、レンズ付属品を後から買ってくれる可能性があり、顧客を固定客に出来る。
2.付属品は比較的価格が安定する
3.最高級のカメラを発売することで、メーカーとしての知名度が上がる

販売サイド
1、レンズ交換式は顧客がリピーターになる可能性があり、お店としては積極的に販売をしたい

これらの要素が絡み合いレンズ交換式一眼レフがよく売れる時代なのです。
勿論良いことがあります。
一眼レフの交換レンズはメーカーのフラグシップです、技術の粋を結集して性能にこだわりますから、価格は高いですが、一般的に性能の良いレンズが手に入ります。